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大いなる秘密を抹殺したライス?

2003年3月、米英軍イラク侵攻のニュースは米英側のメディアによって世界中に報道された。戦時下報道はプロパガンダに利用され、意図的な捏造が伴うのは常であり、ニュースの内容を鵜呑みにするのは危険である。これは湾岸戦争の報道で我々が得た教訓であった。例えばイラク戦争におけるバグダッド陥落の象徴的な出来事とされた、フセインの銅像をイラク民衆が引き倒したニュースは、実は米軍とアンチフセイン派が仕掛けた、やらせ報道であり、あの銅像もフセインではなく、イラクの著名な作家の銅像であったことが最近判明している。

そのような状況下でバクダット陥落時に「イラク国立博物館」の貴重な展示品が市民による略奪にあったという事件が放送された。私も偶然この番組を見た。しかし、これが単なる火事場泥棒のニュースではないことくらいは容易に理解できた。しかも戦時報道の1トピックとしてではなく、わざわざ1時間枠の特別番組として流されたことについて、何か裏があるなとは推察できても、この報道の米国側の真意は理解できなかった。

その事件の顛末についてはこの事件後、実際にイラクで文化被害調査にあたった、国士舘大学イラク古代文化研究所・所長・教授 松本 健氏の現地レポート記事が事件の状況を良く伝えているので引用掲載させていただくことにする。

【知の宝箱】イラク戦争と文化遺産を考える 2005/7/15より

◇イラク戦争勃発
2003年3月20日に米英軍がバグダッドにミサイル攻撃をすると同時に、イラク戦争が勃発した。多くの人々の戦争反対の中で、強引に押し進められた戦争であったが、結果はあっけなく4月10日にはバグダッドは陥落した。
そのバグダッドが陥落してすぐのことだった。テレビでイラク国立博物館から17万点にも上るメソポタミア文明の至宝が略奪されたとの報道があり、続いて館内の略奪者を大声で追い払う女性館員、略奪されて泣いて悔しがる男性館員が映し出された。何で自分たちの文化遺産を略奪するのか?愕然とし、力も抜けた。
(中略)

◇イラク国立博物館
国立博物館では、博物館長によって博物館内の展示室、保存修復室、収蔵庫などを案内していただいた。重要な展示物に関しては戦争前に幾つか避難させたとのことであった。それでも、イラク国立博物館から総計13475点略奪された。救いはその中から後に総計3411点返還されたことである。いまなお盗掘されたものを含めると15000点が以上は略奪を受けている。その中で30点著名なものが公表された。ウルクの大杯、ニムルドの象牙品等である。
その略奪は一般の人々によるものと、博物館内部や遺物の価値を熟知している者の仕業とがあるのだ。その他の地方の博物館ではすでに湾岸戦争直後にも略奪された(計約4000点と言われている)こともあってほとんど閉鎖中であったが、北イラクのモースル博物館も5点の貴重な作品が略奪されていた。
(中略)

◇軍事基地になった遺跡群
メソポタミアの都市は古代から重要な軍事、政治、経済の拠点でもあり、今も継続して都市として繁栄している箇所は多い。その他の遺跡も軍事基地に使用される場合が多い。今回の戦争でも例えばイラク中部にある有名なバビロンはヘリポートもある米軍基地なのだ。兵士の出入りも多い。また南イラクにあるジッグラトで有名なウルは近くの空港も含めた広大な米軍基地となり、物資の輸送が盛んに行われている。我々もその中に入ることは許されず幾十にも巡らされた金柵の遠くにジッグラトの無事を望遠レンズで見るだけであった。また我々国士舘大学が発掘調査をしていたバグダッドの南約100キロに位置するキシュは何と米軍の通信基地となっており、ジッグラトの頂上に機関砲を備え米軍が警備をしていた。我々ユネスコのチームが柵に達すると直ちにジープに乗った米軍が現れて、いろいろと質問された挙げ句にカメラを取り上げられ、本部に来いとのことで連行された。その時その若い兵士に質問してみた、「あなた方はここが遺跡だということをご存知ですか?」と「そんなものは知らない」との返事であった。  我々の車に大きく書いてあった「UNESCO」も知らないようであった。これが戦争、また兵士の実態であった。

(引用終了)

さて、イラク侵攻から数年が経過した頃、インターネットなどでアメリカのイラク侵攻の別の理由が取りざたされ始めた。コンドリー・ライスは霊能者であり、彼女の提案・指揮の元にイラク侵攻が行われ、占領下のイラクから人類の秘密情報を持ちだしたか破壊した。といった類のものであった。このとき以前読んだデーヴィッド・アイクの「大いなる秘密」をふと思い出した。そしてひとつの仮説が浮かび上がってきた。

イラクはまさに古代メソポタミア文明発祥の地であり、遺伝子操作して現在の人類を創生し、シュメールの神々として君臨したアヌンナキの本拠地でもあった。メソポタミア文明を詳査すれば、人類の真の歴史と、六千年に渡って人類をコントロールし欺き続けてきた、バビロニアン・ブラザーフッドの実態と陰謀が明らかになることは明白である。しかしながら欧米の考古学界はこれらの文明研究を認めようとしなかった。過去から現在に至るまで完全にメソポタミア文明無視の態度を続けることによって、証拠の秘匿に努めて来た訳である。

しかしデニケン、シッチンなど、近年の勇気ある研究者達による研究成果の発表やデーヴィッド・アイクなどの魂の覚醒者たちによってその秘密が明らかにされてはじめた。911事件を契機として、世界的に広がり始めた「大いなる秘密」の真相究明のムーブメントに焦りを感じたバビロニアン・ブラザーフッド達が戦争を引き起こして、証拠隠滅を謀ったとみるのは、現実味の薄い話ではない。

博物館の所蔵品略奪は米軍と内応者との共同謀議によって行われたふしがある。重要な出土品は内部事情に詳しいものが直前に運び出し、任務が完了したあとに一般民衆を扇動して自由に略奪を行わせた。民衆による博物館略奪のTV報道は陽動作戦の一環であったわけである。

重要遺跡はミサイルのピンポイント攻撃によって再現不可能までに粉々に破壊する。また多くの証拠物件が埋もれている未発掘の遺跡は、米軍が基地として接収し、部外者の一切の立ち入りを禁止する。その間に遺跡に埋もれた証拠となる物を掘り出し、軍用機を使用してイラク国外に持ち出すことは容易な技といえるのである。

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りお
Conspiracy Researchers
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