▽血統徒然△

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ふと思ったこと

2004年10月05日 | 海外競馬
なんでキングカメハメハは凱旋門賞に向かわなかったのだろう。
斤量は3歳馬にかなり有利、父は2着したエルコンドルパサーと同じキングマンボだし。
常々「馬の種牡馬としての価値を高めるのが調教師としての仕事」
といって憚らない松国厩舎からすればありえない選択肢ではなかったはずです。
馬主の金子さんも反対するようなタイプとは思えないし・・・
タップダンスシチーが遠征するから遠慮したのでしょうか? 寝不足の朝の疑問。

凱旋門賞 後記

2004年10月04日 | 海外競馬
現地時間3日、仏・ロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(3歳上、仏G1・芝2400m)は、T.ジレ騎手騎乗のバゴ Bago(牡3、仏・J.ピース厩舎)が中団から差し切り優勝。1/2馬身差の2着にチェリーミックス Cherry Mix、さらに1馬身差の3着にウイジャボード Ouija boardが入った。勝ちタイムは2分25秒0(良)。日本から参戦したタップダンスシチー(牡7、栗東・佐々木晶三厩舎)は好位2番手から直線では先頭に並びかけたが馬群に飲み込まれ、17着に敗れた。4着にアクロポリス Acropolis、5着に先手をとった英ダービー(英G1)馬ノースライト North Light。上位5頭まで3歳馬が独占した。

グリーンチャンネルを見られる環境に無いので、結果は起床後のネットで知りました。残念ですけど、輸送過程に無理があったことでエクスキューズできますし、ネットで情報を拾う限り力を出し切っての18着なので、まぁ仕方が無いかなと思います。それにしてもいつも思うのですが、凱旋門賞は斤量的に3歳馬有利すぎだと思うです。

1着 Bago 代々名種牡馬を重ねられた王道の配合。

2着 Cherry Mix 欧州血統と米国血統のガチンコ配合、IK理論での評価は低そう(憶測)

3着 Oujia Board 3着だけど綺麗な異代配合で一番好きだな。

スプリンターズS 復習

2004年10月03日 | 馬券予想
スプリンターズSはイチローで買え

第38代スプリンターズS優勝馬 カルストンライトオ

復習というか、なんというか、ダジャレで決まってしまうなんて_| ̄|○
しかも杉本清御大もちゃんと買っているらしいし、脱力です。

俺的には,ウォーニング産駒を応援しているならカルストンライトオも買い目に入れなきゃダメだろうが! ってことですかね。これでサニングデールとカルストンライトオは共にG1ウイナーということになったのですが、ウォーニングの後継種牡馬として、少ないパイを奪い合うと共倒れになりかねないのでちょっと心配。どっちでも良いのでもう一発かませということで・・・

さて凱旋門賞だヽ(^0^)ノ

場末の天才馬券師

2004年10月03日 | Weblog
最近、ウインズ側のグリーンチャンネル居酒屋でレースを見ることが多いのだが、一人非常に馬券の上手いおっさんがいて敬服している。現に2週連続で大金をゲットして店長が盛り上げてただ酒を飲めた。直接その勝負師の馬券術を聞いたわけではないが、晒している当たり馬券から戦術は類推できる。

・なんと3連単のご時世に枠連を買う。
・勝負は12頭ぐらいまでの小頭数の準オープンみたいだ。
・肝は実質的には同じ馬券である小頭数の枠連と馬連のオッズを照らし合わせて、
 枠連の方の配当が明らかに高い買い目をかなり厚く買う。
・枠連と馬連の歪みを発見できても本命馬絡みだと買うのを見送る。中穴一筋。
・買い目は極端に少ない


あらためて書いてみると理にかなっている買い方なのかな。ギャンブルも含む経済行為は何らかの歪みを発見した人が勝ち組になると某ビジネス書に書いてあったけど、それを地で逝っているような人でした。店長曰く、その人はコンスタントに黒字を続けているという、肖りたし、なむなむ。

