最近読んだ本は「この人はなぜ自分の話ばかりするのか」ジョーエレン ディミトリアス著者 この本は家の段ボールの中から出て来た本で、2000年頃に発売、ベストセラーになったようです。20年以上も前に書かれた本ですが、裁判員からみた人を知る方法について書かれています。2000年はチャットなど人に会う以外の方法やインターネットが普及していました。この本は、第一印象など短いもので人を知るのではなく、さまざまな視点から人の性格を知ることが他人の正体を読むのに大事だということが書かれていました。面白かったのは、髪型の部分で、髪を染めている人や長くしている人の性格をみる方法です。観相学っぽいかなあ?と思いました。そしていろいろな人とふれあうことで人を読む力が鍛えられるし、人に会うと筋力低下も防ぐことができると書いていました。今はツイッターやインスタグラム、ユーチューブなど身近になってきて、直接会う方法がひかえめになっているようです。私の周りの友人はコロナが流行したことであまり多く外出しなくなり、身体も筋力低下したようです。そのため、何もない場所で転倒したり、いままでできていたことができなくなったりした友人もいます。
これからは、世代にしばられず、老若男女問わず通信を使っての交流もますますさかんになると思っています。直接会うというのは、新しいウイルスが出てくるたびに難しくなります。そして、どこまでいっても人とふれあうことには、終わりがないような気がしています。日ごろから、あまり親しみを感じない知り合いがいて、その人は要領がよく、いつも余裕のある姿で、ほがらかな印象の人でした。私から見たら、雲の上の人という印象でした。いつ会っても、お互いに挨拶程度の知りありでしたが、先日は「こういう悩み言っていいのかどうか・・」とか「実は」という話をしていて驚きました。本当に第一印象や思い込みで人を判断していたのが間違いでした。誰でも悩みはあるものだなあと思ったのです。そういう聞いてもらいたい人の話を聞いて、「大丈夫だよ」と安心してもらうのが自分の役割だと気が付きました。共感してもらえるのは自分も嬉しいし、相手も嬉しいのだと思います。聞くというのは、自分もまだまだ心が狭いですので余裕のある時しかできないなあとも思っています。
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