若い時親に振り回させている時に、どうして親子なのに・・・と悲しくなる時もあったけど
その感覚をなくしてのは、アメリカ人の夫に出会ってからです。
夫は母親をビッチと呼んで私をびっくりさせたんです。
でもそれはそれ相当の理由があったんです
夫の母親は子連れ再婚をして無責任にも、再婚相手に子をおしつけて離婚して家をでていったから。
再婚相手の男性が、血の繋がりもない子供を片親で育てられるわけもなく、子供が見知らぬ大人のなかで虐待されるという危険も考えずに
夫の母親は、血縁もない男に我が子を押し付けて去っていき、その後再再婚をやった夫の母親。
私には意味がわからない行動ですが、アメリカ人の話しは、時々日本で育った人の常識を壊すのでもう慣れたけど
私は同じ母親としては、それはないだろうと思う。
そして信じられないのは、夫の母親側の親戚が誰一人として夫兄弟を訪ねてこなかったということ
特に夫の母親の母親、そうおばあちゃん。
私にも娘がいるから、もしも娘が子連れ再婚をして、また離婚することになって、連れ子を元再婚相手男に押し付けて出ていったら、
元再婚相手のほうに「孫は私が世話する、どうぞ自由になってください」とオファーしに行くと思う。
破茶滅茶娘のためでも、元再婚相手の為でもなく、孫のためにそうする。
だいたい血縁のない男に育てられるなんて、私は孫の心配を先にする。でもそれをしなかったのが夫の母親側のおばあちゃん。
この娘にしてこの母親か・・・・と思う。
結局、夫は母親の元再婚相手の手によって育てられました、当時義理父は20代の若い男性でよく去っていた女の子供を捨てずに養育したなと感心します
義理父と夫は血の繋がりはないもののとても仲良し
お互い夫の母親に捨てられた男同士、協力して仲良く生活をしてきたようで本当に仲良しです。
よく英語で男同士の友達をバディーと呼ぶけどそのまんまそれです。
世の中、血のつながった親だからというだけで良い親ということはない証明のような義理父と夫。
義理父は、一人で息子たちを育てるべく働きながら家事、育児をして月曜日から金曜日までは、毎日ポトス
ポトスは大量に作って、冷蔵庫に入れていたものを仕事から帰宅して、温めて食べる生活
日本で言うおでんが鍋のような感じですかね。
週末は、パンケーキ、大量にパンケーキを作っては冷凍してそれも温めてから食べる。
休みの日は、男同士でキャンプに行く日々を過ごしてあっという間に高校卒業となったと。
夫の母親は、母親という役目を放棄して家を出ていき、成長した子供たちは、母親とは連絡もとらず、そもそも思い出もなく
他人のような関係に
なんともったいない、子供が子供の時期は一瞬なのに。
出産は数時間、育児は十数年かかる
どっちを親と思うのかと言われたらそれは、育児をしてくれたほうです。生みの親より育ての親
でもどんな育児だったか?にもよりますが、義理父は養父だからと虐待することもなくちゃんと育ててくれた。
血縁家族には、恵まれなかったけど、養父に恵まれた夫はラッキーだったと言っている
親友同士のような二人
こんな親子関係も素敵だなーと思います
人間は出会いが全て、良い人間に出逢えば親がいなくても愛される。
一見すごく
損に見えることもながーい目でみたら実はプラスなんだと思いました。