*画像は借りてきたもので私が作ったものではありません。
先日、中国に住んでいる兄からやっと返信が来ました。今年に入り連絡が来なくなり、また隔離になってしまったのか心配でしたが、普通に生活しているようでした。兄は2017年から中国に出張し、一人暮らしをしているのですが、再来年帰国するかもと言っていました。中国は共産党で、宗教などの集まりが禁止されている国のようです。そして、聞いて驚いたのは物価の安さで、実際に商店街など見たことがないので、どんなものが売っているのか全くわからず、想像するしかありません。聞いた話では、商店街や屋台は昭和初期のあたたかい風景という感じのようです。中国語は少し慣れ、中国の人は優しいそうです。日本の売り場で洋服なども今は中国の工場で作られたものばかり見かけますが、中国の人が一生懸命作ってくれた服を着れるのはありがたいことです。日本で、少し前まではチャイナドレスを着ている人がたくさんいたのに、最近流行りではなくなったのでしょうか。あまりドラマなどでも見ないと思いました。探したらあるのかなあ...中国の女優さんは綺麗な人が多いなあと思いました。
兄は6歳年上ですが、実家に帰省する時には、四季報を買っておいて欲しいと頼まれました。四季報は分厚い辞典のような重さで、持って帰るのに大変だった記憶があります。株の事はあまりわからず、本の中は細かい数字ばかりであまり興味をもてませんでした。兄が帰省すると、当時20代なのに頭は白髪混ざりで、後頭部に500円玉の大きさの脱毛が出来ていました。同僚が会社に来なくなり、一緒に病院につきそいもしたりしたようです。「若いころの苦労は買ってもせよ」と言葉がありますが、ちょっと苦労し過ぎなんじゃないかなあと思っていました。しかし兄は、自分で苦労だとは思っていないようでした。知らず知らず神経を使っていたのか、仕事をつづけて、体に異変が現れ、自分でもびっくりという感じでした。兄にたまに母の写真を送ると、すごく喜んでくれています。昔は、全く実家や親に興味がなかった様子でしたが、性格が変わったように思います。昔は兄弟喧嘩もよくしましたが、ほとんどが食べ物の取り合いだったと思います。家はファミコンなどのゲーム機をすぐに買ってもらえませんでした。しかし、ゲーム機より高いのに、エベレスト百科事典は即購入でした。百科事典には童謡や民族音楽などカセットテープがついていて、今でも不思議な念写実験の写真やクローンの画像が印象に残っています。
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