公孫樹並木を歩きたくなって、昭和記念公園へ...昨日は、そんな風に説明しましたが...
私には、もう1つお目当てが...それは、シダーローズを見つけることでした。
シダーローズ(杉の薔薇)とは、ヒマラヤ杉の球果(松ぼっくり)のことなのです。
大きな松ぼっくりが開いていくと、まるで薔薇のように見えることから、シダーローズと呼ばれています。
11月下旬から12月上旬頃に、薔薇のように開いたシダーローズを巨大なヒマラヤ杉の樹の枝に...
見つけることができるはず...そう期待して待っていたのです。
数年前に偶然...まるで、小さなトトロたちがヒマラヤ杉の枝に乗っているかのように見える
開く前の愛らしいシダーローズと出会うことができたのです。
どれくらい開いて、どんな風に薔薇のように見えるのかを確かめたくて...今年は出会えるかもしれない、
そう思って、開いてくる頃合いを見計らっていたのです。
数年前と同じ場所の同じヒマラヤ杉たちには、シダーローズがなっている姿が見えなくて、公園内を
歩きながらヒマラヤ杉の姿を探してみました。
驚くほどに巨大なヒマラヤ杉と出会えたので、じっくりと観察...友人の助けも借りて
まだ開き始めたばかりのシダーローズたちを見つけることができました。
でも、巨大な樹ですから、そう簡単には撮影できるはずもなく...近づいて見上げてみたり、少し離れて
ズームで試してみたり...辛うじて撮影できた「開き始める予感が漂うシダーローズ」をご紹介してみますね。
私が期待していた姿とは、かなり違いますし、期待していた画像とは全然違いますが...
まだまだ硬いシダーローズですね。 | |
まだ硬いシダーローズたちが樹上で並ぶ姿は... 森の小さなトトロたちが休憩しているように見えるのです。 | |
まるで、かくれんぼでもしているようです。 | |
「開きかけ」でさえ、なかなかキャッチできない私です。 | |
少しだけ、開花が始まったような雰囲気に似ていなくもない姿を 何とか捉えましたが...シダーローズとは言い難いですね。 | |
また次の機会を待つことにしましょう... 「愉しみなこと」が、あるのは素敵なことですからね... | |
今年がだめなようなら、また来年ね...焦らずに...シャッターチャンスを待ちますよ、私は...
12月上旬頃から中旬にかけて、美しく開いたシダーローズが樹上から落下する瞬間に出会えたら...
そして...そのシダーローズを拾って持ち帰ってもよろしいような状況なら...
クリスマスの飾り付けにするのに最適なので、笑顔で持ち帰る方たちもいらっしゃることでしょう。
手の届くような場所にはいないのが、シダーローズですから、落ちてくるのを待つしかないのですって。
国営昭和記念公園のご案内です:
東京では、今日から明日にかけては、雨模様になりそうです。お月さまとも会えませんね...残念ですが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます