先日
友達が務める会社の倉庫で
親子の猫達が捕獲されました。
会社の上の方の指示で
このままでは明日には
動物指導センターへ
連れて行かれてしまう...
と
友達が相談をくれました。
子猫は5匹で目が開き始めた頃。
母猫は物凄い警戒して怒っている。
今の時期
どこもかしこも
子猫の保護でていっぱい。
センターへ行けば相当運が良くないと
殺処分になる可能性が高い。
とりあえず預かって
母猫に子育てをしてもらって
離乳したら子猫は里親募集
母猫はTNRするのはどうか
と提案したのですが
会社が受け入れてくれないため
また会社の周辺にリリースすることが
できない状況。
友達の家には先住犬とインコも居て
何より警戒MAXのママ猫の姿に
猫飼育未経験で預かるのは
厳しいとのこと。
我が家も
猫の保護が現在できない状況にあり
頭を抱えてしまいました。
とにかく
こんな場合はどうするべきか
猫の保護活動をされている
ベテランボランティアSさんに
相談をさせていただいたところ...
ちょうど隔離スペースが空いているので
どうしても行き場が無いのであれば
連れてきて下さい
と本当に救われるお返事が。。。
申し訳ないと思いながらも
どうすることも出来ず
相談者の友達とも話して
Sさんにお願いしようという運びに。
子猫達は段ボールに入れられており
母猫は捕獲器に入っている状況で
どれだけの時間母乳を飲めていないのか
全く分からず
子猫達の体力が心配でしたが
私も仕事で車を出した足で現場へ向かい
親子猫を預かりました。
子猫達はよく眠っていて
眠いのか鈍いのか???でしたが
でもとりあえず
みんな動いて生きてる事を確認。
Sさんにも
できれば一刻も早く
子猫達を母猫と一緒にして母乳をと
アドバイスいただき
新しいキャリーを用意して行ったのですが
捕獲器の扉の作り(向き)が
開けたら絶対母猫逃げてしまうよね
といったもので...
止むを得ず別々に車に積み
Sさんのお宅まで走りました。
Sさんのお宅へ着くと
既に親子猫仕様の
万全の準備がされていました。
やはり母猫を捕獲器から出すことに
(まず扉の開け方が分からずアタフタ)
少し苦戦しましたが
Sさんがブランケットで包んで
無事にケージへ!!!
子猫達も1匹ずつ体重測定をして
3階建ケージの一番下の段へ...
本当にホッとしました(TT)
Sさんの預かりブログはこちら
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急なお話でしたのに
快く受け入れて下さり
また愛情いっぱいお世話をして下さって
本当に感謝でいっぱいです。
丸々お願いする形となってしまい
申し訳なく思っておりますが
Sさんのところならもう
安心!安全!間違いなし!
なので...正直本当に安堵しております。
しかしながら
私も時折相談を受けて
個人でレスキュー活動を
することがあるのですが...
その気持ちや苦労が分かるので
この場で書かせていただきます。
「丸投げ」ほど困るものは無いのです。
◯◯さんは動物のことに詳しいから。
◯◯さんなら保護活動しているから。
そういった理由でよく
ご相談が寄せられるのだと思うのですが...
動物を保護したけど自分では預かれず
詳しい人や団体さんに相談をして
引き取って育ててくれる人が見つかって
里親さんもさがしてくれることになって
ああ
殺処分にならなくてよかった!!!
一件落着!!!
って感覚の方が多いのです。
勿論
命を助けたい
繋げたい
死なせたくない
気持ちは有り難いですし
そう思って相談をしてくれたから
命を助けることができるのですが...
保護活動って大変なんですよ。
時間も手間も費用も、精神面も。
本当に。
なので
助けたいと思って
誰かに相談するのであれば
それだけでおしまいじゃなくて
しっかり関わる者としての責任を感じて
できる範囲の協力や支援を
していただきたい
と切に思います。
保護っ子を預かれなくたって
協力できること、支援できることは
いっぱいあります。
物資や寄附金
病院等への車を出したり...
せめて関わった子達が
みんな幸せになるまで
預かりボラさんをサポートしながら
保護っ子達を見守っていって欲しい
そう思います。
今回
私は相談された側で
相談者の友達も
私も
猫の預かりができなくて
Sさんに全てをお願いさせて
いただいてしまいました。
でもこれで終わりではなくて
これからなのです。
私も友達も
親子猫達に関わり
Sさんにお願いした
責任を果たしていきたいと思い
微力ではありますが
せめて
できる範囲でのサポーターを
させていただきます。
以降はSさんのブログにて
近況の報告がありますので
応援よろしくお願い致します!
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ねこたちとの日々