こんにちは~!!
PeachBloom(ピーチブルーム)の帽子デザイナーの入澤恭子です
ご存じのとおり、帽子にはいろいろなかぶり方があります。
かぶりかたの説明をする機会はよくあるのですが、意味不明な言葉って結構ありますよね。
今日はそのなかの一つ、「あみだかぶり」ってなに?ってことを調べてみました~♪
辞書で引いてみると、
【阿弥陀被り】・・・帽子などを、後ろ下がりにかぶること。あみだ。
ほう。阿弥陀って、阿弥陀如来だったんかーーーっ!(衝撃)
なるほど、そうだそうだ、南京玉すだれの口上の一節に
「さて、さて、さては南京たますだれ、ちょいと伸ばせば阿弥陀如来か釈迦牟尼か
後光にみえればお慰み」という言葉があるじゃないですかぁ!
気づかなかったですわ。
しょっちゅうやってるのに(笑)
で、どんなかぶり方なの?というと
前をあげて後ろを下げてかぶるということみたいですね。
80年代のアイドルなんかもこんなかぶり方してましたよね。
前髪をくずしたくないからという理由からと、写真に撮られる際に顔がブリム(つば)の影になって見えなくなってしまうことも大きな理由だと思います。
あとは、あみだにかぶると若く見えるんじゃないかなと思います。
若いというか幼い感じな印象?
しかしながら、あみだにかぶることができる帽子もなかなか難しいと思いませんか?
クラウン(頭の入る部分)が深いと重さで後ろに落っこちてしまいますよね。
なるべく浅めの帽子がいいと思います。
なので、おととしくらいから流行していたカンカン帽はあみだかぶりに適していますよね。
ボーラーハットはクラウンが高めなのとデザイン的にクラウンのあの丸みを見せたいのであんまり向いていないんじゃないかと思いますね。あくまでも個人的な意見ですが・・・
というわけでわかりましたか?イラスト描いてみたんですが・・・
こんな感じ?
帽子のブリム(つば)が後光に見えませんか?(笑)
では~~。