街角やビルの中の占いコーナーも根強い人気がある。しかしこれらの鑑定内容はどのくらいの信頼度があるのだろうか。占いの信頼度をとやかく言うのもおかしな話だが、お遊びならともかく、この程度の占いで大切な人生を左右するのは止めたほうが賢明だろう。街角の占い師の中には宗教団体(既存宗教、新興宗教、カルトを問わず)の勧誘員が多いとも言われている。怪しげなものには近寄らないのが一番である。
占いは一種の理法であるから、誰でも一定の期間勉強すれば習得できる。しかし理法であるからこそ、自ずから鑑定内容には限界がある。その限界を超越するには占い師にも霊感が必要となる。占い師の資質とは理法の理論習得と実践を通じた経験、さらに卓越した霊感(霊能力)が必要とされるのだ。良く当たる占い師には必ず背後の霊的存在がある。この存在が正しきものか、邪なものなのかも見極めなくてはならない。邪な存在からの導きは最初は良くても、やがて人生を破滅させる事がある。これらの条件を満たす事が出来る占い師はごくわずかである。
占いといえば易聖と呼ばれた高島 嘉右衛門(たかしま かえもん1832~1914)が著名である。彼は獄中で覚えた易で事業の卦を立て、大実業家となった。その占いは驚異的に良く当たり、政府の要人達が国家の運命を左右するような大事を嘉右衛門に占ってもらったと言う。嘉右衛門自身の述懐によれば、やはり占いは技術だけでなく最終的には神につながる霊能が必要であるそうだ。
彼は占いで事業を成功へと導いたが、「占いは売らない」とし、占い自体を商売にする事をきつく戒めたという。高島易断を自称する団体が多いが、これらのすべては嘉右衛門とは何のかかわりも無い。(前述の宗教団体も高島易断を騙っている)彼は横浜発展や社会事業に力を尽くし、巨万の私財を惜しげもなく投入した。横浜に残る高島町などの地名は彼の功績を称えて名づけられたものである。「天から得た富は社会に還す」を実践した訳である。このような人物であったからこそ易の神は彼に力を与えたのであろう。
占い師も生活者であるので、多少の報酬は受け取らなければならないのであろうが、占いの基本は人助けの精神が大切である。法外な鑑定料を要求する占い師は、どこかおかしいと考えたほうが良い。最近テレビ番組から降板させられた占い師などは鑑定料、数百万円が相場と言われている。こういう強欲な人物達には邪な存在が憑いていると思ってまず間違いなかろう。その証拠は明白である。その占い師の態度が傲慢、下品であることだ。
真にスピリチャルな人というのは身分、職業、年齢に関係なく、常に謙虚さが漂うものである。
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