小型ロボットの目が赤く光る夢

*画像は借りてきたもので私が作ったものではありません。

　久しぶりに、夢の中で夢を見ていることを認識できる明晰夢を見ました。きのうは朝５時起きで、あまり早く起きすぎてしまったので眠くなり、朝の７時から３０分間居間で寝ることに。ちょっと短いけれど、睡眠の足しになればと思い、その間で見た夢の話です。

　私は夢の中で、高校時代の同じクラスの友達４人と研修道場に来ていました。現実でも年賀状などで近況がわかる４人のクラスメートですが、１５年前の同窓会以来会うことが出来ていない友達です。夢の中で友達の姿は高校時代のままでした。２人はメガネをかけて髪も長くあのときのままで、懐かしいと思っていました。研修道場の場所が、見たこともない古ぼけた感じの田舎の風景で、教室の移動があったり、友達がせわしなく移動ばかりして、自分は後をついて行っていました。１階の道場に着くと、友達は大きなバケツや、鍋やフライパンなどの調理器具を用意したりしていました。私はなぜか鮭の切り身を持っていて、まな板の上で裏にしたり表にしたりしていました。つぎの瞬間、２階の女子トイレに瞬間移動していました。特に用はなかったので、トイレから出て、１階に戻ろうとしました。振り返ると、トイレが明るかったので、電気のスイッチを消すため戻ろうとしました。しかし、何かがいそうで怖かったので、明かりがついたままのトイレもありかな？とそのままにし、階段を下りふたたび道場へ。すると自由時間のようで、友達や他の生徒は買い物に行こうとしていました。「ああ、これは夢だもの！思う存分楽しもう！」と夢を認識することができ、見たこともない初めての土地を見学するのが楽しくてしかたがありませんでした。道場を出ると、今まで田舎の風景だったはずが、ビルが多く、車も人の姿もありませんでした。そして斜め横断をすると、勢いよく小型の白いロボットが追いかけてきました。ロボットの身長は５０センチで四角い顔に青い目、両腕も肘関節は動いていたのですが、手は丸い形で指がありませんでした。腕の外側に赤い縦長のラインが見えました。ロボットには、足がなく代わりに台の上に上半身が乗っているようなつくりで、目があってしまった瞬間、ロボットの目が青から赤に変わりレーザービームを発射し、腰を打たれてしまいました。しかし、全く痛みはなく、発泡スチロールの玉が当たったような感覚でした。そしてロボットから逃げ、違う道を行こうとすると、2台目の同じロボットが向こうにいました。この夢の中の町は、ロボットが監視しているとわかり、早く友達のいる道場に戻りたい！と念じました。すると、道場の教室へ瞬間移動し、戻ることができたのです。教室には黒板がなく、大きい画面のパソコンが１台あるだけでした。友達に、ロボットがいたことを話すと、先生が教室の入り口から入ってきて「夢から脱出できるプログラムを書いたので、このパソコンに入力したら現実に戻れるよ！」と１枚のA4用紙を渡されました。紙には、プログラミング言語pythonで書かれた、５０行くらいのアルファベットがありました。面白かったのは、段違いの真ん中のプログラムが、全部「あいうえお」と書かれたひらがなの文字で構成されていて、IF文の後に続く文が、５センチ四方の黒塗りのシールで隠されドラえもんのシールまで貼っていました！先生が子供みたいで可愛い、と思いました。さっそく夢から脱出したいと思っていたので、パソコンの前に行ったところ、アラームの音で目が覚めました。

　いつも調べている夢占いを見ると、友達、知人、同僚の夢は自己の分身、自己の特徴、運気、人間関係、その友人が象徴する時代と言う意味で、ロボットを夢で見る意味は、無感動。自分が出来ないことを代わりにやってくれる存在、などと解釈されるようです。自分では判断できないので、今日も夢辞典を頼りにしました。昨日の夢は、本当に過去にタイムトラベルしたような気分でした。現実にロボット監視などがあると、なんだか複雑な気持ちになります。斜め横断しただけで、攻撃されるのは現実にはありえないことで、本当に夢で良かったなあと思いました。ロボットが人間の能力を超える時が来ると言われていますが、私自身、視力が急に低下し始めたり、新しいものについていくのがきつくなってきています。管理能力も衰えてしまったら、ロボットに頼るしかないのかなあと思います。話し相手などがいたら、いつまでも、若々しくいられるのかもしれませんよね。