緑道に咲く八重咲き酔芙蓉.。.:*・゜

先日、緑道で思いがけず、酔芙蓉の華麗な花姿と出会うことができました。
そして、新たな出会いに恵まれたのは．．．八重咲きの酔芙蓉です。
今朝の出会いの瞬間まで、酔芙蓉に八重咲きタイプが存在することを
想像してみたこともありませんでした。
前回と同様に、ピンクに染まる花を見て、酔芙蓉なのだと分かる程度の知識しか
まだ持ち合わせていないのが酔芙蓉さんに申し訳ないような気持ちです。
そもそも、酔芙蓉に八重咲きタイプがあることさえ、よく分かっていなかった私が
偶然にも出会えるとは．．．早朝散歩を再開したことを一段と嬉しく感じています。

	人が通る気配がまったく無いことを幸いに、背伸びしては 　両腕を目一杯伸ばして、撮影に挑戦しましたが、かなり大きな樹の 　上の方に集中して咲いていたので、苦戦．．．で終了しました。 　しかも、私のカメラの腕では、八重咲きさんは優美な表情を見せて 　くれないのです。 　少なくとも私に対しては、なかなかの気難し屋さんのようですね。
	一方、昨日の夕暮れ時からピンクに染まりながらしおしおと身体を丸めて 　いたらしい萎れていく花たちは、表情豊かに見事なまでにモデルさんを 　務めてくれました。 　意外な展開に驚き、じわじわと嬉しい気持ちが込み上げてきましたよ。
ほころび始めたつぼみの姿が、何かに似ているように思えて．．． 　もしかしたら、蕗の薹？ 　前回同様に、まだまだたくさんのつぼみたちが出番を待機中です。

こうして、１人きりで花々や樹々、木の実とじっくりと向き合う時間を過ごせること
空や雲や風や光からも何かが伝わってくるように感じることができること
しみじみと幸せに感じています。　


　酔芙蓉について