桃の節句.。.:*・゜２０２５.。.:*・゜

 

東京では、冷たい雨の朝を迎えた桃の節句です。

昨日のランチタイムを娘ファミリーと我が家で過ごせたので、一安心です。

美しいお雛さまの華麗な世界は、男の子にも魅力的らしく．．．毎年、孫は目を輝かせて眺めてくれます。

週末はサッカーで忙しいそうなので、短い時間の滞在でしたが、桃の節句の気分は味わってもらえたようです。

 

　

　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

 

父と母が初孫が迎える初節句のために用意してくれたお雛さまは、私たち三姉妹が慣れ親しんだお雛さまと同じお店で

選んでくれたものでした。

徳川家が京都から呼び寄せ、日本橋にお店を構えたと言われているお店なので、娘のお雛さまには京風の風情が漂います。

１年に、ほんの数日の間ですが、我が家に雅びな気配が漂います。

五人囃子と右大臣と左大臣とお道具類は、今年もしまったままで．．．

父と母の孫たちの中で、元気だった頃の２人を覚えているのは、娘だけです。

娘はどんな思いで、お雛さまを眺めているのでしょうね．．．最愛の祖父母への想い．．．

娘と私は、目を合わせると涙ぐんでしまうので、毎年この日の私たち．．．気をつけていても

少しばかりぎこちない雰囲気になってしまいそうになるのです。

コンテナに入れられて、日仏を往復したお雛さまは、パリの家で毎年フランス人イギリス人アメリカ人ロシア人

様々な国々の母と子たちに眺めてもらえて、褒めて戴けて．．．遠い日の想い出になりました。

 

　冷たい雨模様の桃の節句です。