<注意>ネタバレだらけになっていますので、これから舞台をみられる方、DVD待ちなどの方は、絶対に見ない事をおすすめします。
念願の、薄桜鬼ミュージカル、行ってまいりました。
風間千景編での、神戸公演。
17日、18日の計4公演。
これだけ、同じ舞台で行ったのは、遥かなる時空の中での舞台以来だなあと。
常、舞台ものは、一公演ごとに油がのってきて、見ごたえも変わるので、2公演は行くのですけども、4公演。
でもまだ、見たりない勢いで。東京までおっかけて行きたい思いがやまないありさまです。
本当は3公演分しかチケットもってなかったけれど、千秋楽、当日券があるってことでもう、飛びついてしまいました。
もう、日曜の昼公演が、土曜よりさらによくなってたし、それを見てしまうと、ラストはもっと!!という思いが膨らんで、帰るなんて許さなくてですね。
それくらいよかった。
4回見ても、眠たくならないうえに、同じところで泣くという。
本当に話が良すぎて、1公演見るだけでかなり体力つかいます。
特に後半はもうね。風間編だけに、新選組は散りゆく運命なので(泣)。
その生き様をガンガン見せてくれるので、こっちも、全力でぶつかりたくなる。
ゆえに、終わった後の抜け殻感。
話の内容としては、ゲームと、アニメと劇場版とをうまく掛け合わせた感じの内容で、とてもまとまっていたなと。
自分の中の一公演目を見たときには、前半は少し、薄桜鬼を知らない人には、??ってなる部分もありそうな気がしましたが、まぁもう、知ってる人が見に来てるんでしょうからこのあたりは、割愛なんでしょう。
はじまりは、長州と薩摩の斬りあいから。
そこに、風間さんが客席から登場して、薩摩浪士を逃がします。
風間さんの圧倒的な感じがでてて、ひきこまれました。
ここで、人間と鬼の違いを語りつつ、風間さんのソロがスタートでした。
千鶴ちゃんの解説のもと、今度は新選組が登場というながれでのヤイサ。
のっけからかっこいい。
ロック感が増した曲調に、土方さんのダンスのキレもですけども、平助くんがねぇ。
あの平助君はかっこよすぎる。
千秋楽の時とか、真正面あたりな席だったもんでクリティカルでした。
しゃがんで下を向いた状態からの、ポニテをバッと手であげて顔をあげるっていう図。
平助ファン必見で。
私、平助くんて、可愛さよりも優しさとかっこよさが好きなんですよ。
池田平助くんは、まさにそれなんですよねぇ。
随所随所でも、かっこよさがひかってました。もちろん。可愛さも(笑)
平助くんといえば、悪夢にうなされる千鶴ちゃんのところにやってきた平助くん。とか、いろいろ、今回千鶴ちゃんへのからみが多くて嬉しい限りでした。
千鶴ちゃんが、斎藤さんに力量を見てもらうシーンもありつつ、池田屋へ。
池田屋シーンはやはり圧巻ですね。
殺陣とか、がんがん入ってきますし、やはり、ここでも平助くんは光ってました。
飛んだり跳ねたり、ぶっ飛ばされたり。
彼のアクションはもう、よくぞそこまでってくらいすごくて、あと、不知火さんも。
本当に、最後まで怪我しないでねって思います。
池田屋シーンは、沖田さんの危ないところへ土方さんが飛び込んでくる映画バージョンでした。
ここで、千鶴ちゃんの傷がないことに?となる土方さんですけど、ここはスルーで。
シーンうつって、傷が消えたことなどを悩む千鶴ちゃんのところに平助君登場。
なんでもないです、と行こうとする千鶴ちゃんに、「はぁ」とため息声で言っては、チラッと千鶴ちゃんを見る。
あのシーン、もう、平助くんてば!!なんとかして気遣おうっていう優しさがあふれています。
悩み相談の平助くんの言葉が、公演ごとにかわってまして、
土曜日は、近藤さんの名前間違えネタ。
日曜の昼が、ちょっと忘れてしまったのですが、夜が楽しすぎたせいだと思う(笑)
夜のネタは、豆腐!!
斎藤さんが料理当番らしく、冷奴に、高野豆腐。豆腐の味噌汁(←だったかな)に、豆腐かけごはん!!
豆腐かけごはん!!!
