つい数日前の朝のこと…。
朝、旦那にお義母さんから連絡があり、町内の●さんが亡くなったと
いう話を聞いた。ああ、あそこの大おばあちゃんは結構なお歳だった
からねえ…なんて話をしつつ、ごみを出しに外へ出た。
ごみを出すのにいつも通る道は●さんの家の前を通る。喪中の紙が
貼られている。通夜と葬儀の日程も書かれている。あー、回覧板が
廻るより早く分かったなあと思いながら通り過ぎようとすると、●さん
宅のお向かいのおばあちゃんが顔を出した。普通に「おはようござい
ます。」と挨拶。
そのときだ。「ちょっとちょっと、ねえさん!」と言われながら袖を引っ
張られて玄関前まで連れて行かれる。おばあさんは●さんと割りと
仲がよく、誰か亡くなったらしいが、誰だか知らないか?とのことだ。
でも、このおばあちゃん、認知症なのである。しかも一人住まい。デイ
サービスや介護サービスを受けているようなお方。認知症といえども
人それぞれだが、こういうことを気にするということは社会とつながって
いるということだ。普通に受け答えしてよかろう。と判断した。
「おばあちゃん、実は私もよくわからないの。うちのお姑さんに聞いた
だけで、まだ回覧板も何も廻ってきてないから詳しいことは全然。だか
ら回覧板来るまでまってみたら?」と言ってみた。でも仲良くしている
お向かいがこんなに騒がしくなっているのに、放っておけないという。
そうか、そりゃそうだ。でも、認知症で一人暮らし。通夜や葬式には行
けるのだろうか?よし。
その瞬間、外では丸見えなのでと言うことで、更に玄関内まで引っ張
り込まれて玄関を閉められる。ひええええ~!お義母さん助けて~!
「おばあちゃん、もしお子さんがいらっしゃるのならまず電話をして、そ
れから、お通夜とかお葬式に行けないのなら、もう少し日が昇ってから
お数珠を持って●さんのお家に手を合わせに行ったらいいんじゃない?」
それでようやくホッとした顔をしてくれて、納得してくれた。
はあ…ようやく開放される…と思ったのも束の間。おばあちゃんのお喋
りが始まってしまった!やばいなあ…長そうだなあ…。予感的中。
お「姉さん、どこの人かね?」
私「ああ、そこの○の家の嫁ですよ。」
お「ああー、そうかね。初めてやの?」
私「ううん、ごみ出しに行くときは時々挨拶してるよ。」
お「あはははは、ああー、そうか。忘れてしまってるわ。」
私「あははは、いいよ、おばあちゃん。」
お「姉さん、これからどっか行くんけの?」
私「うん、今ごみ出しに行くところやったんや。」
お「ああー、そうかそうか。ところで、姉さん、どこの人かね?」
私「そこの○家の家の嫁ですよ。」
…これが4~5回ループする(笑)
これでは止める人がいないので、申し訳ないが切り上げさせてもらう。
私「おばあちゃん、ごめんね。お仕事があるからもう行かなくちゃ。」
お「ああー、そうかそうか。ごめんの。助かったわ。ありがとの。」
そして最後に
お「これから仲良くしようの。」
なんか嬉しかった。きっと次の瞬間から忘れているだろうけれど、人に
そう思ってもらえて。嫁いできてからご近所の人に初めてこんな事言わ
れて。おばあちゃん、こちらこそありがとう。
そして、素でドリフのおばあちゃんコントを堪能させてくれてありがとう(笑)
なかなかどうして楽しかったですよ。
※画像クリックで少し大きくなります。
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携帯→http://www.kitemi.net/m/08gan/080807/gan.html(特集記事へ直接とびます)
朝、旦那にお義母さんから連絡があり、町内の●さんが亡くなったと
いう話を聞いた。ああ、あそこの大おばあちゃんは結構なお歳だった
からねえ…なんて話をしつつ、ごみを出しに外へ出た。
ごみを出すのにいつも通る道は●さんの家の前を通る。喪中の紙が
貼られている。通夜と葬儀の日程も書かれている。あー、回覧板が
廻るより早く分かったなあと思いながら通り過ぎようとすると、●さん
宅のお向かいのおばあちゃんが顔を出した。普通に「おはようござい
ます。」と挨拶。
そのときだ。「ちょっとちょっと、ねえさん!」と言われながら袖を引っ
張られて玄関前まで連れて行かれる。おばあさんは●さんと割りと
仲がよく、誰か亡くなったらしいが、誰だか知らないか?とのことだ。
でも、このおばあちゃん、認知症なのである。しかも一人住まい。デイ
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人それぞれだが、こういうことを気にするということは社会とつながって
いるということだ。普通に受け答えしてよかろう。と判断した。
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だけで、まだ回覧板も何も廻ってきてないから詳しいことは全然。だか
ら回覧板来るまでまってみたら?」と言ってみた。でも仲良くしている
お向かいがこんなに騒がしくなっているのに、放っておけないという。
そうか、そりゃそうだ。でも、認知症で一人暮らし。通夜や葬式には行
けるのだろうか?よし。
その瞬間、外では丸見えなのでと言うことで、更に玄関内まで引っ張
り込まれて玄関を閉められる。ひええええ~!お義母さん助けて~!
「おばあちゃん、もしお子さんがいらっしゃるのならまず電話をして、そ
れから、お通夜とかお葬式に行けないのなら、もう少し日が昇ってから
お数珠を持って●さんのお家に手を合わせに行ったらいいんじゃない?」
それでようやくホッとした顔をしてくれて、納得してくれた。
はあ…ようやく開放される…と思ったのも束の間。おばあちゃんのお喋
りが始まってしまった!やばいなあ…長そうだなあ…。予感的中。
お「姉さん、どこの人かね?」
私「ああ、そこの○の家の嫁ですよ。」
お「ああー、そうかね。初めてやの?」
私「ううん、ごみ出しに行くときは時々挨拶してるよ。」
お「あはははは、ああー、そうか。忘れてしまってるわ。」
私「あははは、いいよ、おばあちゃん。」
お「姉さん、これからどっか行くんけの?」
私「うん、今ごみ出しに行くところやったんや。」
お「ああー、そうかそうか。ところで、姉さん、どこの人かね?」
私「そこの○家の家の嫁ですよ。」
…これが4~5回ループする(笑)
これでは止める人がいないので、申し訳ないが切り上げさせてもらう。
私「おばあちゃん、ごめんね。お仕事があるからもう行かなくちゃ。」
お「ああー、そうかそうか。ごめんの。助かったわ。ありがとの。」
そして最後に
お「これから仲良くしようの。」
なんか嬉しかった。きっと次の瞬間から忘れているだろうけれど、人に
そう思ってもらえて。嫁いできてからご近所の人に初めてこんな事言わ
れて。おばあちゃん、こちらこそありがとう。
そして、素でドリフのおばあちゃんコントを堪能させてくれてありがとう(笑)
なかなかどうして楽しかったですよ。
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