冥土院日本(MADE IN NIPPON)

⑥エイリアン帰還阻止計画

★前回の続きです。


(日本にも現れた、失われた10支族??)

●帰還するイスラエル10支族

(本文)
イスラエルの失われた10支族は、なぜ地上に戻ってくるのだろうか? 『聖書』にあるとおり、イスラエルの集合預言が記されてあるからにほかならない。イスラエルの家(ヤコブの子孫=セムの直系)に属する者たちは、世界が減び去る前に、ふたたび地上に戻らなければならない義務を負っている。いい換えれば、『聖書外典』にあるように、絶対神ヤハウェ(エホバ)の庇護のもとで、本来のヘブライ人としての信仰を貫きたい者がアルザルに入ったことになる。その絶対的平和の中で彼らは信仰を貫きながら、独自の科学文明を築き上げたと思われる。

その集大成がハイテクを満載したUFOなのだ。彼らは、戦争を放棄した日本と西ドイツが一気に世界のトップレベルにのし上がったように、2000年以上の長い年月にわたる戦争放棄で、地上では成し得ないほど凄まじい科学力を身につけた。彼らはいつでも戦える能力を持つにもかかわらず、それを使わないだけなのだ。

絶対神ヤハウェから与えられた「十戒」はあまりにも有名だが、神への敬愛、父母への敬愛、殺人の禁止、姦淫の禁止など、高い道徳基準が設けられている。その信仰が高度な科学文明を手中にしながら、一度も地上を攻撃したり征服しようとしなかった最大の埋由であり、同時に高い文明の発達に伴う堕落の一面を防いだとも言える。

このイスラエルの10支族は、昔から地上を平和裏に訪れていたことが分かっている。1561年4月14日、スイスのヌレンベリル上空に出現した巨大な葉巻型母船(マザーシップ)から、無数の飛行物体が飛び出した記録が残されている。また、1897年3月7日、ユタ州『ソルトレイク・トリビューン』紙は、ロッキー山脈」上空の雲の中を行く巨大な船について掲載し、専門家によるコメントを載せている。




★『弘賢随筆』(国立公文書館所蔵)

【筆者注】江戸時代中期の国学者で時代考証家、兎園会の正会員でもあった屋代弘賢(やしろ・ひろかた1758~1841が記した『弘賢随筆』の挿絵。少し後の天保15年(1844)に出版された随筆集『梅の塵』梅乃舎主人(著)でも、享和3年3月24日の出来事として再録されている。


(本文)
そして彼らは日本にも現れている。享和3年(1803年)2月22日、常陸国(現在の茨城県)はらやどり浜沖合に、異様な金属船が漂流しているのが発見された。船頭が漕ぎ出し浜辺に引き上げて、大勢の人々が近づいて直接手に触れたり、内部を覗きこんだりしている。その船は、お椀を合わせたような円盤型で、四方にあるチャン(樹脂)で継ぎ目を固めた透明の窓から内部を見ると、髪の長い美しい人問が座っており、内部には見慣れぬ装飾が施されていたという。内部の壁に不思議な文字が刻まれ、テーブルの上には何か食べ物らしいものも載っている。

謎の人間は、箱のようなものを絶えず持ち、群衆を近寄らせなかったという。このことは、江戸時代の見聞集『兎園小説』の中の「うつろ船の蛮女」に詳細に記されてあり、『梅の塵』(天保年間)にも微妙な違いがあるが同様の記述が見られる。この怪事件を伝える瓦版も、最近、千葉県で発見され、当時は相当広く広まった事件だったことがうかがえる。




★千葉県で発見された瓦版(船橋西図書館所蔵)

【筆者注】目撃談が、円盤船の乗員を「美しい人間」と表現しているところに着目したい。乗員の容貌が白人の風貌であれば「紅毛碧眼」などの表現がされていたであろうし、まさに日本人が違和感を持たない、モンゴロイド系の顔をしていたということになる。記録によれば、「円盤船は高さ約二間(360cm)、幅は約三間(540cm)舟の中には一人の婦人が乗っていて、年齢は二十歳くらい。身長およそ5尺(150cm)肌の白さは雪のようで、黒髪を長く後ろに垂らし、顔は言いようもない位美しかった。身につけている着衣は見たこともない服で、織物の種類は分からない。言葉は全く通じなかった」とある。
 

(本文)
瓦版によると、円盤船が漂着したのは、茨城県鹿島郡京舎ヶ浜と記されているが、当時は地元でも場所の名が複数以上あるのは当たり前で、今も大阪駅を梅田駅と呼ぶのと同じである。重要なのは、江戸時代に金属製の円盤船は、世界中のどこにも存在していなかったという事実だ。おまけに記述を見る限り、円盤船の推進装置なるものは一切見受けられない。韓国には、秀吉軍を打ち破った、巨大な亀型の軍用船があったが、左右に多数のオールが突き出し、透明の窓もついていない。さらに、内部に刻まれていた文字は世界中のどこの文字でもない。作り話というにはあまりにも詳細な目撃報告で、現在のUFO目撃事件に匹敵するどころか、それを上回っている。

その円盤船の中にいた乗員に関しては、背丈や髪の色はまちまちだが、微妙な違いはあっても、乗員が、妖怪や天狗のような類ではなく、どの記述を見ても「美しい人問」と記されている。当時は、何か奇妙な出来事があれば、すぐに妖怪変化の仕業になる風潮があっただけに、人問に絞っている点が逆に信憑性がある。イスラエルの10支族は、帰還するための調査をしていたのだろうか?

 

次回へ続く


■『完全ファイル UFO&プラズマ兵器』飛鳥昭雄(著)徳間書店
第四部 エイリアン=イスラエルの失われた10支族の地球帰還より抜粋紹介 

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