野良猫本舗~十六夜桜~

十六夜桜(通称;野良猫)と申します。
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7/13-15祇園祭に町家旅-3 ~2日目~「浴衣着付け-二条城-角屋」

2013-07-16 | 旅レポ

旅、2日目は!

一度してみたかった、着物で京都を楽しむです。

着物の予定だったのですけども、予定変更で浴衣に。

あいにくの雨に悩まされましたし、浴衣プレゼントってのにもひかれてしまいまして(笑)

 

今回お世話になったのは「夢館」さん。

地下鉄<五条駅>徒歩5分くらい。五条通にあります。

 

何も持っていかなくても、レンタルで好きな着物を選んで着付けをしてもらえるんです。

浴衣は夏限定。

祇園祭と大文字五山送り火のある7月14、15、16、8月16日は、夜の9時まで返却時間延長っていうのがまた嬉しい。

そして、この日の場合は、浴衣プレゼント。(帯や巾着、下駄は返却要)

これで3500円。

さらに、ヘアセットもこの時はお安く1050円でして頂けます。

 

そんなわけで、10時、いよいよ、夢館さんへ潜入です。

現場はまさに、戦場でした!!!

すでに着替えたお姉さん、お兄さんたちと、今から着替える人たちでごったがえしております。

カップルプランなどもあるので、彼氏さんもいっぱいいましたですよ。

 

着物きた男の子ってイキでかっこ良くて良いですよねぇ。

男性の方が着付けが早いんでしょうね。

髪もしないし、入り口で、待ってる男子の群れでした

 

受付をすませて、まずは、浴衣と帯を選ぶことからスタート。

荷物持ったままなので、ちょっと大変。

しかも、本当にたくさん種類が用意されていて、迷う迷う。

これも、あれも、着てみたいっ!♪

 

とりあえず、迷ったもの、びびっときた者は、気にせず全部手にとりまして、後で、その中から、少しずつ減らしていって!!

でも迷うーという。

 

帯も、いろいろあるので、これまた迷いますよね。

待機しているお姉さんたちにも相談しつつ、なんとか。

お支払いを済ませたら、いよいよ着付けです。

着付け会場に移動したらば、ええ、もう、あれよあれよという間に、服ぬいで、下着着せられて、二人掛かりで、浴衣きせてもらって、帯びしめてもらって。

 

ええっ!!てくらい一瞬でした。

なのに、全然着崩れなかった。

雨にふられ、風がびゅうびゅう、ちらちら、裾がめくれあがりましたけどもね、着崩れなかったのですよ。

すごいです。

 

着付けた後は、追加でお願いしていた、髪をセットしてもらいました。

雨で、傘にあたっちゃったのと、私の髪の毛、猫っけすぎてまとまらないのか、ちょっと崩れてしまったのは残念でしたけど、あの天候じゃぁ・・・しょうがない。

 

最後は巾着を選んで、荷物入れ替え、預けて、下駄も選んで終了。

あっという間の1時間ちょいでした。

 

1時間半見ておけば余裕っぽいです。

 

着付けて出てみたら、また雨。

本日の行程、まずは、二条城へと移動開始です。

地下鉄<二条駅>下車、徒歩数分。

 

久しぶりの二条城です。

しかも、今まで、来てたのがいつも桜の季節。

桜のライトアップとかだったので、昼間に来るのは実はほとんど無かったかもしれない。

しかも、建物の中は見た事がなくて、新鮮でした。

何故か、ここだけ、晴れましたしねぇ。

 

二の丸御殿をじっくりと見て参りました。

それぞれの襖絵や、天井の装飾。

それぞれの間に連なる廊下ごとに、天井の絵柄もかえられていて、とっても細かい。

そして、色鮮やかなんですね。

さぞかし、当時はもっときらびやかで、今以上に豪華に見えたに違いない(>▽<)

 

私の中の初物見学。

来て良かったです。

ええ、二条城の門の前にたつと、風間さんとの遭遇シーンも思い出してしまいますしねぇ。

 

ここで、もう一人の雪村さまと合流し、こちらのBlogではもう相当に御馴染みとなる

「角屋おもてなし文化美術館」へと移動です。

 市バス「島原口」下車。徒歩5~10分。

 

島原門を抜けて、こりもせず、行ってきました。

本当に、大好き空間なので。

お二階もしっかりと♪

 

こちら、着物で伺いますと、なんと嬉しい、拝観料半額なんです。

1階と2階をあわせて900円とか!!

