5/10~16日は愛鳥週間です。私は鳥も大好きで、日本野鳥の会の会員になっていたこともありました。
鳥の子育てが盛んなこの時期は、鳥のヒナが落ちていたり、親とはぐれてさまよっているのを見かけることもあるかと思いますが、安易に家で保護してあげようと考え、拾って帰るのはよくないようです。
多くの場合は、親鳥が近くにいるようなので、警戒されないよう少し離れて見守って様子をみたほうがいいのです。
ただし、羽もまだ生え揃っていない生まれたてのヒナが落ちていて、周囲に巣も見当たらなかった場合には、小さな箱などに入れて、近くの枝に移しておくといいようです。
ヒナの鳴き声がする限り、ヒナが巣ではない場所にいたとしても、親鳥は餌を運んでくれるらしいのです。
なので、自分の家の庭とか近所で発見したのであれば、とりあえず自分の家の安全なベランダなどにつれていき、親鳥に餌を運んでもらいつつ育てるという方法も取れるようです。
以前私はそれを知らず、生まれたてのヒナを保護し、人間の与える餌だけで育てようとしたのですが、必ずといっていいほど、一週間くらいたつと死んでしまいました。
やはり親鳥が運ぶ餌でないと、育ちにくいのでしょうね。夜は保温に気を配ったりとか、いろいろやってみてはいたのですが。
でも、基本的には人間は余計なお世話は焼かず、親鳥に任せるのが一番だと思います。
親鳥がヒナを口ばしで加えたり、羽で抱えて飛ぶことができれば、落ちているヒナを目撃しても、そんなにハラハラすることはないのになぁ、とよく思います。