■『完全ファイル UFO&プラズマ兵器』飛鳥昭雄(著)徳間書店
「第六部 プラズマが関与する超常現象とグレイの謎」より抜粋紹介
●プラズマ兵器体系 / 無実体プラズマ兵器システム
プラズマ兵器は1種類ではない。その違いも、大砲と小銃の違いというレベルではなく、原理を共有するものでありながらまったく別の兵器システムなのだ。これまでも述べてきたように、電波や中性子粒子線の交差で発生させるプラズマを使い、目標物の機能停止あるいは破壊する兵器を「無実体プラズマ兵器システム(プラズナー1)」という。
その実験施設として使われているのが、ネバダ州の「エリア51」で、一時期、毎週水曜日の夜に行われていたUFO実験は、超高熱プラズマを空中に発生させ、交差ポイントの移動とともに、空中を自由に移動させるものだった。基本的にプラズマを発生させる照射装置は3基を原則とし、うち1基は事故に備える安全措置の意味を持つ。
拡散性のある電波は、衛星通信と同じリレーシステムで目的地上空に送られ、そこで交差させて超高熱プラズマを発生させる。それに複数以上のパラボラアンテナを並べた軍事衛星を用いれば、広域範囲の攻撃に適した兵器システムとなり、軍事施設群を瞬時に消減させたり、広域戦闘行動中の敵戦闘車両群と兵団を消去する場合に用いられる。
収束性のある中性子粒子線は、プラズマのピンポイント攻撃を可能にした。中性子粒子線をリレーする場合は、最小で直径30センチほどの小型の鏡を持つミラー衛星が使われ、特定の目標物だけを焼き滅ぼしたり、要人だけを消す場合に用いられる。
小型化された無実体プラズマ兵器も存在する。ロケットランチャーやバズーカ砲サイズの携帯用プラズマ兵器で、大規模システムが使えない狭い戦闘区域内で使用される。さらに、電力を極カ抑えた「パルス・アタック・システム」の戦闘車両も開発され、周囲の敵兵士の体内にプラズマをパルス的に撃ちこみ、超高熱でショック死させる。
プラズマは高熱化するほど、赤、オレンジ、黄、青、白へと変化し、目視できるようになっていくが、人体温度のプラズマでは目視できない。それを低熱プラズマといい、コンピュータに接近させるだけで電予回路を破壊し、人体の自律神経を麻痺させることができる。戦闘意欲を失わせ、呼吸困難に陥らせることも可能なのだ。このように、摂氏4000~2万度の超高熱プラズマから、人体温度の低熱プラズマまで、戦略用途に応じて自由にコントロールすることができるのが無実体プラズマ兵器の特徴である。
さらに、プラズマには「透過性」があるので、厚さ10メートルのコンクリ一ト壁や、地下数十メートルの核シェルターの中にいても攻撃から逃れられない。水中プラズマなら、宇宙空間から潜水艦を破壊したり、逆に潜水艦から海上艦船、あるいは対潜水艦攻撃にも応用できる。さらにプラズマはレーダーに感知されるため、敵のレーダーサイトを撹乱することができる。
★筆者注:
深海に潜航している潜水艦は、攻撃のために水中で魚雷発射管やミサイルハッチを開くと、巨大な水圧で艦が押しつぶされてしまう。従って深海から海上の艦船を攻撃したり、同じく深海の敵潜水艦を攻撃することが出来なかった。また深海に潜む潜水艦に対しての有効な攻撃法は核魚雷か核爆雷しかなかった。水中プラズマ兵器は戦争における従来の戦略・戦術を根底から覆してしまうのだ。過去ログでご紹介した湾岸戦争に使用されたと思われるプラズマ兵器はこのプラズナー1である。
●世界に迫る恐怖時代
「第二部 シークレット・ガバメントの最終兵器(プラズナー)の完成」より抜粋紹介
(前略)
すでにアメリカは大型プラズマ兵器におけるピンポイント・アタックが可能な段階に達しているという事実である。これは、地球上空に浮かぶ軍事衛星が存在して初めて実戦で使える技術で、「SDI」がプラズマ兵器体系の重要な部分を占めているのが、この事件でも分かる。この技術がさらに進歩すると、一定した同高度の飛行コースをとる飛行機や、決まった道路上を移動する自動車、急な進路変更がとれない船舶などの比較的狙いやすい目標物だけでなく、複雑な動き方をする小さな目標物にも対応できるようになる。
(中略)
ピンポイント攻撃はほかの兵器にも応用されている。湾岸戦争で初めて登場した「F117Aステルス戦闘機」から落とされた爆弾が、イラクの軍事施設に向けて正確に着弾したビデオ映像は記憶に新しい。
『USニューズ&ワールド・リポート』誌の調査によると、目標物に爆弾を命中させるためには、「第二次世界大戦」のB17爆撃機なら、4500回もの出撃回数と9000発もの投下爆弾数邦必要で、「ベトナム戦争」のF-105戦闘機なら、95回の出撃回数と190発もの投下爆弾数が必要だという。それが、湾岸戦争以降は、ステルス戦闘機の1回の出撃と1発の爆弾投下だけで目標物に命中できるまでになっている。ベトナム戦争時の95倍、第二次世界大戦時の4500倍にまで命中瀞度が高まっているのは、ピンポイント・アタック技術が進展したからだ。
現在、ピンポイント・アタックの技術は、道路を歩く人問ばかりか、カゴの中の小鳥を狙うレベルにまで達している。高層ビルや地下室、複雑な構造の地下通路を歩く目標 (人問)を一撃で殺傷することもできるという。この攻撃は、「SCA(立体的透視攻撃)」と呼ばれ、超精度の性能を持つ精巧な赤外線探知センサーと、地下資源探査用に開発された「SAR(合成開口レーダー)」改良型が、地下の構造物を地下深度ごとにスキャンし、その膨大な情報をスーパーコンピュータが瞬時に高速処理、三次元の立体映像として処理しながらMAP化することで可能になる。
アメリカの戦略防衛構想が軌道に乗り、真のSDI (プラズマ兵器体系)の各役割を分担する、1000個の軍事衛星が世界の空を覆う段階に達すると、世界中の誰であろうと、プラズナーから逃れることはできない。これが、エドワードテラーが考案した大量殺戮兵器の全貌であり、シークレット・ガバメントが世界制覇で使うプラズマ兵器体系の正体である。だからこそレーガン大統領はシークレット・ガバメントと軍の意思に従い、議会がどれだけ反村しようとSDIの平和的側面だけを強調しながら莫大な予算を捻出したのである。
『続く』
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