▽血統徒然△

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稀代のネット血統論客 団亭鞘次郎氏が暫定復帰

2004年10月07日 | 競馬ニュース
ネット血統評論で一時代を築いた団亭鞘次郎さんが超久しぶりに、サイトの追加更新を行ったようです。

血統の深淵

フェデリコ・テシオとドルメロ牧場の名馬たち(久々の新コンテンツ)

ともあれ鞘次郎氏の新コンテンツが読めるのが嬉しいし、彼が血統への興味を失っていなかったことも嬉しい。なんか常に海外にいるようですが、本業の方がお忙しいようですね。彼のブログとかあったら、競馬の話題以外でも内容の濃いテキストが期待できそうなので、やって欲しいなぁ。

金子氏の贅沢な悩み ~ブルーイレヴン天皇賞回避~

2004年10月07日 | 競馬ニュース
関屋記念(GIII)制覇から2カ月。「放牧を挟んでさらに逞しさを増している」(米田助手)。秋初戦を前に4日、実質的な追い切りを消化。得意の左回りでGI制覇へ向けステップアップを図る。ただし、角居調教師は5日、路線変更を発表。毎日王冠後は秋の天皇賞ではなく、マイルCS(11月21日、京都、GI、芝1600メートル)へ向かうことになった。「関屋記念の結果や血統的背景を考えると、マイル戦の方が力を発揮できると判断した」と角居調教師。直線で内にササる癖があり、右回りは7連敗中。京都コースではこの点が課題になるが、「GIを取れる器」と米田助手。秋初戦ですべてを払拭する快走が見られるか。

ちょっと吃驚、ずっと嘯いていた「潜在能力はG1級」が現実になろうとしている今、ややこしい事になってきました。しかしこの「潜在能力はG1級」というのは左回りならばと但し書きがつくのは、この馬のファンには常識でしょうし、調教師も馬主も知らないわけありません(当然ながら)

一応、関屋記念を勝っているからマイルへ向かうとのことですが、この馬は距離適性以上に右回りか左回りかが問題の馬であるはずです。(今までの関係者のコメントを聞く限りそうです。)せっかく左回りの府中で大きな舞台が用意されているのに・・・距離だってタップダンスシチーに迫った金鯱賞の内容からも長すぎるとは全然思えないし、基本的に種牡馬としてはサッカーボーイは中長距離指向です。

馬主の金子さんからしたら「分散出走したらG1を二つゲットできるかもしれない」「分散出走しない限りその可能性はない」といったところでしょうか。それとも天皇賞でキングカメハメハがブルーイレヴンの後塵を拝したらマズイと考えたのでしょうか?

金子さんからしたら、どちらも愛しい愛馬だけど、ダービー馬のほうをより溺愛しているということでしょうか。

ブルーイレヴンの大ファンの私としては、毎日王冠で圧勝していただき「天皇賞秋に出走しないのは馬主のエゴだ」という世論が沸きあがることを期待しています。