劇場版薄桜鬼「第二章 士魂蒼穹」、本日、二回目見てきました。
もやや、とした部分と、でも、最終的に良かった!という思いが入り交じってます。
でも、まだ何回でも見に行きたい。そんな映画でした。
そんなわけで、箇条書きですが、感想を。
まだ見ていない方は回れ右でお願いいたします。
ネタバレ込みで書いておりますので、続きは、追記からとさせて頂きます。
①原田さんの槍投げ!
前回の続きなので、辛いシーンなスタートなのですが、近藤さんを守ろうとする千鶴ちゃんのピンチに、原田さんの槍がふっとんで来た時の衝撃。
何させてもかっこいい原田さん。腕力ありすぎといいますか、今回は、原田さんの顔も、あまり崩れてなくてですね、随所随所に、とっても格好良かったのでした。
②原田さん、あの変若水のその後が気になります。
新八っつぁんと一緒に離隊した原田さん。
変若水 を手放してくれたのは、本当にホッとしました。無印ゲームでも、一人変若水は飲まなかった原田さん。
それが、私の中の原田さんなんですよ。飲まないという選択をして、人として、最後まで戦い抜く、そんな原田さんが好きなので。良かった!!
ただ、ふと思いまして。
変若水、川に捨てたらですよ、うっかり、瓶が相手飲んだ魚が羅刹!とか、そんな妄想をしてしまいました・・・申し訳ございません。
③羅刹の発作と戦う土方さんの図が苦し過ぎて。
このシーン、本当に、千鶴ちゃんの気持ちで見てしまいました。
また、三木さんの縁起がすごいというか、本当に苦しそうで(涙目)
④何度見ても泣ける、土方さんと近藤さんの別れ。
あのシーンは本当に、涙なくしては見れないというか、近藤さんの気持ちも、土方さんの気持ちも切なくて。
互いに大事な親友を守りたくて、どんな思いだっただろうと思うと・・・。
声と表情から見る、土方さんの傷つき具合とか、近藤さんもまたそれを見て、とても心がいたかっただろうし。
避けては通れない路とわかっているけど、本当に本当に心がいたくて、私の中で、この映画の一番のシーンでした。
⑤沖田さんが不憫すぎて。
これが、一番、今回の、もややな話なのですが、沖田さんの弱り具合がもう、見てられないくらいすさましくてですよ。
森久保さんの縁起もリアルなのもあって、よけいに心臓が・・。
しかも、刀を杖代わりにするくらい弱ってるのに、必死に近藤さんを助けにいこうとして、あげく、間に合わなかったり
土方さんに直接聞きに行くっていって、それも追いつけなかったり。
もう、本当に、沖田さん、どれだけ苦しめるの?と。
近藤さんと土方さんの別れが良かっただけに、彼らのあの思いを、ちゃんと、沖田さんに伝えてあげたくて。
ちゃんと、土方さんの胸ぐらにつかみかからせてあげたくて。・・・・ショボンとなったのでございました。
⑥龍之介くんと小鈴ちゃんが、夫婦で途上!
これはもう、サプライズでした。土方さんが、龍之介くんを覚えてて、手紙をたくしてるのもそうでし、原田さんが、龍之介くんの家に行っていたのも嬉しかった。
駆け落ちをするまでの、相談にのってくれたサノさんだから、ちゃんと、気にかけてたんだなぁとか。
そういう、裏の設定みたいなものも思うとジーンときまして。
小鈴ちゃんも可愛い奥さんになってて(>▽<)
そして、あの、原田さんの居座り具合、行ってるのはぜったい、一回、二回じゃないはずだ!!と思ったりしますが、どうなんでしょう。
そして、さすが、女を守る男!
映画では、恋路ではないのに、千鶴ちゃんを関所ぬけさせるために、体を張ってくれたりする。
もう、原田さん株あがり具合がすごかったです。
頭よしよしとか(>△<)
⑦風間さん!!いい男すぎて惚れ直しました。
土方さんに会いに行こうとする千鶴ちゃんを、助けまくってくれる風間さん。
風間さんとは結ばれないのだよ、このルートでは!!と思うと、ますます風間さんがいい男すぎて!
