思い出は必ずしも良いものではないらしい。
亡くなってしまった人の思い出も、
懐かしく思い出せるのは、
今の自分に余裕が有るから、
自分の周りに、誰かしら居てくれて、
自分の気持ちを受け止めてくれる人。
誰も居ない独りぼっちの人には、
思い出は地獄と言った言葉もわかる気がする。
自分は他人と話す事をあまり好まない。
何かを一緒にやろうともあまり思わない。
だから一人でも、友達が居なくても大丈夫、
とずっと思っていたけれど、
自分には、家族が居て、一人になった事はなかった。
だから、あえて他人と交わらなくても、
友達が居なくても大丈夫と思えて居たのか。
一人暮らしの独りぼっちはやはり寂しくて
死んでしまいたい気持ちにもなるのかも知れない。
誰かと繋がりたい気持ちが少し理解出来たかも・・・?
三十年前、
血液型か、星座か、何かの占いの一文を、
先輩が、「貴方はこのとおりだね」と言って、
チラシの裏に達筆で書いてくれました。
その文章を今も大事にしているのですが、
「泣いて暮らすも一生なら、笑って暮らすも一生ヨ!
とっても謙虚な楽天家」
これが自分の指針であり信条です。
この文章の存在をずっと忘れていましたが、
荷物整理をしていて見つけました。
何度読んでも、自分を言い当てて妙だと思えます。
この言葉が有ったから、
その様に、生きて来たのかも知れないとも思うし、
何度も転勤をして、
違う環境、人間関係、色々有りました。
それでも、ずっとその時々を幸せだと感謝して
過ごす事が出来ました。
人生は考え方次第で幸せにも不幸にもなるもの。
自分が幸せと思えば、全て良し。
万民に向けての占いでも、有難い言葉でした。
先輩にも感謝です。