着物体験されて行かれる方は、ぜひぜひ2階も予約して行かれて下さい。

2階は本当に見る価値ありのすばらしい空間ですし、それを、1階のお値段よりも安く丸っと1階ごとはお得です。

 

と、それはさておき、またここで、やってくる雷雨なのですよ。

心臓ばくばくしながら、必死で、目指しましたですよ。

分かりますでしょうか、この雨のふりっぷり。

まあ、これはこれで、中から見る分にはおつですけどね。

 

一瞬の大雨に、中の廊下が水浸し。

必死でふいていらっしゃいました。

ご苦労様でございます。

でもおかげで、ちょっと前から謎だった、こちらの庭を望む場所の扉の締め方が見れました。

直角になっている場所あのに、扉は、1カ所にあって、見てもわかるように、左奥にはいっさい扉が無いんですよねぇ。

でも、もちろん、夜になったら締めるわけで・・・・

丁度、そんな雨をさけるべく、扉を閉めにかかられていて、なんと、扉を、角の所で、グッグっと回しながら、方向転換できるようになってたんです。

すごい、知恵だなって思いました。

客人にすばらしい庭を見せる為の知恵。

 

そして、それは、松の間のつり天井な屋根も同じで、そちらは、とっても大きな屋根を、つり上げることでつけられているので、あの、雨でも、廊下を全く濡らさなかったんです。

全開にされているのに!!

 

この日は、また初公開のものが一つ、置かれておりました。

 

はい、新選組がやらかしたらしい、刀傷シリーズです(笑)

玄関口といい、お二階のすばらしい青貝の間といい、こんな燭台にまで。

血気盛んでなんとおはや。

見えますでしょうか。

ちょっと暗いのですが、燭台の写真の中頃あたりに、刀傷があります。

 

若者が、母親をつれてくることもできた揚屋さん。

装飾もいつ見ても美しいです。

 

立つ場所によって、見え方もかわる、庭とのコントラスト。

 

←あっ。

今日も、隊士が何かやらかしていないか、心配の土方副長でございます。(笑)

 

そうそう。松の間の奥、この、上の写真の空間。

奥は昔の廁で、前の橋は、酔い冷ましの場所なんですって。

 

酔っぱらっちゃったよーっ!!な客人が、ここで、風にあたりながら、酔いを醒ましていたのだとか。

 

 

今回も、心静まる良い時間を過ごさせて頂きました。

雨は止んで、また降って、ついぞ、帰る時間がきてもやんではくれませんでしたけどね。

時間いっぱいいっぱいまで雨宿りさせて頂いて、角屋を後にしました。

 

 

その後はチェックインをすませて、食事へ。

なんと言いますが、バスの乗る方向間違えてみたり、祇園祭の歩行者天国の影響でバスが四条通りを通らないとか、いろんなトラップにかかり最後は、着替えの時間も押し寄せて、本当にバタバタになったのですけども、2日目だけご一緒の雪村さまには、ワタワタで申し訳なかったけど、ありがとうね。

楽しかった♪。

 

教訓、祇園祭の頃に、四条通りで食事は、いっぱいすぎて、どうにもならない(笑)

要予約ですねぇ。

 

<続く>

 

 

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あ〇)
2013-07-17 21:22:18
雨のおかげで角屋に長居してしまいましたね~

芹澤さんの最後の夜も雨ですから、
なかなか感慨深かったです、、
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>>あ○様 (野良猫)
2013-07-24 21:40:07
角屋は長居できたのは、満足でした。
やっぱり好きです。

そして、確かに、芹沢さんの最後の夜を体感した感じで、そう思えば、雨でよかったよねぇ。
どこまでもポジティブに♪
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