薄紫色が好きだった母が昔からかわいがっていたアガパンサス。
今では、あちこちで見かけますが、40年前30年前はあまり
見かけることはなかったような気がします。
若い頃の私が、それほど花々に興味を持っていなかったせいで
見過ごしていただけかもしれませんが...
母が庭でずっと育てていたので、かなり株が増えて広がっていたこともあり
20年前に我が家の庭に少し株分けをしました。
その頃には、母の病が進んでいたので母自身は庭仕事をすることはできなくなっていました。
実家の庭で眺めていると、アガパンサスが比較的大きな株だということには
気づかなかったのですが、我が家のささやかな庭で育ててみると...
何というのか...予想以上に大きくてうっかり株を増やし過ぎてしまうと
持て余してしまいます。
最近は矮性と呼ばれる小ぶりなアガパンサスも見かけるようになりました。
我が家のような小さな庭には、そちらのタイプの方が似合いそうですね。
アガパンサスという少し覚えにくい名前の由来はギリシャ語だそうです。
アガペは、神の愛、無償の愛と訳されるので、愛の花という意味かしらと思っていました。
念のために調べてみると、アガパという言葉がギリシャ語にあるようで
かわいい、愛らしいという意味の言葉だそうです。
ということは、愛らしい花という意味なのかもしれませんね。
私は母から譲り受けたお花なので、心の中では愛の花なのだと勝手に信じています。
アガパンサスについて
降ったり止んだりの1日でした。
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