本日は定例の勉強会。
その前に・・・
10/11(火)も勉強会でしたが
報告を忘れておりました💦
テーマは来年の大河ドラマにちなんで「徳川家康」
大磯周辺にもゆかりのある人物ですね。
取り上げた資料については、1月に発行予定の会報をごらんください。
さて本日のテーマは
「明治・大正・昭和の暮らしが感じられる文学作品」
探すのになかなか苦労したテーマでした。
すぐに思い出したのが
教科書に載っていた杉みき子の「わらぐつの中の神様」や
「鶴の恩返し」「かさじぞう」などの日本の昔話など
昔の道具が登場する物語。
自分が子どものころ、まさにこんな茶の間だった!
と『家族の昭和』(関川夏央 新潮文庫)。
こちらは向田邦子の「父の詫び状」や「金曜日の妻たちへ」などを取り上げ
昭和を解説しているので、ここに登場する作品は当時の暮らしをよく表しているかも。
中勘助は大正13年から昭和7年まで平塚に住んでいて
そのころ書かれたのが「しづかな流」
当時の平塚周辺の様子が描かれています。
中島京子「小さいおうち」
昭和初期、東京の中流家庭の女中の物語。
家の間取りなどもわかりおもしろい。
他にもいろいろ挙がりましたが
作品の話よりも
子どもの頃こんなのがあったなどと盛り上がること。
これも本の効果ですね。