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香港ノワールの巨匠ジョニー・トーが製作に名を連ね、『頭文字[イニシャル]D THE MOVIE』のショーン・ユーとアンソニー・ウォンが共演したアクション。人並み外れた運転テクニックを持つパトカー隊員が裏社会の逃がし屋へ屈辱を晴らすため、定年が間近に迫る元エースドライバーの協力を得て因縁の戦いに挑む姿を描く。監督は、『軍鶏 Shamo』『アクシデント』のソイ・チェン。香港市街で繰り広げられる超高速カーチェイスや、車1台分の道幅を直角ターンするなど超絶テクニックの数々に息をのむ。
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あらすじ:覆面パトカーチームに所属する警官ショーン(ショーン・ユー)は、指名手配中の「逃がし屋」ジョン・サン(グオ・シャオドン)を激しいカーチェイスの後、逮捕する。しかし仲間を逃すためわざと捕まったジョン・サンは、すぐにほかの犯罪者を連れて脱獄。打ちのめされたショーンは、定年直前のロー(アンソニー・ウォン)が以前チームで突出したドライバーだったことを知り、リベンジを果たすために彼に協力を求める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/73/e273b83e6816faacfceed72716e102df.jpg)
<感想>何だか巨匠ジョニー・トー制作というだけで、レンタルしてきた。しかし、観てみると意外にも大当たりで、ノワール度の高い本格カー・バイオレンス満点の仕上がりになってました。いうに「ワイルド・スピード」のような朝焼けの埠頭で車と車がド突きあう壮絶なラストは、まさに“カー・バイオレンス”という言葉がぴったりでした。
監督は「ドッグ・バイト・ドッグ」(06)以降なんとなくパットしない『軍鶏 Shamo』『アクシデント』のソイ・チェン。主演は浜崎あゆみとの熱愛が噂されたという(古い話)ショーン・ユー。「レイン・オブ・アサシン」とか「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」に出ていたイケメンの兄ちゃんです。それに我らが兄貴アンソニー・ウォンと一緒に組んでの、バディムービーでもあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/6b/eb4338d3650a60607fb6569a12cd18b3.jpg)
夜は走り屋としてブイブイいわせ、昼間は覆面パトカーの警官として交通違反車両を片っ端から取り締まり、二足のわらじで暮らしているイケメンのショーン・ユー。
そんな若さ溢れるショーンを尻目に、定年退職間近の老警官のアンソニー兄貴。
ところが、彼らの前に突然伝説の「逃がし屋」のジョン・サンが現れるという筋書き。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/50/b8619e9e216f640a6b0202ac6d7bde22.jpg)
カー・バイオレンスだけに、一方通行な展開で、車同士がスピードやテクニックを競うだけでなく、カンフー映画なみに激突なんかします。
そして、やる気のない給料泥棒に見えてたアンソニー兄貴は、実は超絶ドライビングテクの持ち主だったなんて、若手のショーンにそのドライビングテクを仕込み、何度も伝説の「逃がし屋」にチャレンジするわけ。
警察のバリケード、剣山のようなものも踏むことなく横滑りして、後ろからきたパトカーがその剣山でパンクして立ち往生するという。何しろ凄腕のドライバーなので、追い掛ける警察も殉職者が続出で適いません。
そのさ中で、アンソニー兄貴もショーンの爆走っぷりに感化されて、再びハンドルを握ったりする熱い物語が展開します。しかし、寄る年波には勝てないっていうか、ジョン・サンの車を追いかけて、車のオイル漏れかなんかで自分の車が横滑りをしてコンクリート壁に激突して殉職してしまうのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/a1/232215d9d047e8ad3ef506346b9278e1.jpg)
悔しがるショーンは、兄貴の言っていたドライビングテクニックで、駐車場に入ったジョンの運転する車を追い掛け、狭い駐車場の小回りを兄貴から教えられたテクニックで抜け出し、犯人を追いつめ逮捕するという結末。