○●スプリンターズS予想●○

2004年10月02日 | 馬券予想
競馬ブックの血統アカデミー山口先生の外国馬の血統への貶し方が面白く、ココで紹介しようと思いつつ日にちが経ってしまいました。内国産馬には色々しがらみがあって書きたいことも書けないことが多いでしょうから、鬱憤晴らしでしょうか。特に英国参戦馬は「血統もしょぼいし、こんな馬に日本のG1で勝負になるわけねぇよ」といいたそうですが、実際どのあたりまで頑張れるかは注目です。

んで、おいらの予想です。基本的に穴党なんですけど今回は種牡馬としての価値を高めるために、ウォーニング産駒のサニングデールに勝って欲しいです。カルストンライトオも良いのですけど、母系に俺の嫌いなカウアイキングが入っていますので。二番手評価はサクラとトウショウの美しき出会いが萌えるシーイズトウショウかな。あとはG1、2勝に敬意を表してデュランダル(名前がカコイイ) 招待馬で来るとしたら、人気以上に走ることの多い香港馬を。

◎サニングデール
○シーイズトウショウ
▲デュランダル
△ケープオブグッドホープ

○●札幌2歳ステークス 予想●○

2004年10月02日 | 馬券予想
珍しく本業が多忙だったせいと、外国馬の血統を閲する方が楽しく、
例年は注目レースなんですけど、予想には力が入りません。

穴馬券党としてはいつものように強引に屁理屈で人気馬に難癖をつけます。

Xダンツキッチョウ

母の代表産駒にサマニベッピンがいるが(父ノーザンテースト)、それ以外はサンデーサイレンスを中心に名種牡馬を配合されているが今二つ結果が出ていない。母は1983年生まれの高齢馬。ダイワエルシエーロとかアズマサンダース・キョウワスプレンダが最近出たとはいえ、長らくサンデーサイレンスxトゥルビヨン系はアンチニックスといわれていた。ココは危ない人気馬と判断して切ります。

×マイネルアドホック

イングランディーレとほぼ同じ配合。長距離の晩成馬の血統で2歳でココまで走るのだから、潜在能力は高そうだ。しかし、マイネルのクラシック候補生はこんな時期にポンポンと三連賞するようだとかえって将来が危うい(ような気がする)競馬ブックによると、調教課程に不満が残るものらしく、ラフィアンの馬らしく、既に燃え尽きてしまった印象も・・・

んで予想

◎グランプリペガサス

前走の凡走で人気を落とすであろうから、馬券的に妙味がある。しかしボトムにハイペリオンが少なすぎて、距離延長は必ずしも歓迎しないのではないか。日本においては母父ウォーニングは短距離血統ですし。買う要素は「マッチェム萌え」←こればっかりw

○セイウンビバーチェ

母父Relaunchだ。それだけで指名(汗) 如何にも米国産な血統で1800は長いように見える。ミスプロのインブリードがありますが、中島理論的には消えてます(笑)

▲ストーミーカフェ

父アドマイヤベガがSS後継の有力馬になれるか、このレースである程度判断できそう。パキパキの同系交配で、こういう血統の馬は騎手の腕も問われるところ。まぁ四位騎手なら上手く乗ってくるでしょう

買い目は上記3頭の単複をちょっぴり買います。



【レース後追記】
私のへたれ予想としては上出来ですね。「単複を3頭買うのは頭悪そうだ」と思い直して、上記の3頭ボックスで回収率0です(爆)ありがちな1着・3着でした。

ハルウララ騒動 馬主側の反論

2004年10月01日 | 地方競馬
安西美穂子氏

白井透氏 ハルウララ日記

安西氏の反論はそれなりに論理的で、読み手側の気持ちを逆なでしないように気遣った箇所もあります。それなりの処世術は、文筆で生き延びてきた人間のしたたかさでしょう。しかし、どう言いつくろうと、調教師との合意がないままウララを強制連行した事実は覆らないと思います。精緻に読むとつじつまの合わない点が多々あると感じるのですが、まぁ個人的にはどうでもイイです。

それよりも何よりも驚いたのは血統界の重鎮である白井透氏です。
ハッキリいって思いっきり電波です。
読んでいて目眩がしました。ウララを繁殖にあげる件に関しては、どちらかといえば私も賛成ですが、駄馬の有名馬に毎年、名種牡馬を種付けするって・・・種付け料誰が払うのよ?