*画像は許可を取り掲載しています。私が作ったものではありません。
私はデイサービスに勤務したことがあり、そのことを書こうと思います。デイサービスは、高齢のかたの健康促進のための施設です。私は、介護は無資格ですが人が不足しすぐに採用してもらえました。介護職員は、利用者さんの送迎があるので、大型のワゴンを運転しなくてはならず、私は面接のときに「運転が、苦手で無理です💦」とはっきり伝えました。介護でいちばん難しいのは、疑われることです。職員1人での送迎は絶対にやってはいけないことです。理由は、家まで送り、何か盗んだり疑われてしまうからです。必ず2人以上で送迎するきまりになっていました。
ものすごく大雪の日、車が渋滞してしまい、普段は5時過ぎに利用者さんを送り届けるのですが時間をおしてしまい、最後のかたが6時過ぎの暗い時間になってしまったときがありました。怒られてしまい、家族のかたにご心配をおかけしてしまいました。運転は、車道脇2メートル以上に積もった雪山で視界もわるく、中途半端な除雪だったり、雪質によっては、埋まることも。介護職員は、覚悟がないと勤まらない職業だと思いました。
利用者さんの平均年齢は85歳、10年以上も通われているかたもおりました。施設の職員として、突然入ってきた私の方が新人です。そんな中で99歳のKさんは、「私はいつ、お迎えがくるのでしょうか?」と職員に聞いていました。Kさんは穏やかで、いつもニコニコしていました。歩行もしっかりで背筋も猫背ではなく、99歳?本当かな?と不思議でした。数か月がたち、私の名前をちゃんと覚えていて、呼んでくださったのには驚きでした。記憶力もよいのです!勤務した施設には、昭和の始めに生まれたかたがたくさん通われておりましたが、本当に明るく元気でした。ゲームが皆さん好きで、ボールや輪投げ、特に時間内に数を競い合うゲームは、楽しまれていた様子でした。戦後、競争社会を生きてきて本当にたくましいと思いました。施設は閉鎖となりましたが、今も元気で過ごされているのか気になります。たまに涙が出る時も。こころもからだも健康の秘訣は、「楽観主義🍵」です🍵🍵
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