派手な音楽は一切使わないというこだわりの演出が、唸りまくるエンジン音を際立たせて、高級車をバンバン出してぶち壊しまくろうぜ。なんて、マイケル・ベイ的な発想ではなく、「ワイルド・スピード」のような硬派なムードが全篇に漂っていいです。
追われる者と追うもの、両方プロフェッショナルな感じがマイケル・マンの映画を思い起こさせますね。淡々としながらもアグレッシュなエンディング曲もカッコよくて、89分と短くて中身の濃い文句なしで面白いですから。
2013年DVD鑑賞作品・・・40
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あらすじ:覆面パトカーチームに所属する警官ショーン(ショーン・ユー)は、指名手配中の「逃がし屋」ジョン・サン(グオ・シャオドン)を激しいカーチェイスの後、逮捕する。しかし仲間を逃すためわざと捕まったジョン・サンは、すぐにほかの犯罪者を連れて脱獄。打ちのめされたショーンは、定年直前のロー(アンソニー・ウォン)が以前チームで突出したドライバーだったことを知り、リベンジを果たすために彼に協力を求める。
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<感想>何だか巨匠ジョニー・トー制作というだけで、レンタルしてきた。しかし、観てみると意外にも大当たりで、ノワール度の高い本格カー・バイオレンス満点の仕上がりになってました。いうに「ワイルド・スピード」のような朝焼けの埠頭で車と車がド突きあう壮絶なラストは、まさに“カー・バイオレンス”という言葉がぴったりでした。
監督は「ドッグ・バイト・ドッグ」(06)以降なんとなくパットしない『軍鶏 Shamo』『アクシデント』のソイ・チェン。主演は浜崎あゆみとの熱愛が噂されたという(古い話)ショーン・ユー。「レイン・オブ・アサシン」とか「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」に出ていたイケメンの兄ちゃんです。それに我らが兄貴アンソニー・ウォンと一緒に組んでの、バディムービーでもあります。
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夜は走り屋としてブイブイいわせ、昼間は覆面パトカーの警官として交通違反車両を片っ端から取り締まり、二足のわらじで暮らしているイケメンのショーン・ユー。
そんな若さ溢れるショーンを尻目に、定年退職間近の老警官のアンソニー兄貴。
ところが、彼らの前に突然伝説の「逃がし屋」のジョン・サンが現れるという筋書き。
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カー・バイオレンスだけに、一方通行な展開で、車同士がスピードやテクニックを競うだけでなく、カンフー映画なみに激突なんかします。
そして、やる気のない給料泥棒に見えてたアンソニー兄貴は、実は超絶ドライビングテクの持ち主だったなんて、若手のショーンにそのドライビングテクを仕込み、何度も伝説の「逃がし屋」にチャレンジするわけ。
警察のバリケード、剣山のようなものも踏むことなく横滑りして、後ろからきたパトカーがその剣山でパンクして立ち往生するという。何しろ凄腕のドライバーなので、追い掛ける警察も殉職者が続出で適いません。
そのさ中で、アンソニー兄貴もショーンの爆走っぷりに感化されて、再びハンドルを握ったりする熱い物語が展開します。しかし、寄る年波には勝てないっていうか、ジョン・サンの車を追いかけて、車のオイル漏れかなんかで自分の車が横滑りをしてコンクリート壁に激突して殉職してしまうのです。
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悔しがるショーンは、兄貴の言っていたドライビングテクニックで、駐車場に入ったジョンの運転する車を追い掛け、狭い駐車場の小回りを兄貴から教えられたテクニックで抜け出し、犯人を追いつめ逮捕するという結末。
派手な音楽は一切使わないというこだわりの演出が、唸りまくるエンジン音を際立たせて、高級車をバンバン出してぶち壊しまくろうぜ。なんて、マイケル・ベイ的な発想ではなく、「ワイルド・スピード」のような硬派なムードが全篇に漂っていいです。
追われる者と追うもの、両方プロフェッショナルな感じがマイケル・マンの映画を思い起こさせますね。淡々としながらもアグレッシュなエンディング曲もカッコよくて、89分と短くて中身の濃い文句なしで面白いですから。
2013年DVD鑑賞作品・・・40
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