旅、2日目は!
一度してみたかった、着物で京都を楽しむです。
着物の予定だったのですけども、予定変更で浴衣に。
あいにくの雨に悩まされましたし、浴衣プレゼントってのにもひかれてしまいまして(笑)
今回お世話になったのは「夢館」さん。
地下鉄<五条駅>徒歩5分くらい。五条通にあります。
何も持っていかなくても、レンタルで好きな着物を選んで着付けをしてもらえるんです。
浴衣は夏限定。
祇園祭と大文字五山送り火のある7月14、15、16、8月16日は、夜の9時まで返却時間延長っていうのがまた嬉しい。
そして、この日の場合は、浴衣プレゼント。(帯や巾着、下駄は返却要)
これで3500円。
さらに、ヘアセットもこの時はお安く1050円でして頂けます。
そんなわけで、10時、いよいよ、夢館さんへ潜入です。
現場はまさに、戦場でした!!!
すでに着替えたお姉さん、お兄さんたちと、今から着替える人たちでごったがえしております。
カップルプランなどもあるので、彼氏さんもいっぱいいましたですよ。
着物きた男の子ってイキでかっこ良くて良いですよねぇ。
男性の方が着付けが早いんでしょうね。
髪もしないし、入り口で、待ってる男子の群れでした
受付をすませて、まずは、浴衣と帯を選ぶことからスタート。
荷物持ったままなので、ちょっと大変。
しかも、本当にたくさん種類が用意されていて、迷う迷う。
これも、あれも、着てみたいっ!♪
とりあえず、迷ったもの、びびっときた者は、気にせず全部手にとりまして、後で、その中から、少しずつ減らしていって!!
でも迷うーという。
帯も、いろいろあるので、これまた迷いますよね。
待機しているお姉さんたちにも相談しつつ、なんとか。
お支払いを済ませたら、いよいよ着付けです。
着付け会場に移動したらば、ええ、もう、あれよあれよという間に、服ぬいで、下着着せられて、二人掛かりで、浴衣きせてもらって、帯びしめてもらって。
ええっ!!てくらい一瞬でした。
なのに、全然着崩れなかった。
雨にふられ、風がびゅうびゅう、ちらちら、裾がめくれあがりましたけどもね、着崩れなかったのですよ。
すごいです。
着付けた後は、追加でお願いしていた、髪をセットしてもらいました。
雨で、傘にあたっちゃったのと、私の髪の毛、猫っけすぎてまとまらないのか、ちょっと崩れてしまったのは残念でしたけど、あの天候じゃぁ・・・しょうがない。
最後は巾着を選んで、荷物入れ替え、預けて、下駄も選んで終了。
あっという間の1時間ちょいでした。
1時間半見ておけば余裕っぽいです。
着付けて出てみたら、また雨。
本日の行程、まずは、二条城へと移動開始です。
地下鉄<二条駅>下車、徒歩数分。
久しぶりの二条城です。
しかも、今まで、来てたのがいつも桜の季節。
桜のライトアップとかだったので、昼間に来るのは実はほとんど無かったかもしれない。
しかも、建物の中は見た事がなくて、新鮮でした。
何故か、ここだけ、晴れましたしねぇ。
二の丸御殿をじっくりと見て参りました。
それぞれの襖絵や、天井の装飾。
それぞれの間に連なる廊下ごとに、天井の絵柄もかえられていて、とっても細かい。
そして、色鮮やかなんですね。
さぞかし、当時はもっときらびやかで、今以上に豪華に見えたに違いない(>▽<)
私の中の初物見学。
来て良かったです。
ええ、二条城の門の前にたつと、風間さんとの遭遇シーンも思い出してしまいますしねぇ。
ここで、もう一人の雪村さまと合流し、こちらのBlogではもう相当に御馴染みとなる
「角屋おもてなし文化美術館」へと移動です。
市バス「島原口」下車。徒歩5~10分。
島原門を抜けて、こりもせず、行ってきました。
本当に、大好き空間なので。
お二階もしっかりと♪
こちら、着物で伺いますと、なんと嬉しい、拝観料半額なんです。
1階と2階をあわせて900円とか!!
着物体験されて行かれる方は、ぜひぜひ2階も予約して行かれて下さい。
2階は本当に見る価値ありのすばらしい空間ですし、それを、1階のお値段よりも安く丸っと1階ごとはお得です。
と、それはさておき、またここで、やってくる雷雨なのですよ。
心臓ばくばくしながら、必死で、目指しましたですよ。
分かりますでしょうか、この雨のふりっぷり。
まあ、これはこれで、中から見る分にはおつですけどね。
一瞬の大雨に、中の廊下が水浸し。
必死でふいていらっしゃいました。
ご苦労様でございます。
でもおかげで、ちょっと前から謎だった、こちらの庭を望む場所の扉の締め方が見れました。
直角になっている場所あのに、扉は、1カ所にあって、見てもわかるように、左奥にはいっさい扉が無いんですよねぇ。
でも、もちろん、夜になったら締めるわけで・・・・
丁度、そんな雨をさけるべく、扉を閉めにかかられていて、なんと、扉を、角の所で、グッグっと回しながら、方向転換できるようになってたんです。
すごい、知恵だなって思いました。
客人にすばらしい庭を見せる為の知恵。
そして、それは、松の間のつり天井な屋根も同じで、そちらは、とっても大きな屋根を、つり上げることでつけられているので、あの、雨でも、廊下を全く濡らさなかったんです。
全開にされているのに!!
この日は、また初公開のものが一つ、置かれておりました。
はい、新選組がやらかしたらしい、刀傷シリーズです(笑)
玄関口といい、お二階のすばらしい青貝の間といい、こんな燭台にまで。
血気盛んでなんとおはや。
見えますでしょうか。
ちょっと暗いのですが、燭台の写真の中頃あたりに、刀傷があります。
若者が、母親をつれてくることもできた揚屋さん。
装飾もいつ見ても美しいです。
立つ場所によって、見え方もかわる、庭とのコントラスト。
←あっ。
今日も、隊士が何かやらかしていないか、心配の土方副長でございます。(笑)
そうそう。松の間の奥、この、上の写真の空間。
奥は昔の廁で、前の橋は、酔い冷ましの場所なんですって。
酔っぱらっちゃったよーっ!!な客人が、ここで、風にあたりながら、酔いを醒ましていたのだとか。
今回も、心静まる良い時間を過ごさせて頂きました。
雨は止んで、また降って、ついぞ、帰る時間がきてもやんではくれませんでしたけどね。
時間いっぱいいっぱいまで雨宿りさせて頂いて、角屋を後にしました。
その後はチェックインをすませて、食事へ。
なんと言いますが、バスの乗る方向間違えてみたり、祇園祭の歩行者天国の影響でバスが四条通りを通らないとか、いろんなトラップにかかり最後は、着替えの時間も押し寄せて、本当にバタバタになったのですけども、2日目だけご一緒の雪村さまには、ワタワタで申し訳なかったけど、ありがとうね。
楽しかった♪。
教訓、祇園祭の頃に、四条通りで食事は、いっぱいすぎて、どうにもならない(笑)
要予約ですねぇ。
<続く>
芹澤さんの最後の夜も雨ですから、
なかなか感慨深かったです、、
やっぱり好きです。
そして、確かに、芹沢さんの最後の夜を体感した感じで、そう思えば、雨でよかったよねぇ。
どこまでもポジティブに♪