気の次元とは

現代医療の欠点を指摘し、気功整体歴35年の院長先生が語る気功と気の癒しとは!

現代医学の良い所と悪い所

2024-02-27 12:38:49 | 気功とは
前回は色即是空の例をとって「無」から「有」の共通性を述べましたが、

結論として、エネルギー的に観れば地球上の森羅万象はみな兄弟で基礎的なエネルギーで繋がっていると言う事。

でも全然違った物質になるのは電子構造が違い、さらに分子構造が違って行く事による結果に過ぎないだけの事。

本体が海であってひとつひとつの波が違う様に、陸上でも本体のエネルギーが満たされた中に人類や、動物、植物、物質類など異なる現象が現われている事と同じではないでしょうか。

この色即是空を現代的に素粒子学的に言えば、肉体や物質はエネルギーであり、エネルギーも又物質である。このエネルギーが本質であり、物質はエネルギーが表現化した仮体である。万物の実体は全てエネルギーである。と言う事です。

私が施術院で来院される患者さんを診断する場合、その患者さんの目に見える部分だけでは無くて、目に見えない奥から発している「気」、つまり「オーラエネルギー」の質量が一番重要なカギを握っていると思っています。

その訳はどうしてか?・・・その答えを今迄に長々このブログで書いて来たのです。
これが理解できないとこれ以上先に進まないからです。


さて今の医学は、西洋学的医学、つまり科学的な医学が主流となっています。
レントゲンに始まって、CTとかMRI、超音波等の検査機器で目に見える画像で症状を判断しています。


さらには断層写真やコンピューターと連結して3次元画像と診断技術はかなりの進歩を遂げて来ました。

その後はそれらの病症に対して薬物療法や手術療法、放射線療法等、つまり科学療法が中心となっています。

日進月歩の現代医学!最先端の医療等と言われている現在の医学ですが、現状はその逆で益々病気が増え、益々病人が増え、医学が進歩する程に病気が増えている現状が今ここにあるのです。

新たな病気等も含め、益々増えるばかりで病人は減っていないのです。

本当の進歩、発展なら進歩する程に病気や、病人は減少して行くのが本当ではないでしょうか?

そんな中、現代医学でも大きく貢献している分野もあります。
それは救急医療で、時間を争う救急手術等の分野では現在の医療体制は大きな利点だと思います。


そこで現代の医学の特徴を考えた場合、科学的に観た医療が主体である事です。
化学的とは「見える」範囲内で理化学的に証明された実証論文の基に積み重ねた学問と思います。

反対に「見えない」範囲や理化学的に証明出来ない論文は「非科学的」となって否定されてしまいます。

しかし生命と言うものは科学的に割り切れない未知ある生き物であると言う事で、本当はまだまだ充分に解明されていないのが実情なのです。

だから今後も同様な医療体制ではいつまで経っても医療と病気の闘いはイタチごっこで終わってしまうかも知れないのです。

それらの現状を表す結果として、遂に国民総合医療費も平成23年度は38兆5000億円を超えてしまいました。

平成元年度の医療費は約19兆7000億円位の出費でしたが、この20年間の間に約2倍近い医療費の出費となりました。
ここ2~3年でこのままの状態なら税金収入1年分が医療費で全て消えてしまう事態になるかも知れないのです。


その様な中、今後は真の健康を考える時期に来ているのではないのか!と思います。

その解決策として今迄置き去りにされて来た「東洋医学」の理念を知り、実践する事によってさらに真の健康へと近づいて行くものと思います。

この「東洋医学」では目に見えない「非科学的」な存在として置き去りにされて来た、自然界と調和した「生命の基本」に一番近い立場に存在しているからです。