発条式

らくらくのんびり日記。

壊れながら美しくなれ

2005-06-10 21:40:19 | Anime&Comic
会社でMONSTERの57話を観ていて、思わず噴出しそうになりました。
シャアとキシリアかよ!
今で云うとデュランダルとタリア?になるのでしょうね。

御大も云っておられましたが、
本当にSEEDやDESTINYを「ガンダム」と認識してしまわれるのは中々に哀しいことだ。
特に卑下しているわけではなく、共通言語としての「ガンダム」が失われつつあるということ。
Gガンや、Vガンなど今までのファーストでない「ガンダム」はアルファベットなりを付けて云わないと、
その作品として認識されませんでした。
だが、今はSEEDやDESTINYがただ「ガンダム」と云えば通用してしまっています。
それはアーティスト展開や、プラモデル、SPなどの広報活動、
何より、キャラクターの売りが大きいのだと思っています。
だがしかし、僕の目には作品のためのキャラクターではなく、
キャラクターのための作品として売っているようにしか見えないのです。
それはきっと穿った見方や先入観があるので、そう見えているだけであって、
時代の流れというものはそういうものだ、と云われてしまえば何も言い返す言葉もありません。
ですが、監督や脚本担当者のインタビューを聞くとそう思えてしまうのも無理はないようにも思えます。

「ガンダム」が何処へ行くのか。
それを確認するために今はまだ「ガンダム」を観ています。
キラ君は最初で最後の名言を残してくれました。

何故こんなところまで来てしまったんだろう。

その疑問に答えてくれる「ガンダム」を求めて。