*写真は一週間前の札幌の空です
自分の願望が、なかなか思うようにいかない場合がよくあります。自分の目標や願いが叶わない原因には、恨むことにあるようです。その一凶がある限り、奇跡は起こらないのだと思いました。過去のブログでも、同じ内容の事を書きましたが、私のおばあちゃんの体験に、借金が奇跡的になくなった話があります。おじいちゃんは人がよすぎて、芸者さんのためにお金を使い、借金をしてまで、人にごちそうしたりしたようです。
借金があったため、家は貧しく、服も食べ物も買えず、食卓に並ぶおかずは、ちくわを切って煮たものでした。トマトやどら焼きが食べたいと言った母に、食べさせることができなかったそうです。ある時おばあちゃんは、かんしゃくを起こしてしまい、おじいちゃんが帰ってくると、「味噌でもなめってなさい!」と怒鳴りました。おじいちゃんは、その場では反省するのですが、次の日になると、また帰って来なくなり、芸者さんと遊んできていたそうです。おばあちゃんは、自身の宿業に悩み、耳が聞こえなくなってしまったのですが、相手を恨むことが一凶だと気が付いたのです。それに気が付きはじめると、おじいちゃんに対する態度も穏やかに、変わりました。そして、毎日来ていた借金の取り立て屋さんも、おばあちゃんに同情し、借金を返さなくてもよいといってくれたそうです。それから間もなく、おばあちゃんと母が一緒に知り合いの家に、呼ばれて訪ねて行ったとき、お土産に大きな箱と、トマトをいくつかもらって来ました。家に帰り、箱を開けてみると、どら焼きの詰め合わせが入っていて、「こんな事あるの?」と驚いたと言っていました。このように奇跡的なことは、作り話のようにきこえますが、現代でも応用できる考えだなあと思いました。奇跡を起こすには、人や何かを恨んでしまっていないかな?と、気が付くことから、はじめていきたいと思います。今回の話は、家族の体験ですが、他にももっとすごい奇跡体験はあるかと思います。皆様も、自分自身の内面にある一凶を絶ち、願望を叶えてみてはいかがでしょうか。
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