に、千鶴ちゃんもちょっとへこんでました。私もだされたらへこむ(笑)
後程、ビューティフルドランカーにいくのですけど、ここでもばっちり豆腐ネタつっこんでました。千秋楽は豆腐づくし。
三馬鹿トリオが、今日のご飯全部かけようぜっ!てもりあがるところで、この回だけは、豆腐まみれのご飯なので、「いらねーっ」ってかわってて、最後の公演だからか、客席ものりのりで千秋楽は手拍子湧き起ってました。
あと、この曲での、土方さんが最高です。
えらい、がん飲みしだして、当然のごとく酔っぱらうという図が。
そのうち、酒瓶ぶんどって、それごと飲みだすし。
で、ちゃんと、酔っぱらった状態でダンスするのでね、可愛いったらないっていう。
ふらっふらで踊るけど、ずれまくりで、楽しすぎました。
矢崎君に拍手喝采したい。
曲終わりに皆でキメッなシーンも、後ろでふらふらしてて、遅れて、酒瓶突き上げて加わるという。
さらには、酒瓶ふりまわして「どうだ、見てみろ。こぼれねぇぞ」とか言うけど、皆にがん無視される副長。
「なんなんだよ」って拗ねる副長が可愛かったのでした。このシーンだけで、ご飯何杯でもいけそうな(>▽<)ノ
皆が去ったあと、千鶴ちゃんと昔の話をはじめる土方さん。
これ、嬉しかったです。
多摩時代のお話。
で、土方さんが薬売りしてたとか信じられませんっていう千鶴ちゃんにわからせるために、斎藤さんに「なぁ」て同意もとめたら。
斎藤さんほろ酔い♪
「えぇ」ってヒックヒック状態で言う斎藤さん。
「大丈夫か?」な土方さんに、大丈夫って言いながらはけるも、よろける斎藤さん。
可愛っ!!
その後も、飲みながらいい話してたら、今度は三馬鹿に邪魔されるの土方さんです。
公演ごとがわり!!
原田さんの腹芸ショー開幕(笑)
毎回腹にかかれた絵が違うのですよねぇ。ネタも。
土曜の夜とか、けっこうインパクトある絵でした。
でもって千秋楽は、ここでも豆腐!
毎回、原田さんに平助が無茶ブリして消え、土方さんにつっこまれるんですが。
土曜昼は確か、
平「一発芸して」
原「はらださのすけです」
土「ただの自己紹介じゃねぇかよ」
で、土曜の夜が、
平「一発芸して」(面白い事だったか?ちょっとうろ覚え)
原「肘 肩 、歳三ですっ♪」
土「何やってんだっ!!」
日曜の昼は
平「なんかいい話して」
原「武士とは(武士道とは?だったっけ)」みたいないい事を言ってるけど、聞く気ゼロで皆はけて。
土「みんな行っちまったぞ」
で、千秋楽が、
平「豆腐で一発芸」
原「・・・とうっふーっ!!肘 肩 歳三です!」
土「っ」←本気でうけたか絶句したっぽい。たぶんうけた?
