謎の引込線に引き込まれる!?

プロジェクト始動からのらりくらりとここまでで3年、ようやくレイアウト製作でも、やっていて「楽しいな」と感じられるシーナリーの製作に差し掛かりました。面倒でも手を入れた分、すぐに目に見える結果となって表れてくれることで、なんとなく気持ちも乗ってきて、最近はベースボードや作業台に向かう時間も多くなってきました。。ただ、一杯呑りながらの作業ゆえに良いシーンを眺めちゃったりすると悦に入ってしまい、そこからしばらく作業中断となりますｗ　つまり、気持ちは乗っていますが進捗のスピードは全然変わっていないということですね・・(汗）
　
さて、前回に引き続き、謎の引込線と油槽所へ続く専用線周辺の造り込みです。


ストラクチャー小物として何かと使えそうだなと100均で買っておいたマッチ棒・・もちろん頭薬はついていないただの木の棒です。


黒っぽい色付きの棒も入っていましたがイマイチな感じなので無垢の方をエコーのSTカラーで染めて使用します。STカラーは木の風合いをスポイルせずに染めることができるのでいいですね。塗料皿で漬けておくだけなので手間もなく楽チンです。マッハの溶剤で適宜、色の濃さを調節したり、漬けておく時間を変えても仕上がり具合が変わりますのでこの辺はお好みでどうぞ・・


スケール的にはちょっと太めですが、古枕木として使えそうです。STカラーで染めるだけだと、新品状態なのでグレー系やオリーブ系の色でドライブラシかけてエイジング加工します。


とりあえずこんなところにポンと置いてみるだけでも少しばかりシーンが活きてきます。たくさんストックできたところで一旦、古枕木は置いておいて・・

謎の引込線付近の空き地・・・どんな情景にしようかと、買い置きしてあるストラクチャーキットが入ったコンテナケースを探って使えそうな建物を見つけてきました。ホビダスダイレクトのプレハブ事務所だったかな・・エッチング製で塗装済でした。素組みだと簡素すぎて寂しいのでTOMIXのアパートから階段を取り外し移植してみます。


窓セルが付属していなかったのでエコーのスリガラスを裏側から窓部分に接着します。スリガラスだと内部を作り込む必要もなく、室内照明を入れても雰囲気良く生活感が出るので便利な素材です。透明プラ板をサンドペーパーで荒らせば同じようなのが作れますね。屋根もテカテカだったのでツヤ消しのライトブルーで塗装し、あちこちにサビのウエザリングを施しました。


階段部分の屋根は波板を張り付けてみました。建物に対してちょっと階段がゴツいですが、取り敢えずOKとします。まだ仮置きですが雰囲気をチェック・・ゴツい階段がつくと、仮設感が消えて常設事務所？といった感じになりますねｗ


次いってみます。レイアウトでデッドスペースを埋めてくれる、お約束のストラクチャーです。ワム8とレム、車籍取って一度も仕業につかずに廃車になっていく運命だったとは・・本当に心苦しい限りですが、これからこの場所で倉庫として仲間たちが活躍するのを見守る第2の人生を送っていただきましょう。それぞれ黒や茶系色を薄めてウォッシングかけます。


海も近く、常に潮風に晒される場所という設定ですので強めに錆びウェザリングを施します。


錆びの中心部はハルレッドやフラットブラウンなどの濃い色、外側はオレンジを混ぜた少し薄めのサビ色、サビ汁の垂れた跡はクリヤーオレンジを混ぜて下方に引く・・こんな具合で1つの塗料皿に各色を適量置き、適宜、混合色、単色を使い分け、どの辺りが錆が出やすいかなぁなんて現物眺めてイメージしながら施工していきます。


下に例の古枕木を置いて仮置きして雰囲気チェック。一応、事前に頭の中で景色をイメージして見取り図イラストを描いて配置まで考えたりするのですが、実際、ある程度現物を並べて眺めてみないと雰囲気もわからないんですよね。ここにはどれを使おうか・・迷いますね。4つも並べると貨車の墓場みたいになっちゃいますのでせいぜい貨車とコンテナ1個ずつくらいが適度で良い感じかな。レムはやはりサビ汚れも際立ってワム8よりインパクトありますね。う～ん、早く草を生やしたい。


角度を変えて・・　手前の線路が謎の引込線。悪ガキ達が忍び込みたくなるような場所にしたいですねｗ


大きめのストラクチャーをもう１つ製作にかかります。上の写真にみえる引込線踏切の手前側に建設予定です・・


あいかわらず時代遅れのアナログな鉄道ですｗとりあえず今回はここまで・・
もうすぐゴールデンウィークですが「在宅マンボウ！」で作業が捗りそうです。