「世界の果てまでヒャッハー!」のニコラ・ブナム監督が贈るフレンチ・アクション・コメディ。楽しいバカンスのはずが、乗っていたミニバンが突然止まらなくなり、160kmで暴走を始めてしまった家族を待ち受ける運命をコミカルに描く。出演はジョゼ・ガルシア、アンドレ・デュソリエ、カロリーヌ・ヴィニョ。
<感想>家族水入らずの楽しいバカンスになるはずが、欠陥車両のせいでとんでもないことに。最新AI機能搭載の新車で、いざバカンスに出かけた仲良しコックス家族。だが、運転中にトラブルが発生し、おまけにブレーキが壊れてしまい、一家を乗せた車は誰にも止められないまま160kmでハイウェイを爆走していく。
そして、料金所でも減速できるはずもなく、フルスピードで突っ込む! 家族の運命は!?最新人工知能を搭載した新車「メデューサ」には、“オートドライブ”という速度制御システムが付いており、運転も楽々。……のはずが、機械トラブルが生じて時速160キロに固定&ブレーキは故障。悲鳴を上げる家族を乗せ、夏休み初日の渋滞に向かって猛スピードで突き進む!
白バイ隊員にスピード違反の犯罪者と間違えられ、銃を向けられる! 悪いのは車です!「料金所まで1キロ」の表示を見た家族が恐怖におびえるなか、先回りした警官隊はほかの車を誘導し、後はメデューサがゲートをくぐるだけという状態にまでなんとかもっていく。
だが、料金所間近になって、警官隊が反対側のゲートを開けていたことが判明。意を決したトムは、「みんな伏せろ!」とハンドルを切り、ガードを吹き飛ばして対向車線に乱入する。本作では、コメディ映画ながら迫力のカーアクションが展開するが、実際に時速130キロで車を走らせ、撮影が行われたという。
脱出のすべはあるのか?止まらないなら仕方ない、子供たちだけでも他の車に移って逃げようとしたら……お約束のこんな状態に。車の暴走だけでも大ピンチだが、家族の悲運はまだまだ続く。なんと、後部座席に謎の女がひそんでいたのだ。ガソリンスタンドで祖父と知り合った謎の女が、ある目的を達成するために車内に侵入!ブルーの髪の毛に奇抜なファッション、エキセントリックな言動で翻ろうし、素性も一切不明の“不思議ちゃん”が、一家にさらなる嵐を呼ぶことに。
暴走するメデューサはBMWと衝突し、運転席のドアを破壊して走り去る。愛車を無残に壊されてブチギレたBMWの運転手は、復しゅうを果たそうとどこまでも家族を追い回す! 目をギラつかせ、執ように追いすがる狂気の運転手と、パニックでそれどころではない家族。デス・レースの行方は?
白バイ隊員はあの手この手で家族を助けようと奮闘するも、車はまったく止まらない
謎の同乗者、家族に恨みを持つ狂気の追跡者、スズメバチ……招かれざる者たちの襲来に加え、ワイパーが壊れて前が見えず、運転席のシートヒーターが起動して焼け石状態に。多種多様すぎるトラブルに、思わず笑ってしまうこと請け合いですから。
家族のため、良かれと思って体を張った祖父の行動が、状況を見事に悪化させていく……速度制御システムが故障し、運転手の父は必死にブレーキペダルを踏み続けるが車はまったく減速しない。見かねた祖父が運転席にもぐりこんで力を加えると、負荷がかかりすぎたペダルはボキリと音を立てて折れてしまう。しかも祖父が運転席に引っかかり、運転すらままならぬ状態に! 一体どうする!?
家族&白バイ隊の奮闘もむなしく、車は一向に止まる気配を見せず、大渋滞は目前に迫る。絶望のカウントダウンが始まり万策尽きたと思いきや、警察とレスキュー隊は“奥の手”としてある驚きのプランを実行する! だがそれは、家族も命がけの危険極まりない内容だった。大暴走劇の結末はいかに?
