Passy with ひな & Coco

思いつくままに綴るPassyの日々
春と秋の薔薇園めぐり
四季折々の花々
(=^・^=)(=^;^=)との暮らし

ダリ回顧展

2006-11-28 | おでかけ♪
9月23日の初日から10月にかけては
「長蛇の列」と噂に聞きました

しばらく待たないと無理かしら...
そう思っていたところに
嬉しいプレゼントを頂いて、わくわくしながら
出かけてみました

11月も下旬となり、平日でもあり
美術館の入り口は、拍子抜けするほど
静かな風景でした

入り口近辺の人出も少な目なので
まずは、美術館左手の巨大ポスターを撮影

上野の森の木々も色づいて...
「木漏れ日とダリ」の風景です

今年は紅葉がゆっくりなので
美術館前のもみじの木は
まだ青々としていました

幸運にも、並ばずに入れたので
撮影禁止エリア直前の
入り口周りのポスターも撮影

ダリは、彼自身が「絵になる」芸術家ですね



うぅ~ん、やっぱり絵になる人ですね
並んでいる人がいないのをいいことに...(笑)
次々と撮影しました...止まりません



ダリの署名部分をアップにしたポスターです
何となく魅力的



魅力にはまって...(笑)
署名部分だけ撮影してみました



署名に寄り添う、この蟻さん
気になります...すごく気になります
気になり始めると、やたらに目に付きます
あちこちに、この蟻さんがレイアウトしてあるのです

調べてみたら...
蟻は、ヨーロッパ文化が蝕まれていく過程の象徴
ダリの世界では、そういうことなのだそうです

人出の少なさに、すっかり油断して入場してみたら
美術館の中は、かなりの混雑状態

係員は「並ばずに、好きな作品から観て下さい」と
繰り返し指示を出すのですが
ほとんどの人達が、最初の作品から1点ずつ
丁寧にじっくりと鑑賞しますから
作品前の人の列の歩みは ゆっくり なのです

作品の横にタイトルと解説が書かれているのですが
解説を読んでしまうと...
そうだったのかぁ
えっ?そうなの?
ふぅ~~ん、なるほど...
などなど、観ている人達の心の声が聞こえてきそうなのです

まるで、なめるように見入る人達...

回顧展の解説に
「ダリは、見る側一人ひとりが一枚の絵を借りて
それぞれの内的世界を広げ、想像力に遊ぶことを望むとともに、
それを見て自ら楽しんでいたのである。」
という一節がありましたが

まさに、そのとおりなのでした

ダリの作品群は、私たちの想像力をおおいに刺激してくれました
そういう私たちの姿を、ダリは天国から見て楽しんでいるのでしょうか 

年明け、1月4日まで開催中です


 ダリ生誕100年記念回顧展について:オフィシャルサイトです
      ごくごく一部の作品も登場しています


 霧雨の1日でしたね
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2 コメント

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私はダリ? ()
2006-11-29 01:29:20
さすがダリですねえ
不思議な絵も解説を読んだら、う~んなるほど
納得できることと思います。それで、やっぱり絵の説明を
いちいち読んでしまうのでしょう。
私は勝手に思い込み解釈をしてしまうので、
上の方から、ええ~ッと、ダリが憤慨しているかも知れません。
もっと私の叫びを聞けなんてね。
アリ一つにしても深く訴えているものがあったのですねえ。

私はダリでしょう?なんて日本語ならではの駄じゃれですね。
駄じゃれを堂々とコピーに使えるところがダリなのでしょう
でもおもしろそう…
ステキな情報をありがとうございます 
返信する
京さんへ (Passy)
2006-11-30 00:11:32
京さんのように
自由に勝手に?思い込みで解釈するのも
ダリは大歓迎だったのだそうですよ
そうやって、自由に広がっていく世界が
ダリの世界だそうです

回顧展なので、基本的に年代順に展示されていて
少年時代の作品も何点か展示してあって
きっと天才少年と呼ばれていたのでは...
と思う作品でしたよ 
返信する

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