ペピカ松戸どうぶつ病院 <pepica family>

総合ペットショップを併設した、どうぶつ病院です。

小動物も診察してます!

2022-02-09 09:48:21 | 松戸どうぶつ病院からのお知らせ

こんにちは、渡邉です。

今回は「小動物も手術する」をお届けします。

まずはジャンガリアンハムスターのスイちゃん。

右後肢の内側に大きな腫瘍が出来てしまいました。ピーナッツ位の大きさです。

小動物の手術は、犬や猫と違い呼吸を確保する気管チューブという管を挿管する事が出来ません。

当院お手製の酸素マスクを着け、しっかりと呼吸管理をする獣医師を置き、守谷院長が執刀しました。

身体に付いている銀のクリップで心臓の音(心拍)を確認し、呼吸はしっかりしているか目視します。

そうして無事に腫瘍は摘出、傷を縫合して手術は終了となりました。

麻酔から目を覚まし、毛ずくろいするスイちゃん。

舐め齧って、縫合した糸を噛み切られてはいけないとお手製のエリザベスカラーをつけました。

とてもご不満そうな表情・・・ ハムスターにエリザベスカラーを付けたままにするのは首がない(くびれていない)ので中々難しい  

何回も自分で取ってはスタッフに付けられて・・を繰り返してました

お次は手術日は別日ですが、ファンシーラットのスザクくん。腫瘍が出来てしまい、摘出手術を受けました。

手術前の寝ていた所を撮影したので眠そうなスザクくん。

腫瘍はお腹側に出来ていました。

ぽっこりと大きいですね。36mm程です。

ハムスターの手術と同様、心電図モニターや酸素マスクをつけいざ摘出手術。

無事成功!

(生々しい写真、苦手な方 ごめんなさい。

手術を終えたスザクくんは完全に麻酔から覚めていないのもあり、時折動くものの基本は寝ていました。

傷口の経過が良好であれば次に来院するのは1週間後になり、傷の具合をみながら抜糸という流れになります。

2匹とも、身体は小さいながらも手術を頑張ってくれました。

皆様も、小さな家族に心配な点・疑問などありましたらご相談ください。

ただし、院長の守谷が診察しますので、出勤日をご確認の上、ご来院ください


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