悪性神経膠腫(グリオーマ)と闘う女。

28歳の誕生日に発症。

膠芽腫

右後頭葉

日々のあれこれ・たまに病気のこと

手術の後遺症:視野狭窄。物の見え方を記録します。

2019-04-17 18:29:47 | 5年目
病気が発覚し、手術で腫瘍を摘出してもらったわたしの主な後遺症は視野の狭窄です。

腫瘍は右側頭葉にでき、視野の神経にかかっていたため、腫瘍を摘出した後は左側の視野がかなり狭くなりました。

※ちなみに、手術前は視野の左側にチカチカ光る物体が飛んでいるように見えていました。

視野が狭くなったと友人に話すとよく、左目が見えないの?と言われますが、目は見えます。
視野が狭く”なったので、カウンター席のように、横並びになっている席だと、左側に座っている人がまったく見えないどころか、
気配すら感じないくらいです。
この間、近所の交差点の信号待ちでボーッと立っていたら、おばあちゃんに左側から話しかけられました。道を尋ねられたのですが、全然気が付かず。ん?なんか声が聞こえたなようなと思い、ふと左を見るとおばあちゃんがいてビックリしました。たぶん返答までに時間があったと思います。
そんなわたしの視野の狭さを、写真で記録しようと想います。

≪写真1≫とある街の風景です。この写真をベースに表現したいと思います。
私は白線の上に立って、携帯カメラのレンズを目の位置に合わせて撮影しました。



≪写真2≫白線のずっと向こう(A)あたりを見た場合、こういった見え方をします。左に停めてある白い車はもちろん、すぐ先にある電信柱も見えません。



≪写真3≫公園の向こうの道から顔を出した車(B)を見た場合、自分が立っている白線すら見えなくなります。



≪写真4≫最後に、電信柱の下の方(C)を見た場合、電信柱から左側はなんにも見えません。



こんな感じで自分が見たヵ所(視点)から左側は見えていません。写真の白い車のように存在している物も、1度しっかりと目で捉えていないと、車があることすら知らないままといった具合です。

これが駐車してある車ならいいのですが、小道から出てきた車に気が付かず、歩いていて、車の人も止まらず、はねられてしまうという可能性も出てきます。まぁ、この場合車が悪いのですが、痛い思いはしたくないですからね。

こういった感じなので、わたしはだいたい左を向いて歩いています。ミッフィーちゃんみたいな感じです。だから、右の首がよく凝ります。
わたしは元々方向音痴なのですが、ここ数年は、左ばかりに気を取られて歩いていて右側の景色を見ていないので、初めて行くような場所だと、絶対と言っていい程、帰る際迷子になります(汗)

4年経ったいまでも家の中でドアの壁にぶつかることもしょっちゅうですが、この程度の後遺症で済んでいることに感謝しています。
ありがとうございます。

それではこのへんで。良くも悪くも変化があったらまた残します。

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2 コメント

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sugarさんへ (orange)
2019-04-21 16:36:42
sugarさーん ありがとうございます。

体調は良くなったかなぁ。
抗がん剤と鼻炎アレルギーのダブルパンチ辛いですね
そんなキツイ状態なのにコメントくださってありがとうございます。
sugarさんがはやく本調子になるようパワーを送ります
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Unknown (sugar)
2019-04-19 20:02:44
まずは、5年目を迎えられた事に「おめでとう🎉」と言わせてください。
視野狭窄、大変ですね。
外出するととても疲れると言ってましたね。

私は、一昨日からテモゾロミド服用で、鼻炎のアレルギーも重なって、昨日は会社に着いて1時間ほどで救護室で休んでました。
ちょっと休んで回復する感じがなく、タクシーで帰宅😢今日もおやすみ😓
眠る時になったら、鼻がつまって眠れない💧
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