松戸どうぶつ病院9月獣医師出勤票 となります。
ご確認の上ご予約またはご来院お願い致します。
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今回は当院で取り扱いのあるおすすめの商品をご紹介させて頂きます。
VET'S DOCTOR SPEC
◆犬・猫用歯ブラシ
歯周の状態に合わせて最適な歯ブラシをセレクト
愛犬・愛猫の歯周の状態に合わせて選べる「ラウンド」「ダブル」「超極細」の3タイプの毛先
日本の飼育犬の70%を占める10Kg以下の犬、又は猫のお口の大きさに適したコンパクトヘッド
握りやすいハンドル
■適応:犬猫用
■内容量:1本
■原産国:日本
■材質:柄/ポリプロピレン、毛/飽和ポリエステル樹脂
様々な状態に対応する様に、毛先の異なる3種類のタイプがあります。
当院では、歯石除去をして頂いた方に、お迎えの時に一本プレゼントさせて頂いています。
毛先が開いて来たら、新しい歯ブラシに買い替えましょう!
◆デンタルジェル
デンタルシートや歯ブラシに付けて使用します。
食べられる成分ですのですすぎは不要です。
安心してご使用になります!!
※メーカーHPより抜粋
◆デンタルシート
指に巻き付けて使用します。
歯を磨かれることに慣れていない子に!
歯ブラシを口に入れさせてくれない子に!
シートだけでもチキンと結果が出ますよ!
◆オーラルスプレー
口臭が気になる時に使用します。
抗菌作用のある、キトサンオリゴ糖がお口の環境を維持します。
■K-ブラッシュL
K-ブラッシュLは、歯周ポケットの歯垢にも効果的で、口臭も抑えてくれます。
また、無臭で、甘みがあるのでおやつ感覚で使用出来ます。
ノズルがついていて口を開けてスプレーしなくていいので
お口を触られることが苦手なコにもオススメです。
歯ブラシでの歯磨きが出来なくてデンタルケアを諦めている方は是非一度お試しください。
使い続ける事で歯石の軽減にも効果があるようです。
【製品特徴】
国産ホタテの貝殻の粉末を使用した、犬・猫の口腔内の健康をサポートする製品です。
この粉末は強いアルカリを示しpH12.0以上あります。
強い除菌・消臭作用があり、口腔内の嫌気性細菌から犬・猫を守ります。
容器にノズルが付いているタイプ。
まだまだ、ご紹介したい商品もありますが次にまたご紹介させて頂きます。
私たち人間は、自分で判断して歯磨きをしたり、歯医者に行ったりできます。
しかし、動物たちは出来ませんよね。
毎日歯を磨く我々でも、歯石がついてしまったり、歯周病になったりと...
色々あります。
「ちょっと歯が痛いんだけどさ~、病院連れていってくれない?」なんてしゃべれれば良いんですが。
飼い主が日頃から気にかけて気づいてあげないとですよね。
まだ年齢も若くて、やっと永久歯が生え揃ってきたというコ達は、これからいかに綺麗な歯を維持できるか、既に歯石が付いているコ達は、全身麻酔をかけて歯石除去を行い、歯を綺麗にしましょう。
それから、その後のケアをしっかり出来るかという事を考えてあげなければなりません。
お口の中をキレイに保つ事で健康へと繋がり、少しでも一緒に過ごせるのなら、愛犬・愛猫の為、しいては自分の幸せ時間の為になるのではないかと思っています。
【歯石を取る!!】
では、実際に歯石を取る施術となると、どのような準備をしてどのような作業となるのか?
実際の施術画像とともに見ていきましょう。
歯石除去を行場合は、当日朝から「絶食・絶水」状態で来院して頂きます。
歯石除去は、全身麻酔を必要とするので、術前の血液検査も行います。
術前検査で問題が無ければ、処置室に入り前肢に血管確保のチューブを入れ麻酔注射を投入します。
力が抜けてきたら横に寝せて気道の確保へ
気管チューブを通して、吸入麻酔薬と酸素を送ります。
麻酔がしっかりと効き始めましたら歯石除去を開始致します。
先端部分にはいくつか種類がありますが、主に使用するのは
下の写真の2種類となります。
超音波スケーリングが終了したら、ポリッシング(研磨剤を使い、歯の表面を磨く事)をします。
表面を滑らかに磨くことで、歯石を付きにくくします。
ポリッシングの先端の素材はゴムです。
ここに「粗研磨剤」をつけてポリッシングします。(※写真右 アドネストコース)
次に「仕上げ研磨剤」を付けてポリッシング(※写真左 アドネストファイン)
この研磨剤には香料がついていて処置後のお口はライチとピーチの爽やかな香りが広がります。
皆さん、どうですか?
歯石も除去されて、すっきりですね。
歯石取りを行ったことのある方ならわかると思いますが、麻酔はしませんが
同様の流れで歯石を除去し最後に研磨剤で磨き上げる同工程を行っています。
歯石が蓄積すると歯肉に食い込んでいき歯周ポケットを作ります。
歯周ポケットに細菌が入り込み、そこから炎症が始まり歯肉炎になります。
この子の場合、歯周病から歯肉が赤く下がっているのが見られます。
本来は歯肉に隠れている歯の根元が顔を出しているのです。
これ以上歯肉炎を悪化させないためにも、日々きちんとケアしていく必要があります。
さて、次回は当院での取り扱いのあるケア商品をご紹介させて頂きます