長くてすみません、まだまだ続いております、旅レポートです。
島原を離脱して、島原口からまたバスにのっても良かったのですが、
あえて、歩いて、『壬生寺道』バス停まで移動。
一本道を間違えて、八木邸の横は歩けず残念状態だったのですが、
なんせ、友がやっている西国三十三カ所廻りのお寺が5時までで、ちょっと急いでおりまして、あえて、その道まで戻ることはできませぬ。
ですが、ちょっと、島原で遊んで屯所へ帰る隊士の気分は味わえたかと。
いえもう、疲れて死にかけでしたけどもね。
『壬生寺道』から市バスで『四条烏丸』まで参ります。
ここから、とほ10分で。
西国三十三カ所廻り、18番にあがっている、『六角堂』へ。
すばらしく、町中にあるお寺さんですが、売店に売っている、6角の便せんとかちょっと可愛かった。
六角にあやかって、お守りなんかも六角なんですよ。
もう、ぎりぎりについたので、ゆっくり見る時間はなかったですが、
お堂に手をあわせまして、友の集める朱印をもらってまいりました。
言っている間に17時。
門締めます!!と怒濤のごとく退散でございました。
そして、再び『四条烏丸』から市バスに乗り込んで、『西本願寺前」駅下車。
はい、戻ってまいりましたねぇ。
めざすは、油小路なのですが、まぁせっかくなので、もう一度、
新撰組屯所に使われたという太鼓楼や、西本願寺の建物をパシャリ。
油小路へは、ここから歩きます。
油小路が目的ならば、七条堀河駅でおりるのがいいと思います。
西本願寺の一番北側?あたりにくると、一本、東側の道に入るとだったかな?
『油小路』到着です。
今ですと、青い自販機のあるあたりが、きっと、切り合いのあった場所。
で、その道を京都駅のある北方向にてくてくあるくと、左手に、
『伊東甲子太郎外数名殉難の跡地』の碑が有ります。
それで、ここでパシャパシャしてましたらば、すぐ近くの床屋さんらしきからおじさんが。
何やら声をかけてくるではございませんか。
このおじさんがなかなか詳しい方で、しかもなんと、この本光寺さんの門をあけて下さいました。
実は、伊東さんがもたれかかって亡くなったという石塔は、この門の向こうにあるのでした。
昔は門の前にあったそうですが、
区画整理で間口が狭くなったので、門を前にうつしたことで、かくれてしまったのだそうです。
それがこちら。
お墓ではないので、ということで撮らせていただきました。
ここで、お亡くなりになったのですね。
そして、知らせを聞いて、死体をひきとりに、、朝にいった、月真院からきた御陵衛士が数名、同じく新撰組に切られておなくなりに。
その中には藤堂平助さんもいらっしゃったわけで、
思いがけず、伊東さんに大きく触れる機会となりました。
おじさんに、伊東さんに関する資料もだしてきてもらいまして、いえ、ちゃっかり100円とられましたけど??
でもなかなか、伊東さんいついては、調べる機会もないので、読ませてもらおうと想います。
薄桜鬼ではあれですけども、ちょっと興味はある方ですので。
それにしても、こんな道で斬り合いになり、夜の遅くに、傷の手当をさせてくれとかなんとか、おしかけられたらしい、道沿いの家にお住まいのかたがたも災難きわまりございませんね。
新撰組、どこまでもなにかしら町民には、迷惑な集団。
それでもやっぱり好きですけどね。
決してほめられた集団ではないですが、それでも、彼らは自分たちを信じて走り抜けていったのでしょうから。
感傷に浸りつつ、油小路を離脱して、池田屋にふたたび参るべく、京都駅まで徒歩で離脱いたしました。
『京都駅前』バス停から、市バスに乗り込んで、『三条京阪』まで。
池田屋は大盛況でして、9時まで予約でいっぱいでという声がきこえてまいりました。
その人のこみように、予約していたにもかかわらず、待たされまして。
待ってる間、地階へいく階段にかざられてる、土方さんをぱしゃり。
この下の方には、近藤さんの写真もございます。
うーん、やはり男前ですねぇ。
まだかなぁと待っておりまして、やっとこ席へ。
しかし、池田屋はなの舞さん。そんな中、すばらしい対応をしてくださいました。
お待たせしたので、ということで隊士カクテルを1杯サービスしてくださったのです。
この対応は嬉しかったです。
今回もお席は2階で。しかも今回は個室。
掘りごたつ風になっていて、引き戸がございました。
ので、土方さん出し放題。
まずは、いきなり『変若水』から。
土方さんも私も下戸なのに、アルコール。
「飲めないんじゃない、飲まないんだ!!」とか心の中で言いつつ?
変若水のんでまさに、羅刹!!
キラキラの紅い色が美しいではございませんか。
浮かぶ桜も可愛らしい。
お酒は苦手ではございますが、味はとっても飲みやすかったですよ。
三分の二までで野良猫さんはリタイアです。
アルコールにやられて、帰れなかったら困るのでね。
なので、ノンアルコールにきりかえて、
『人情に厚い十番組組長』
そこの紅いのが苺風味、上はカルピスのきいたソーダ。
この間の副長カクテルでは、カルピスは入ってなかったのですが、こちらは、はいっている分、より飲みやすかったです。
それを想うと、副長はやはり鬼副長だったのか(笑)と、横でちょこんと座る土方さんをチロッと見てみる。
友は、『斎藤の志』を注文していたので、こちらもとらせてもらいました。
淡い水色がすずやかー。
『風間の野望』もたのんでいたのですが、金ぱくのキラキラが小さくてうまく映せそうになかったので、とっておりませぬ。
さて、最期のデザートは『恋する千鶴』で。
忙しいのでしょうねぇ、なかなかでてこず、終電がやばくなりそうだったので、一つきたところで、もうひとつはキャンセルを。
でも、最期までミラクル。
隊士カードが沖田さんという!!
この間とかぶってしまいましたけども、沖田さんなら、大歓迎です。
本当に、最期まで、沖田さんでせめて来てくれた池田屋さん。
まさに、沖田さんの誕生日を祝おうの心意気にはふさわしいじゃございませんか。
さぁ、終電に間に合わねばと最期は怒濤のごとく、脱出をはたしました。
なんせ、我が家は単線にあるので、終電が早いのですよ(T▽T)
そんなわけで無事、帰宅したのでありました。
これにて、今回の旅は無事終了でございます。
記憶違いがあることはいなめませんので、そのあたりはご容赦下さい。
ながながとおつきあいして下さった皆様本当にありがとうございました。
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