生徒さんもお年頃の方が多く、免許更新時の認知機能検査の話に花が咲く。
今日も、6月に認知機能検査を受ける生徒さんが不安だ。。。と話していた。
なんとなく内容は聞いているけれど、具体的にはどうなんだろうと早速検索。
こちらの警察庁のページには検査の内容がていねいに説明されていて、内容だけでなく進行要領まで掲載されていた。
検査用紙やイラストパターンもダウンロードできる。
しかも
「検査において利用する検査用紙、イラスト及び検査の採点方法をダウンロードすることにより、 検査を体験することができます。その場合、周囲の方が検査員役として検査を進行していただくことをお薦めします。」
とも書かれていた。周囲の方が検査員役として検査を進行していただくことをお薦め・・・と書かれているし、所要時間も30分。
今日は人数も少ないのでやってみませんか?とお声かけして、時間も計って本番さながらにやってみることにした。
皆さんがよく心配されているイラストの暗記は、16種類のイラストを一度に暗記するわけではなく、4種類ずつの暗記。
しかも4種類のイラストを見ている時間は1分もある。
それを4回繰り返して全部で16種類のイラストを暗記することになる。
16種類のイラストも4回に分ければ意外と頭の整理も簡単。
4種類ずつならば2種類ずつ分けて、たとえばフライパンとタケノコのイラストを組み合わせて、タケノコを炒めているイメージ。
もう2種類のライオンとてんとう虫のイラストを組み合わせて、ライオンの顔にてんとう虫が止まっているイメージ。
そんな風に絵を想像して一緒に覚えたらどうです?などと作戦を話しながら進めた。
16種類のイラストは、最初はすべて鉛筆で箇条書きにする。
でも次にそれぞれのイラストのヒントを見ながら、箇条書きにする。
2回も回答のチャンスがあれば、思い出せるみたいと生徒さんも自信を取り戻した。
実際に検査官の進め方がわかると、落ち着いて取り組めればそんなに難しくはないことがわかる。
たまには脳トレ代わりに、授業の隙間時間を使って、こんな練習もいいかもしれないなと思った春の日だった。
(Cho)
いつもありがとうございます。
内容もさることながら、おそらくこういった「試験」という特別な状況に不慣れなことで、いつもより緊張してしまったり、多少舞い上がってしまったりということもあるような気がしました。
記憶力や判断力だけでなく、目がよく見える、耳がよく聞こえる、ということも重要ですね。