音楽を配信サービスで聞いていたら、登録していた曲が配信サービス対象から外れてしまった。
突然聞けなくなるんだね。
音楽が配信で聞けるようになって、自分で趣味に合う音楽を手軽にお手頃価格で探せるようになった。
世間で頻繁に流されている音楽が、必ずしも趣味に合うわけではないので嬉しい。
提供された音楽は、気候ネタと同じ、万人に無難な世間話のネタとして、流行りの音楽を把握しておく必要があったけど、
CDだけじゃなく、配信でも提供されるようになったから、聞く側が探して選べるようになり、好みの多様化が進んだなあと思う。
お陰で音楽鑑賞が充実する。
その歌手のある曲が好きだからといって、他の曲も好きになるとは限らない。
音楽の間口がCDオンリーの時代は、音楽を自分の側に置くのに、ハードルが高かった。
10曲くらい収録されているCDを買っても、趣味に合うのが一曲だけだと、その一曲のためにかけるCD代金が勿体ないと感じるし、そのCDから一曲を聞くための作業が手間だと思う。
ベストアルバムがお得だと感じていたのは、好みから外れない曲が複数収録されていたからかな。
提供されている音楽の中から趣味に合うのが見つかったらラッキーなのは、今も昔も変わらない。
配信という音楽の提供手段が増えてくれたお陰で、音楽鑑賞がとても楽しい。
配信が始まる前は、
ライブやコンサートに行けないなら、CDを聞いて、ミュージックビデオを見て楽しんでね、でも生演奏を見にいくのがファンの真髄だよね、という時代だったように思う。
私の音楽鑑賞は、時間とお金をかけてライブやコンサートに行きたい、と切実に願うことはなく、流れてくる音楽を聞いて、たまにCDを買うくらいでよかった。
ライブやコンサートに重きをおかない音楽鑑賞スタイルは、
配信サービスによって、画期的に充実している。
趣味に合う音楽を自分自身の時間配分で探せる。
曲だけでなく、ミュージックビデオを配信している場合は、気に入った音楽を手許で視覚を使って何度も楽しめる。
桃色理論が聞けなくなって悲しい。利用している配信サービスに復活してくれないかなー。
歌詞と曲と声が一致していると何度も繰り返し聞きたくなる。
配信サービスで、子どもの頃に流れていた曲も配信されるようになった。
懐かしいので、聴いてみるが、夢中になって何度も聞いた頃みたいには、ハマらない。
環境が変わって、求めるものが変化したのかな。
音楽は、その時の気分を表しているんだなあ。
色んな人がカバーする曲は、お気に入りを探すのも面白い。
天月−あまつき−さんの歌うシャルルや、おさむらいさん演奏でそらるさんが歌うメーベルは、ボカロとは趣きが違って楽しい。
アスノヨゾラ哨戒班はめありーさんの歌うバージョンが今は気に入っている。
激!帝国華撃団とMASKは、あさまっくさんのカバーがしっくりきている。
サクラ大戦の激!帝国華撃団とアニメの歌だったMASKの原曲は、どちらも女声で、聴いたらカラオケで熱唱したくなる歌だった。
あさまっくさんが歌うのを聴くと、自分が熱唱するより、聴きたくなる。
この2曲を選んでカバーするセンスが好きだ。
原曲が良いと、カバーしがいがあるだろうなあ。
慶應義塾ラグネル・ソサィエティー男声合唱団が歌う、ダンシング・ヒーローとロマンスの神様は、どちらもノリノリで体を動かしたくなる。
掃除したり食器洗いするときに流すのに向いている。
お気に入りの音楽が見つけられたときの達成感は、大きい。
セーラームーンの主題歌だったムーンライト伝説や、SPEEDの楽曲ラブリーフレンドシップを男声でカバーしたりしないだろうか?
カバーされたら聴いてみたいな。