麻痺に慣れてきた

こんにちは。
毎日の生活の中で少しずつ、左半身麻痺にも慣れてきました。
日々気付きがあり、学びの多い今日この頃です。


左半身に麻痺の症状が出て、初めてわかったことがたくさんあります。
家事は両手を使うことがいっぱいあること。料理・洗濯物を干す・畳む。皿洗い。など。

暮らしの中で両手を使うこともたくさんある。ボトルやビンのキャップの開け閉め、牛乳パックの口を開けることも。字を書くときも、ハサミを使うときも。お金を支払うときも。洋服の脱ぎ着。トイレットペーパーをちぎるときも。お風呂も大変。
いままで何も考えずにしていたことは、両手の共同作業があって、出来ていたことなんだと、知ったとき、うわぁ！人間ってスゲーって思いました。
はじめは思うように動かない左手にイライラすることもありましたが、「大丈夫。動くよ。」と声をかけながら、少しずつ少しずつ、訓練して、色々とコツを掴んできました。時間はかかるけど、できるようになったことが増えてきました。これがめちゃくちゃウレシイ！
一般の人・これまでの自分には"普通に"出来ていたことが"普通に"出来なくなって、それがまた、時間がかかっても出来るようになったときの喜びって、経験した人しか味わえない喜び。これをわたしは感じています。
人が経験しないようなこと経験するってわたしはワクワクするんです。特別感ってやつ。笑
病気とかならないほうがいいんです。でも、なってしまったものを嘆いても仕方ない。
そこから学べるだけ学んで自分のモノにしないと、病気になり損。それこそ病気に負けたことになると、わたしは思っていて、４年前からこの思いは変わりません。
なので、どんな出来事も、そこから学べることはなんだろう？このことはわたしに何を気づかせようとしているんだろう？と考え、自分なりの答えを見つけていくのがわたしの病気への向き合い方です。それに、そうやって立ち向かったほうが気持ちがラクなのです。
病気になる前と闘病１年目と、現在とをそれぞれ比べてみても、わたしはいま現在が充実している！と声を大にして言えます！色々なことがあって、私なりに学び、乗り越えてきたから、乗り越えられたから、それが自信になり、成長に繋がっていると思っています。病気になって物事の見え方が変わったのでこのことが大きい気がします。だから、これからもドンドン学び、吸収し、成長して、もっともっと明るい病人・たくましい病人になってやる！