昨日ご紹介した薄紫色の紫露草の近くの芝生に、小さな小さな愛らしい花を見つけました。
あぁ、この花は．．．１０年近く前から、もう１度出会えたら．．．と願い続けていた花でした。
初めての出会いは、向島百花園で、１０年近く前のことです。
叢に、小さな美しい花を見つけて、嬉しくなってデジカメを向けてマクロで撮ろうとしたら．．．
モニターの中に見える花姿のあまりの美しさに驚いてしまいました。
向島百花園では、全ての草花に名札が付いているので、辺りを探してみましたが名札が見当たりません。
困ったわと考えた末に、勇気を出して帰り際に、窓口の方にデジカメのモニターを見ていただいて
花の名前を教えていただけるかたずねてみました。
受付の女性は、にこやかに対応してくださいましたが、一瞬ですけれど、ほんの少し戸惑ったような表情．．．
そこにすかさず、女性の後方からモニターを覗き込んで、男性が「げんのしょうこですよ。」と
即答してくださいました。
どうやら、園内の管理をなさっている方のようでした。
素早いお答えに感激して、お礼を言って出口へと向かった、あの日のことを思い出しました。
名前は知っていても姿は知らず．．．そんな草花や木々もありますね。
現の証拠は、その瞬間まで私にとって「姿は知らない」存在だったのです。
勇気を出してよかった．．．しみじみと思いましたし、素早く対応してくださった方にも
感謝の気持で一杯です。
そして、昨日はやっと２度目の出会いができたのです。
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 現の証拠（げんのしょうこ） 昔から下痢止めの薬草として使われ、「煎じて飲めばぴたりと効く。」ところから 『現の証拠』と薬効を表す名前を付けられたのだそうです。 この小さな可憐な花を薬にしてみようと思うとはやはり昔の人の知恵は素晴らしいですね。 撮影中に蜜蜂（花虻？）が花に向かって突進してきました。 |
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ピンクの雌しべ、淡いピンクの雄しべの軸、そしてシックなブルーの葯．．．白い花びらには
淡い紫色のライン．．．素敵なカラーコーディネートです。
現の証拠には白い花とピンクの花があるそうです。
西日本ではピンクの花が多く見られ、東日本では白い花が多く見られるのだそうですよ。
現の証拠に限って言えば．．．東日本で暮らしていてよかったような気がしています。 
現の証拠（げんのしょうこ）について
ほぼ雑草扱いですが、花が咲いていたら手心加えて、刈りとばさないことが多いです。
当地は白花ですが、先日丘陵地で赤く咲いているのを見つけ、珍しくて持ち帰りました。
来年以降、うちで紅白揃って咲くかどうか楽しみにしています。
母親が胃腸の弱い兄のために囲炉裏の部屋の天井にぶら下げていました。
一度だけ煎じたのを飲みましたが、苦かった記憶があります。
宿根草なのでしょうね、すごく強いです。
アップで見ると、なかなかに可憐なのですね、少し意外で見直すことができました。
ところで、ミツバチではなくて、花アブの仲間だと思われます。
名前を調べようとしましたが、決め切れませんでした。
もしかして新種かも！！
今日また一つ、物知りになりました
ゲンノショウコ・・・
果て？聞いたことあるなぁ、と思っていたら
今は亡き、おばあちゃん（父の母）からだと思い出しました
が、それとお花とが結びつかなくて・・・
そういうことだったのですね～！
現の証拠・・・感じで書くとすごいですよね（笑）
この可憐なお花とは結び付かない感じがします
松本清張が浮かびそうです（笑）
露草の近くの芝生に・・ということは
私も知らない間に目にしているのかもしれません
いかにいつもボーっとして歩いているかってことですね
パっと見た時、何か別の花に似てるなぁ～と思ったら
これってフウロソウ科なのですね！
山で良く合うハクサンフウロに似ています
なんだかそうやってお花がつながっていくと嬉しいです
いつもありがとうございます
少年時代のとんびさんの思い出の情景が目に浮かぶようです。
お母さま、お兄さまとの大切な思い出をお話して下さって、どうもありがとうございました。
「現の証拠は、苦かった。」という証言で、初めて経験談を知ることもできました。
ジュリアさんからは、大切なご家族との山歩きの折りに見かける、足元に咲く花とのつながりを教えて頂き、
長年ブログを続けていることでたくさんの方々から、温かいお気持ちを伝えて頂けるありがたさをしみじみと感じています。
蜜蜂は、私も画像を見て蜜蜂にしてはほっそりしているような．．．？と思いましたが、
できれば蜜蜂であってほしいような気がして、蜜蜂と書いてしまいました。
とんびさんのご親切なご指摘のお陰で、花虻の仲間に間違いないと、今は思っています。
どうもありがとうございました。
来年の今頃、紅白の現の証拠が可憐に咲く様子を拝見することができるかもしれない．．．と
今から楽しみにしています。
私も、少しいかついような印象の「現の証拠」という名前が、この可憐な花の名とは思いもしなかったので
教えて頂いたときは「目から鱗」とはこのことかしら？などと思いましたよ。
懐かしいおばあちゃまとの思い出が蘇る．．．素敵ですね、嬉しいです。
ご家族で歩く山道に咲く花、白山風露を思い出して下さってどうもありがとうございました。
調べてみたら、おっしゃるとおりによく似ていますね。
山歩きが堪能できる季節到来では？と素人ながら思っています。
ご家族で過ごす楽しい時間の思い出の数々をご紹介していただくことを楽しみにしています。
お身体大切に、愉しい秋をお過ごしくださいね。
松本清張．．．ジュリアさん、今日も素敵です。
どうもありがとうございました。