planetary days,

不惑とか嘘だよ。惑う惑う。ふらふらと。

ゲーム脳だ!

2005年11月10日 | (ノ゜∀゜)ノ
米国でAD(多動性注意欠陥障害)の子供に集中力をつけさせるため、TVゲームを使った作業療法が広がっているそうだ。
追加デバイスは、NASA謹製の脳波センサ。ヘルメット内のセンサを通じて、集中力・ストレスなどを検出し、集中するとレースゲームなら速度リミッタが上がり、アクションゲームならより高くジャンプできたりするらしい。
ストレスが高くなると、逆に制御不能になったり、振動でnotifyするのだそうだ。

我々の間で、レースゲームなら「神のラップ」「セナが降りてきた」と言うような向こう側の集中力というかトランス状態というか、そういうものを呼び込む「装置」として、実に興味深い。

もうひとつ興味深いのは、森昭雄教授がこれを見てなんと言うかですな。もっとも、α波が多く出ている=集中している、という研究者でなくとも知っているぐらい比較的一般化している定説も無視する人なので、米国ではゲームを使ったロボトミー化をやっている、ぐらいの事は言いかねないと危惧したり。
ああ、もちろん、ゲームの暴力肯定表現が児童に与える影響や、自律的にプレイ時間をコントロールできない人たちの心の問題は、全然別の話ですよね。ゲームをやりすぎたからではなく、そういうゲームを与えるような家庭環境の問題や、他人とかかわらないで済むからゲームをやっているという因果の逆転があるわけで。と、素人は思うんですがね。
ひょっとしたら、集中力が上がりやすい人は痴呆化しやすいのかな。パチンコ・スロットで集中力を高めてきた団塊世代のオヤジも、よく電車内の若者や駅員や店員にキレますものね
コメント
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