映画の中でも、風間さんの表情とか、はじめは、ただ、嫁!ってだけの思いの存在だったんだろう千鶴ちゃんを、確かに好いている表情するんですよねぇ。
船から降りた時の、千鶴ちゃんを抱き寄せる風間さんの表情は、心中おもんばかってならないですよ。
「わかりました。風間さんのもとに残ります!」って本気で言いたかったのでした。
あ・・・白い馬でパカパカするシーン、「暴れ○坊将軍!!」とか思ったのは秘密です。
⑧山南さん!!
裏切ったと見せかけての、あのシーン。
裏切ってないとわかった時の平助くんの嬉しそうな表情も良かった!!
でも、あまりに早い、終幕でうっかりおいてけぼりを食らいました。
も、考える余裕もないくらい、一瞬で、打たれちゃって(泣)
⑨魁先生行く。
藤堂君の最後のシーン。こちらも、もう少し余韻を作って欲しかったなぁと。
沖田さんが登場したので、わかるんですが、あっさり、沖田さんへ移行しすぎて、もう少し、斎藤さんに、藤堂くんへの悲しみを!!と。
戦いの前、「魁先生」と口にする藤堂君に、涙腺ぶあっとなりました。
⑩斎藤さんと沖田さんの友情。
藤堂くんをなくしての、沖田さんの登場。きっと、斎藤さんすごく嬉しかったと思うんです。
心配するとともに、沖田さんがきてくれたこと、本当に、本当に嬉しかったと思う。
新手がきて、うしろに、沖田さんがいるって思ってのあの台詞の声、すごくいきいきしてました。
振り返った瞬間、消えていた沖田さん。あの瞬間のことを思うと。
あの瞬間、きっと、藤堂くんの思いも、沖田さんの思いも全部背負っての変若水だったと思うんです。
二人の分も、絶対に、任務を遂行させようとするそんな。
少なくとも、あそこで、沖田さんの刀を持っての二刀流がそう語ってる気がします。
⑪不知火さんが、原田さんをつれてきてくれました。
不知火さん、やっぱりお人好しないい鬼です。
うちのサイト、散々、へたれに書いてごめんなさいと思うくらい。
最後は、原田さんと一緒に戦ってくれて、最後をみとって、きっと・・・不知火さんの二人目の親友なんだと思うのです。
人間が嫌いといいながら、とても優しい。
ちゃんと、最後の原田さんの心残りを、不知火さんが昇華してくれました。
土方さんルートだから仕方ないとはおもうけど、もっと上野でのシーンを描いて欲しかったなぁ。
二人がともに戦うシーンが見たくてしかたありません。
サノさんの槍をもって、会津まで。あの手の槍をみた時の、ウルウルしてしまいました。
⑫土方さんのデレ具合、プライスレス。
や、もう、土方さんファンじゃない人にはどうかと思いますが、土方さん好きとしては、土方さんのデレ具合に、砂はきました。
ギャップありすぎでしょう。戦場で何やってるんだよ?ってくらい、甘かった。
甘々でした。
⑬やはり、最後は、土方さんと風間さんの一騎打ち。
迫真に迫ってました。あの後、風間さんがどうなったのか、すこぶる気になります。
あのシーンあっての薄桜鬼。
もう、何もいいません。
土方さんの問いかけに、ただ、ひたすらい、首を縦にふりました。
つらい部分もありますし、土方さんメインな為、難しいのでしょうけども、他のキャラクターの最後のシーンががもう少し!もう少し濃密に!とも思いますが、話の繋がりやもっていき方は、かなりうまくよく作っていただけていたと思います。
薄桜鬼を好きになって、映画の完結を見れて、幸せです。
役者の皆さんの演技も、テレビ以上だった。
それにつけても、1回目を見た時は、いろいろ、特に沖田さんショックにやられて、どうしたものかと思いましたが、2回目は、落ち着いてわかってて見れたのもあって、不思議なことに1回目よりかなり感動しました。
結末をしっているだけに、なんでもないシーンの一言にさえ、ウルッときたりもしまして、やっぱり、1回だけじゃぁもったいない。
まだ、あと数回見に行きたい。
でも、でも、コレからも何かしら展開があることを祈ってやみませんよ。
まだ、まだ、SSLも待ち受けていますし。
まだまだ、他にもありますが、今回はこのあたりで。
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