前回に続き、オミクロンについて話していきたいと思います。SARSコロナウイルス2-オミクロン株の最初の症例は、2021年11月24日に南アフリカから世界保健機関 (WHO) に初めて報告されました。オミクロン変異株は多数の変異を持ち、しかも、オミクロンの変異は武漢型をベースとしたコロナワクチンによる免疫を回避する可能性があるものです。少なくとも1年以上もの間発見されずにオミクロンがどうやって多くの変異を獲得して進化してきたのか? 科学者の間では議論の的になっています。Science誌に掲載された記事を紹介します。・・・
・・・常々思うのですが、研究者というのは意外にもいわゆる「常識人」が圧倒的多数派です。そして基本的に「科学者は意図的な捏造などしない」「悪意を持った研究などしない」という性善説に基づいた認識を強く持っています。そのため、その認識を超える事柄に対しては非常に脆弱です。「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションである (アルベルト・アインシュタイン)。」私はオミクロンの起源は、性善説に基づく科学や医学の既存の常識を超えているものと考えます。コロナ騒動を考える上では、常識とは従うものではなく疑うべきものだと考えた方が良いのかもしれません。
奇妙なオミクロンはどこから来たのか?: Scienceに掲載された記事より|荒川央 (あらかわ ひろし)|note
前回に続き、オミクロンについて話していきたいと思います。SARSコロナウイルス2-オミクロン株の最初の症例は、2021年11月24日に南アフ...
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