土「わけわかんねぇ!」
ちょっと、セリフはちがってるだろうけど、こんな感じで。
ここが楽しすぎて、その後のシリアスなシーンが全力で心臓えぐりにきてくれてどうしようかと思いました。
近藤さんと土方さんの会話での、
「もし、手が動かなくなったりとかしたらどうする?トシは変若水飲むか?」
みたいな話をしてるところとかも、流山での末路を知っているだけに、ぐああっとこみあげてくるものが。
ここからはもう、怒涛ですよね。
沖田さんに、藤堂くんが、
平「俺、見ちまったんだよ、血をはいてるの」
沖「池田屋の話?やめてよ」
平「ちげぇよ。屯所の庭で、つい最近だ」
沖「みちゃったんだ。変若水飲んだら治ったりするかな」
平「冗談いってんじゃねぇよ。養生しろよ」
沖「うん、ほら、女の子の一人歩きは危ないよ」
平「あぁ」
沖「この体が動かなくなるほうが、よっぽど冗談だよ」
セリフはちょっとうろ覚えなんですが、このくだり、なんでしょう、この二人の組み合わせでっていうのも新鮮だったからか、グッとこみ上げるものがありました。
土方さんとか、他のキャラも、知っても何も言わないじゃないですか。でも、平助くんが、ここで沖田さんに養生しろよって言ってくれて、平助君、本当、好きだなぁって。
ゲームの時点では、あまり、だったのがうそみたいに、薄ミュでどんどん平助くんが好きになるのですが・・。自分でもびっくりです。
平助くんが、御陵衛士として出て行く時も涙目で。
千「敵対することになったら」
沖「その時は、迷わず斬るよ」
平「俺はやだけどな」
な、この平助くんの言葉にまたうわーんなってからの、去り際は、すごく明るくふるまってでていくんですけど、これがまたもう。
私、思っている以上に平助くん好きなのかもしれません。
特に、池田平助君が。
あと、ここでは、斎藤さんの桜のスチルのあのくだりもしっかり再現してくれてました。
そうして、風間さんが新選組に千鶴ちゃんを奪おうときたり、なんだかんだしているうちに、油小路へ。
平助くんが羅刹になって、幹部にも変若水がくばられて。
みな思いをかかえながら歌うあのシーンもすでにウルウル。
このあたりは、回をかさねるごとに、最後をわかってるからこそ余計に、涙目でした。
そうこうしているうちに、鳥羽伏見に突入して、
撤退をすることを進言する新八さんと近藤さんのやりとり。
新「時代遅れな戦いをしてんだよ」
近「進軍せよ」
ひかない近藤さんとの決裂。
原「新八」
永「俺は謝らねぜぞ。今の近藤さんに命預けて戦うなんてできねぇ」
原「時代遅れか」とつぶやきながら槍をみつめて、追いかけるように去る原田さん。
のところに、不知火が登場しての戦闘シーン。
ここで不知火さんの友達の話を今度してくれよって約束をしてしばしわかれるんですが、ぐっと、二人の友情みたいなものが深まったかんじがまた。
一方、土方さんは、撤退の命をだします。
斎藤さんに、勝てると思ってましたか?と聞かれ「簡単だとは思ってなかった。が、勝ち戦にするのが、俺の役目だったんだがな」って(泣)
土方さんは、わかってるけど、勝たせたかったんですよね。
近藤さんを、新選組を。
で、撤退する先として淀に伝令をだすことに。千鶴ちゃんが申し出て、山崎さんも行くといいます。
ミュでは源さんがいないので、山崎くんです。
ここはもう、1回目に見た時は、私、ショックやら、なにやらいろいろ、ショックを通り越してよかったんだかもうわけわからない状態でした。
だって、まさか、山崎さんが、羅刹に(T▽T)。
しかも、狂ちゃうほうの。うわーん!!です。
淀軍に囲まれて戦っていたら、風間さんが登場。
げすなことを言う淀軍に風間さんが、参戦。とりあえずは、淀軍を殲滅させている間に、千鶴ちゃんに土方さんへ伝令するよう、山崎さんに逃がされて、伝令を聞いた土方さんが、淀へ向かう間に、千鶴ちゃんを追いかけようとする風間さんをとめに入る山崎さん。
これより前のシーンで、千鶴ちゃんと山崎さんが話をしていて、俺も武士になりたくてっていう話を山崎さんがしてたシーンがあったゆえに、本当に、山崎さん!!誠つらぬこうと奮闘するんですよねぇ。
でも、風間さんは強すぎて、そこに追いついた土方さんが登場。
でも、こちらもかなりこてんぱにやられて。
勝吾くんの演技がまた、すごく余裕をあらわしてていいんです。
それで土方さんが変若水を飲もうとしたところに、
山崎「駄目です。前に、局長が羅刹じゃしめしがつかないって言ってましたが、副長だって一緒です!」
って事を言いながら、のんじゃうんです。変若水!!。
でもくるって、土方さんにも襲いかかって、
山崎「殺して・・・下さい」
って懇願する山崎さんの声とか、今でも思い出して泣けます。
土方さんも殺したくなくて、なんとか、傷つけないでとめようとしてる感じの動き方で。
最後は、山崎さんは風間さんに斬られてしまうんですね。
そこからついに、土方さんも飲んでしまって。も、この後、思い出せない状態です。
まだちょっと1幕続くんですけど、壮絶すぎて(ノ△T)
淀のシーンは何でやっても泣くフラグ。
1幕終わって軽く放心でした。
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