日本で、小麦粉使うなら
国産小麦にしようと思っていたけど、それだけでは健康は守れない。
何なんでしょうね、この国は??😢
〜以下、FBより転載〜
🔵「国産小麦粉」と書かれていれば本当に安心?
100%国産小麦でなくても最も重量割合が多ければ国産と表示できる驚きの事実!
最近、スーパーやホームセンター、ディスカウントストアなどで、食品表示に変化が起こっているのをご存知ですか?
特に、原材料名の欄に「~産」と書かれていることが多くなったのに気づいている方も少なくないと思います。
その中でも、「国産」という表示には気をつける必要がありそうです。
私も「国産」という言葉には敏感で、特に肉類などは国産のものを選んで購入することがあります。「国産ということは、日本で生産された食品だから安心安全だ」と。
ところが、その「国産」表示にも注意しなければならない時代がやってきました。
農林水産省は、平成29年(2017年)9月から食品表示基準を改正し、国内で作られたすべての加工食品に対して、原料原産地表示を行うことを義務づけました。
経過措置期間は令和4年(2022年)3月までで、それまでの間に、食品事業者は新たな原料原産地表示に対応しなければなりません。
今回は、日常的に食べている”国内加工食品”の代表格である小麦粉について、食品表示のトリックとその裏側について調べてみました。
■国産小麦と外国産小麦の使用量の違い
現在日本では、年間合計約600万トンの小麦が使用されています。
そのうち、国内産小麦の使用は約80万トン、残りの約520万トンは輸入された外国産の小麦を使用しています。
全体の約13%である約80万トンの国内産小麦は、民間流通として直接製粉企業に販売され、小麦粉に加工されます。
ところが、残りの約87%の外国産の小麦は国によって輸入され、農水省の管理の下製粉企業に販売され、加工または備蓄されます。
製粉企業によって生産された小麦粉は、製パン企業、製めん企業、製菓企業、スーパーなどに卸され、そこで加工されて製品となったものを私たち消費者は購入しています。
この製粉から流通の過程で行われていることを知ると、驚くべきことがわかります。
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“小麦粉”はあくまでも工業品で、そのため小麦のその年の収穫量や質に左右されず、
常に安定した品質を要求されているため、外国産の小麦の配合はやむを得ないということが説明されています。
そして、消費社会のニーズに応える量と質の小麦粉を生産するためには、外国からの大量の輸入が必要だというわけです。
これは、製粉企業において、定常的に国内産の小麦と外国産の小麦の配合が行われているということを意味しています。
では、なぜ外国産の小麦が配合されることが心配なのでしょうか?
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ところで、そういったルールを踏まえてよく考えてみると、小麦粉の原料原産地表示の落とし穴が見えてきます。
つまり、国産小麦が100%でなくても、重量割合で最も多く使用されていれば、例Bのように「小麦(国産)」と表記することが出来るわけです。
他にどの国の小麦が何種類配合されていても、表記をする必要はありません。
このことを知らずにこの表記を見ると、「国産小麦を100%使っているんだ」と勘違いしてしまうかもしれません。
衝撃的な事実ですが、ここに改訂後の原料原産地表示制度のからくりがあります。
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「国産小麦」と表示されているのに、その実態は、外国産小麦を配合して生産された小麦粉であるかもしれない。
その理由には、国内産小麦の供給と品質の不安定さ、外国からの輸入量の多さと小麦粉の工業品としての安定性の希求といった複雑な事情がありました。
手頃な価格帯で販売されているこれらの小麦粉は、近所のスーパーなどで大量に販売されているため、手に入れやすいなどのメリットがあるのも事実です。
ですが、もう一度考えてみたいところです。
日本では、小麦栽培にグリホサートの使用は認められていません。
海外では大量生産の収穫作業の効率化のために、収穫の直前にグリホサートを散布するプレハーベスト処理が公に認められている国があります。
このため、収穫された小麦に高いグリホサート検出率が認められ、問題になっている国もあります。
色々な考え方があると思いますが、この二点だけは事実です。
残留農薬の問題にどれだけ敏感になるか。神経質になり過ぎるのも問題かもしれません。
ですが、表示のトリックによって、販売されている小麦粉の中に実際はどれだけの外国産小麦が使用されているのか、消費者側からは判別が難しい以上、一度立ち止まって考えてみる必要はありそうです。
そして、これは私たち自身と私たちの家族の健康に繋がる問題です。
ぜひ皆さんも小麦粉を購入される際には最新の情報を活用し、慎重に検討してくださいね。
引用
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