ぼちぼちいきましょ~中咽頭がん&乳がんブログ

女性には少ない中咽頭癌と乳がんのダブルパンチ!
とほほ...ながらも毎日なんとかやってます

乳ガン全摘 北斗晶さんの選択

2015-09-28 23:02:33 | 乳ガン
北斗晶さんが乳ガン全摘手術をされました。

決心がつくまで本当に辛かっただろうな~って思います。

私は温存手術ですんだけれど、開けてみないと温存か全摘がわからないと言われてたので、回復室に帰ってから温存ですんだと聞いた時は本当にホッとした。

前にも書いたけど、中咽頭ガンの検査中にMRIとPETに影が見えて、影の様相からガンかもしれないと言われ細胞診をしました。

でも周りの組織からはガン細胞は出て来ず、普通なら様子を見る所だったけど、万が一悪性だった場合中咽頭の治療中にガンが転移する恐れがあるとの事で局所麻酔で腫瘍を取って調べる手術をしました。

案の定、悪性のガンでした。

それも浸潤性のガンだった為、ほっておいたらどんどん広がって行くので、咽頭ガンの治療の前に手術する事になりました。

主治医の説明を聞いている時はボーっとしてて、ステージやらなんやら、まったく覚えてなくて、でも温存が無理ならその場で全摘手術に切り替えますと言われた事だけははっきり覚えている。

診察室から出て看護師さんに

「これからは普通のブラジャーはできないので乳ガン用のブラジャーを買っておいてね」

って言われて味気のないブラジャーのパンフレットを見て、書類にサインをしてたら涙がポロポロ出て来た。

やたら悲しかった。

中咽頭ガンステージ4、リンパ節転移、このままでは必ず死ぬと言われた時も泣かなかったのに。

胸が無くなる事への恐怖なのか、手術後の痛みの恐ろしさなのか、よくわからないけど悲しくて仕方なかった。

だから全摘手術と始めから言われていた北斗さんは、本当に心が折れてしまったんじゃないかな、、って思う。

それから、前に終活の番組で北斗さんがゲストに出てはって、乳ガンの無治療の人のVTRを見た後に、

「自分もガンになったら無治療を選ぶ」

って真剣に言ってはったから、今回どうしはるんやろ、、、って心配してたけど、ちゃんと生きるために手術を選ばはってホッとしました。

無責任に無治療を勧める人がいて、それを信じて亡くなってる乳ガンの患者さんのブログがあちこちにあります。

北斗さんはちゃんと治療をして、心も身体も回復して元気に復帰してほしいと願います。


私も今年の6月でやっと手術から3年経ちました。

乳ガンは最低10年は安心できないと言われています。

あと7年、、、長い、、、

10年後に再発した人もいると聞くし、ほんとに怖いです、、

そう言えば、乳ガンの冊子に、アルコールは控えるようにって書いてあったなぁ。

手酌でビール飲んでる場合やないでー

気をつけよーー。






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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
乳がん (しのりん)
2015-09-29 17:43:33
私の友人にも数名20代~30代で乳がんになった人が
います。

乳がんは、治療後10年で完解なんですよね。
しかも、ホルモン療法やるとか色々大変ですよね。
私は男なので胸を失う苦しみは理解しきれませんが、
普通に泣きますよね。

ねこさんは2つの癌のサバイバーなので、
私なんかよりも壮絶に大変なんだろうなと思います。

が、私はそんな貴方から元気を分けてもらっているので
これからも元気な笑顔と楽しいブログを期待しております!
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しのりんさん (ねこ)
2015-09-29 22:41:15
ほんとに女性の半分は乳ガンになるんじゃないかと思う程乳ガン患者が多い事にびっくりします。
若ければ若い程これは辛いね、、、

昨日、うちの可愛い妹が「嫌な事があったらさっさと寝るねん」って言うてた。
なんとしのりんから学んだって言うてたよ(笑)
実はしのりんのブログをいつも見てるんやって。
しのりんから元気貰ってるって喜んで言うてたよ。
ありがとうやで、しのりん。
これからも弱ってる人を元気づけてね。
そしていつかは冒頭の川柳の本を出してください。
そして来年は名古屋でその白目を伝授してください。
楽しみにしてます。

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乳がんのイメージ (もも)
2015-09-29 23:34:24
以前、『病気が見つかり、報告した上司の男性に「切れば治るもの」としてアッサリと捉えられた』という話を聞きました。
男性に匹敵するものを考えましたが「前立腺癌」とは少し違うし、そもそも「他人と比べる」ものじゃないんですよね。
でも、どうしても「○○よりましかも」と縋りたくたる。

女性には乳癌の他にも卵巣癌、子宮癌などもあります。どれも「女性としての自分」のアイアンティティが無くなる、と不安にかられると聞いています。

我々も「命が助かるなら唾液なんて」と思ったけど、意外にも強敵だった…という事もありますね。

北斗晶さんも、出ておられた番組って「例の無治療」の奴でしたか…。3月頃の番組でしたよね?
まずは手術のショックを乗り越えて、この先の人生を歩んで欲しいなと願ってます。
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訂正です~ (もも)
2015-09-29 23:36:56
読み直していたら
「アイデンティティ」が誤変換されておりました。
「は?」と思われた方々に、お詫び申し上げます。
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調子に乗ってたら… (もも)
2015-10-08 17:15:09
本当に癌という病気は、いきなり人をどん底に突き落としますね。
偉そうな事を書いていたからか、左頚部もリンパ節郭清をしなくてはならなくなりました。

前回の書き込みをした時は、再再発をしていたのに知らなかった分、余裕がありました。
今は「首の両方に傷が出来る」「タートルしか着れなくなる」だけでなく、せっかく伸びた髪がまた抗ガン剤で抜けるかも?という不安もつきません。

やはり「誰かと比べる」病ではなく「以前の自分とは違う自分になった事を、どのように受け止めるかが重要な病」だと感じました。

北斗さんが前を向いて頑張ってらっしゃるように、私も自分と向き合おうと思います。
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ももさん (ねこ)
2015-10-08 22:33:04
リコメが遅くなり申し訳ない

大丈夫!絶対治るから!
傷も右側はあまりわからないから今回も綺麗に仕上げてもらいましょう。
傷があっても無くても、私はストールを一年中手放せません。
首が冷えるとしんどくなるし、シワシワも気になるし、とにかく日焼けが禁物だからね。
逆にストールでオシャレできると思うことにしてるよ。
買いに行くのも楽しいし。
会社の人はなんでいっつもストール巻いてるんやろ??って思ってはるみたいやけどねー。

北斗さんも前向きに頑張ってはるから、私たちも負けない心でがんばらないとね!
元気に退院してくるのを待ってるよー。
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