音痴・吃音・プレゼンの悩み

ヴォイスティーチャーの高牧康です。
5000人以上の音痴の人と向き合ってきました。

めだかの学校が歌えなくても音痴じゃない

2017-03-27 17:08:26 | 音痴

音痴にもいろいろ種類があります。

「めだかの学校」のように1オクターブ(ドレミファソラシドの8つの音)で作られている歌が歌えないという事は、

1オクターブの音域が出せない、という事になります。

童謡や唱歌、といった子供向けの曲は、子供音域に合わせてありますから、こうした1オクターブのものが多いのです。

しかし、もっと狭い音域、1オクターブ以下の曲があったらどうでしょう!

それも、童謡、唱歌ではなく。

ジャズにありました。

5つの音で歌えるジャズ曲はこちら→


音痴の原因は歌のうろ覚え、でも、なかなか覚えられない。

2017-03-24 18:31:23 | 音痴


Q.歌が覚えられないのですが、どうしたらいいでしょう

A.音痴の原因の一つに、歌が覚えられない、というのがあります。

どうして覚えられないのでしょう。

周りには数回聴いただけ、その歌をすぐに覚え歌える人がいるのに、音痴の人はなぜ、覚えられないのでしょう。

それは、聴き方に問題があるからです。

「何回も聴いてこの曲を覚えてきてください。」と宿題を出しても、音痴の人は「なかなか覚えられません」と根を上げます。

こうして根をあげることが音痴から抜け出せない、要因の一つなのです。

聴き方、覚え方にコツがあれば、と問われるので、わたしは、こう答えます。

当たり前だと思われるかもしれませんが、これができないのです。

曲を覚えるためには→音痴矯正.com

 



 


音痴が直りやすい人、直り難い人(その3)

2017-03-17 15:45:56 | 音痴

音痴が直りやすいのは、どんな人かを

(1)では、他に習い事をしている人、理由は、習い事は模倣から始まるので、真似ることになれているから

(2)では、音痴克服に1度失敗している人、理由は、なぜ上手くいかなかったか、を分析すると上手くいく方法が見えてくるから、

      もう一つに、一度失敗したのに、再度チャレンジしようとする意欲が高いから

でした。

では、男性と女性とではどちらが直りやすいのでしょうか?

それは、女性です。

その理由は、女性の方が男性に比べて受容することに長けているのかもしれません。

楽曲を丁寧に覚えたり、注意されたことを忠実に直そうとします。

男性は冒険的な一面があるので、いろいろ工夫しようとします。

楽曲を覚える時も、聴いて歌詞を覚えてきて、といっても、ネットで歌詞をプリントアウトして、言葉として覚えてきてしまうことがあります。

これでは、メロディやリズム、バックに流れるハーモニーも一緒に覚えることができません。

男性は、直ぐに独自のやり方を試そうとする傾向があり、それが裏目に出てしまうのです。

そして、もう一つ、男性より、女性の方が直りやすい決定的な理由がありました。

それは声の出し方と関係しています。詳しくはこちら→女性の方が直りやすいもうひとつ理由はこちら

 


音痴が直りやすい人、直り難い人(その2)

2017-03-16 12:34:59 | 音痴

音痴が直りやすい人、直り難い人(その1)で紹介したのは、

英会話など、習い事の経験がある人は模倣やフィードバックに慣れているので、歌の上達も早い、という事でした。

独学は上手くいくときと、そうでない時があり、そのリスクを考えるなら避けたほうが良い学習法です。

また、音痴に関する専門知識や研究実績のないスクールが、生徒募集のために、音痴を直します、と掲げているところを見かけます。

実際に、そうしたところに通い、月謝をつぎ込んだのに直らなかったという人が相談に来ることが多く、その指導内容を聞くと、やはり、音痴矯正の専門性があるとはいえなところが多く、やっていくうちに直っていくもの、という生徒を長く通わせる手段に用いるスクールもあって、驚きました。

ところが、こうした学習法や、スクール選択の失敗が、功を奏することもあります。

音痴が直りやすい人は、ある意味失敗経験がある人なんです。

その理由は→音痴矯正com

 


音痴が直りやすい人、直り難い人(その1)

2017-03-15 17:59:04 | 音痴

音痴度の深さや、原因はいろいろあります。

ボイトレで声の音域を広げれば直ってしまう人もいます。

しかし、歌がなかなか覚えられない、リズムが崩れる、音程があいまい、

という、楽曲の記憶にトラブルを抱える人は、音痴を直すのに少し努力が必要です。

しかし、そんな中にあっても、直りやす人と、直り難い人がいるようです。

それは、その人の日常の行動、経験とも深い関係がありました。

直りやすい人、直り難い人についての考察は→音痴矯正.com