だが、本音をさらけ出した家族は、互いの愛情に気づき、再び団結していく。欠点を認め合い歩み寄る“再生のドラマ”が、ハートを刺激するはずです。
空から救助のヘリが飛んで来て、ハラボテの妻が産気づき先に救出、そして爺さんが、最後には夫がヘリで救出され、車は石垣へ突っ込むという。
単なる笑いにとどめず、自動運転の危険性についてシニカルな目線も盛り込んでいて “自動運転”ヘの警鐘もチラリと気をつけようね。
2017年劇場鑑賞作品・・・219アクション・アドベンチャーランキング
<感想>家族水入らずの楽しいバカンスになるはずが、欠陥車両のせいでとんでもないことに。最新AI機能搭載の新車で、いざバカンスに出かけた仲良しコックス家族。だが、運転中にトラブルが発生し、おまけにブレーキが壊れてしまい、一家を乗せた車は誰にも止められないまま160kmでハイウェイを爆走していく。
そして、料金所でも減速できるはずもなく、フルスピードで突っ込む! 家族の運命は!?最新人工知能を搭載した新車「メデューサ」には、“オートドライブ”という速度制御システムが付いており、運転も楽々。……のはずが、機械トラブルが生じて時速160キロに固定&ブレーキは故障。悲鳴を上げる家族を乗せ、夏休み初日の渋滞に向かって猛スピードで突き進む!
白バイ隊員にスピード違反の犯罪者と間違えられ、銃を向けられる! 悪いのは車です!「料金所まで1キロ」の表示を見た家族が恐怖におびえるなか、先回りした警官隊はほかの車を誘導し、後はメデューサがゲートをくぐるだけという状態にまでなんとかもっていく。
だが、料金所間近になって、警官隊が反対側のゲートを開けていたことが判明。意を決したトムは、「みんな伏せろ!」とハンドルを切り、ガードを吹き飛ばして対向車線に乱入する。本作では、コメディ映画ながら迫力のカーアクションが展開するが、実際に時速130キロで車を走らせ、撮影が行われたという。
脱出のすべはあるのか?止まらないなら仕方ない、子供たちだけでも他の車に移って逃げようとしたら……お約束のこんな状態に。車の暴走だけでも大ピンチだが、家族の悲運はまだまだ続く。なんと、後部座席に謎の女がひそんでいたのだ。ガソリンスタンドで祖父と知り合った謎の女が、ある目的を達成するために車内に侵入!ブルーの髪の毛に奇抜なファッション、エキセントリックな言動で翻ろうし、素性も一切不明の“不思議ちゃん”が、一家にさらなる嵐を呼ぶことに。
暴走するメデューサはBMWと衝突し、運転席のドアを破壊して走り去る。愛車を無残に壊されてブチギレたBMWの運転手は、復しゅうを果たそうとどこまでも家族を追い回す! 目をギラつかせ、執ように追いすがる狂気の運転手と、パニックでそれどころではない家族。デス・レースの行方は?
白バイ隊員はあの手この手で家族を助けようと奮闘するも、車はまったく止まらない
謎の同乗者、家族に恨みを持つ狂気の追跡者、スズメバチ……招かれざる者たちの襲来に加え、ワイパーが壊れて前が見えず、運転席のシートヒーターが起動して焼け石状態に。多種多様すぎるトラブルに、思わず笑ってしまうこと請け合いですから。
家族のため、良かれと思って体を張った祖父の行動が、状況を見事に悪化させていく……速度制御システムが故障し、運転手の父は必死にブレーキペダルを踏み続けるが車はまったく減速しない。見かねた祖父が運転席にもぐりこんで力を加えると、負荷がかかりすぎたペダルはボキリと音を立てて折れてしまう。しかも祖父が運転席に引っかかり、運転すらままならぬ状態に! 一体どうする!?
家族&白バイ隊の奮闘もむなしく、車は一向に止まる気配を見せず、大渋滞は目前に迫る。絶望のカウントダウンが始まり万策尽きたと思いきや、警察とレスキュー隊は“奥の手”としてある驚きのプランを実行する! だがそれは、家族も命がけの危険極まりない内容だった。大暴走劇の結末はいかに?
だが、本音をさらけ出した家族は、互いの愛情に気づき、再び団結していく。欠点を認め合い歩み寄る“再生のドラマ”が、ハートを刺激するはずです。
空から救助のヘリが飛んで来て、ハラボテの妻が産気づき先に救出、そして爺さんが、最後には夫がヘリで救出され、車は石垣へ突っ込むという。
単なる笑いにとどめず、自動運転の危険性についてシニカルな目線も盛り込んでいて “自動運転”ヘの警鐘もチラリと気をつけようね。
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