新♪へっぽこのお部屋☆こんなんできましたよ

へっぽこ書道家の好き勝手な殴り書き&書道作品のお部屋ですよ。※画像や文は持って行かないでね。禁止!※

教育的指導スイッチ、ついにON!(長文です)

2010-11-23 00:57:34 | Weblog
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、わたくしは家庭教師のアルバイトを

1件受け持っております。

早いものでもう4ヶ月目に突入。

受け持っている姉妹の扱いにも慣れ、どんな性質の子かも掴めて来たので

指導方法もそれなりに分かってきました。

姉妹も1度もサボることなく、嫌がらずに指導を受けてくれます。



だがしかし、今日という今日は先生の教育的指導スイッチが入ってしまう事態が。

ありきたりな話ではあるんだけれども、妹ちゃんのほうがカンニングしながら私から

合格を貰おうとしていたことが現行犯で発覚。



いや、カンニングくらい私もしましたから、別にいいんですよ。

しかし、発覚した後が悪かった。



普段からこの子は隙あらば楽しようとしたり、ズルしようとしたりする子です。

でも、イヤだイヤだと言いつつも、一つの問題をつきっきりで教えたら出来る子。

そして一人で出来た時の誇らしい顔がとてもいい子です。

頭の悪い子じゃない、単に集中力が続かない事と気分にムラがあるのが原因。



それを分かっていてコントロールできなかった私の力不足もあるのだけれど…。



今日は九九の六の段がどうしても最後まで覚えられずに苦労していました。

その子、その子のペースがあるし、学校もまだそこまでは授業で進んでいないよう

なので、いつものとおり慌てなくてもいいからゆっくりとでいいから覚えようねと暗唱の

練習をしてもらっていました。

時には六の段の穴埋め問題もやりつつ、書いて覚え、読んで覚え。

いつになく熱心に読み書きしていたので、安心してお姉ちゃんの方の課題を説明しながら

妹ちゃんが暗唱できる時を待っていました。



そしてしばらくした頃…

「先生!もう言えるよ!」

「え?ほんと!?早かったね!すごいなあ。じゃあ、言ってごらん?」

六の段を順番に唱え始める彼女。



…でも、なんだか挙動不審です。

やたらと1点をちらちらと見ながら暗唱しています。

もしや。

「Mちゃん、ちょっとまって。先生の方を向いて、その腕、上にあげてごらん?」

応じてくれません。

そして何とも言えない顔つき。

これは確定です。

「ちょっとごめんね。」と言いながら、彼女が動かそうとしない腕の向こうを覗くと…

机の上にびっしりと鉛筆で書かれた六の段が。

そう、お姉ちゃんの指導をしている私の目を盗んで書いていたのです。



そこで、素直に謝ってくれていれば、せめて言い訳でもしてくれればよかったのですが…。



何を聞いてもだんまり。

こちらを見ようともしません。

悪い事をしたというのを彼女はちゃんと分かっています。

だからこそ、ちゃんと自分の口で説明して欲しかったのです。

状況的に引っ込みがつかず、どう言っていいのかもパニックになって分からなく

なっていたのでしょう。

それも分かります。

ちゃんと話して欲しかったので、責めるわけでもなく黙って私も待っていました。

今考えると、その沈黙が重圧になったのでしょうか、彼女はシクシクと泣き始めました。



カッチーン!



彼女がどんなつもりで泣いたのかは分かりません。

泣いてはいけないと分かっていても、堪えきれなかったのかも知れません。

しかし、個人的に私の中ではどんな状況であれ、泣くことを手段とするやり方は卑怯な

やり方の一つとなっている(無条件に相手を悪者にしてしまうからね)ので、当然その泣きに

動じる訳もなく毅然とした態度で「子供」ではなく「対等の人間」として応対しました。



冷たい人間だと思われるかも知れません。

子供相手に厳しすぎるかも知れません。

でも、これに味をしめて「だんまりを通して泣けばなんとかなる」という考えを持った人(女)

にはなってほしくありません。



返事はせずとも話を聞いてはくれているようなので、ゆっくりと話しかけました。

やってダメだったなら仕方がない。

誰もそんな事で怒ったりしない。

ダメなのはやってもいないのに「できない」と言うこと。

それはできなかったのではなく「やらなかった」だけのこと。

今回のあなたはやってもできなかったのだから、それでいい。

でも、だからといってズルしていいことにはならない。

ゆっくりでいいから覚えていけばいい。

あなたは出来の悪い子じゃないんだから。

その証拠に五の段までは自力できっちり覚えたでしょ。

あなたはズルなんかしなくても、ちゃんと出来る子よ。

だから、つまらないズルなんかしないでね。



途中からだけど頷きながら、ちゃんと聞いてくれてました。

よかった。



しかし、毎回の状況や進み具合の報告を親御さんにしなければならず、ウソを言う

訳にはいかない。

もう反省していると思うけど、今日の事はちゃんとお母さんに報告するからねと言って

いると、横からお姉ちゃん…



「先生、お母さんに言わんといてあげて!今度またしたら言えばいいから。おねがい!」



先生、ちょっと驚き&感心…ああ、お姉ちゃんはお姉ちゃんなんだねえ。

こんな流れになるとは思ってもいなかった。

というわけで、今回はお姉ちゃんの必死の説得により先生思わず折れる(笑)

今回だけはお姉ちゃんに免じて堪忍することにして、この件は3人の中で収めるという事に。



…ああ、バイトとはいえ、教育って難しい。

バイトで、しかも2人しか受け持ってないのにこれだよ。

学校の先生は本当に大変やなあ。

生徒の中にも訳分からんのがおるやろし、親にももちろん変なのおるやろし。

アチコチ病んでる人が多いわけだ。



カンニングはともかく、良い姉妹愛を見たな。

よきかな、よきかな。



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