こころ綴り 「 祈り 」 …… 詩女 恵美子 2015-06-01 18:53:49 | こころ綴り・俳句・短歌・川柳・散文詠 こころ綴り 「 祈 り 」 時計の音色が流れゆく 皐月を終えたそよ風と共に 決まった速度に秒針が刻まれながら 水無月 一日が暮れ泥む 閑に佇む十字架に 細波寄せては満ちてくる海面 こころに十字架を臨みて 見詰めるは己れのすべて 上手く言えない歯痒さ と 必死で活きる生きざまを 脳裏に巡らせています そんな時のなかに 蒼を愛でている こころに祈りを捧げるワタシは 今 ! を ありがとう と 。 詩女 恵美子