パセリなpage

その日その日、気になったことを綴ってます。

窒息死の手前

2009-10-31 02:09:33 | Weblog
タイトル通り
まじめに死にそうになりました。

6時ちょっと過ぎに仕事終わり、着替えて更衣室出てきたら、
掃除のおばちゃんに「ぼたもち作ってきたから、食べていきなっ」って言われて、
急いでたのだけど、押し付けられるし、小腹もすいてたんで、もらうことに。
1個が大きくて、お箸で切ろうとしたけど切れなく、
時間無いから、1個まるごとをパクッといってしまいました。
そこに、トレーニングスタッフの男の子がきたから、
でかい餅をほおばっている顔を見せたくなく、一生懸命飲み込んだ瞬間
恐ろしいことが・・・

そう、餅が喉に引っ付いたのです
やばいやばいと思ってるうちに、どんどん喉がふさがり、
呼吸ができない状態に

私の異変に気がつき、掃除のおばちゃんとそのトレスタッフの子が、
「水飲みな!水だよ、水!」って言うんだけど、
飲めるものならとっくに飲んでるっつうの。
とにかく息ができない
苦しくて苦しくて、もがいてもがいても餅が取れるわけでもなく、
「おばちゃん、お願い、背中思いっきりたたいてくれ!」と言いたくても言えず、
喉が詰まった、苦しい~と「ひゅー」というか「ぐぐぐ~~~~」みたいな、文字にはできない変な音が出て、
恥ずかしい気持ちしながらも、とにかく、ほんとうにマジ死んじゃいそうで、
もうほんとうにだめだ、でも死にたくないよ~って気持ちから、
ついに喉に指突っ込んで、餅を引っ張り取りました。
これでどうにか無事生還。

ほんと、死ぬ直前だった。
あと少し遅かったら死んでた。
っていうか、
とにかくちょ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~苦しかったよ~~~~~

死ななくてよかった。
私死ぬなら窒息死は絶対いやだって痛感。
水没もきっと同じような苦しさなんだろうな。
ほんと苦しいよ、窒息は
男の子の前で餅を喉から引っ掻きとってる姿なんて、
素面ならほんと恥ずかしいけど、
恥ずかしいとか汚いとかもうどうでもよかった。 

でも、「死にたくない」「生きていたい」って思いながらも、
ほんと最後の最後に一瞬「こんな苦しいならいっそのこと死んで楽にしてくれ」と思っちゃった。
あれで楽な方を選んでたら、きっと死んでたね。
「死にたくない」って気持ちの方がギリギリ勝ったんだよね。
あと15秒遅かったら、きっと死んでたと思う。

老人や子供が餅を喉に詰まらせるわけがよくわかったよ。
喉、細いもんね。
おまけに、餅が喉に引っ付くからたまんないよ。

無事生還できた時は、
「死ななくてよかった」という気持ちより
「苦しかった~~~、楽になってよかった~~~」っていう苦しさから解放された喜びのほうが強かった

なのに、掃除のおばちゃん
「あんた、急いで食ったんでしょ~、ダメよ、急いで食べたら」って・・・。
大変だったね、の言葉すらない。
私は帰りたかったのに、押し付けられて急いで食べて帰りたかったからじゃん!
でもそれを言えなかったのは、食欲に負けた自分がいたから。
でも、何よりも苦しさから解放された喜びの方がうれしかったから、
何も言わなかったよ。

殺されるなら窒息死だけは絶対勘弁ってマジ思った。
42歳で餅詰まらせて死ぬなんて聞いたことないよね。
でも、マジ、皆さん、餅には気をつけよう