前回の続きです。
※この回からご覧の方は過去記事『アメリカの置き土産 トロイの木馬(在日朝鮮人)』からお読みください。
これからは私の妄想ですのでくれぐれも本気になさらないでください。
■某社宣伝作戦会議議事録テープより
D: いやぁ今回の企画は何度見ても実に素晴らしいですね。
一見すれば普通の宣伝広告に、もうひとつのメッセージが隠されているなど、お人よしの日本人には分からないでしょう。そのメッセージは在日同胞にも半島の同胞には拍手喝采で迎えられる。こんな胸のすく思いは久しぶりです。
私たち在日は僑胞(きょっぽ)と呼ばれて全羅道、済州島出身者以下の扱いですからね。初めて韓国を訪れた時にはまるで外国人扱い。入国審査官から『半チョッパり』と大声で言われたり。あの扱いにはへこみました。ですから今回のこの仕掛けで私達の思いが祖国に伝わるかと思うと・・・
A: あまり感傷的になるのはやめなさい。私は愛国心からこの計画を始めるのではない。意地を見せたいのだ。なぜあの国では僑胞と言って在日を蔑むか分かっているのか。
在日一世は太平洋戦争後に密入国してきたものばかりだ。特に朝鮮戦争時は多かった。だから我々は国を捨てた裏切り者としか思っていない。だから蔑まれるのだ。ビジネスには国境も国籍もない。私は必要なら日本人にもアメリカ人にもなる。まあそんな事はどうでもいい。
D: ご報告があります。顧問弁護士に広告案やCMコンテを見せ裏メッセージについて検討してもらいましたが、法的には問題無いとのことです。
A: TV局のCM考査は大丈夫かね。
D: 考査や審査の基準でうるさいのは薬品や化粧品などの薬事法からみの広告など限られた商品やサービスに限られています。考査基準はザルですから。局によっては別に細かい内規を設けているところもあるかもしれませんが、今回のCMなら大丈夫です。
以前の考査基準はサラ金CMは全面禁止で、金融業の同胞達も困っていました。それがいつのまにか深夜の時間帯は良いことになり。不景気になってスポンサーが減るとプライムタイムでもO.Kになりました。
これだけの出広量があれば文句のつけようが無いでしょう。奴等も金には弱いんですね。(笑い)
A: ところで、私が言うのも何だが、白戸家を白丁(パクチョン)家にしてホワイティ家族。奥さんと娘がチマチョゴリを着ていたらどういう事になるだろうかな。
D: 恐ろしい事をおっしゃいますね。
総連とか民団の抗議団が連日TV局と会社に押し寄せ、数ヶ月はまったく仕事にならないでしょう。下手をすれば政府も乗り出してきて外交問題にも成りかねません。
A: そうだな。
D: 昔TV局のアナウンサーが南北問題を南北朝鮮問題と単に読み違えただけでも、執拗に抗議しましたからね。TV局は我々の長年に渡る抗議に恐れをなして、無試験の在日特別入社枠を設けるという和解条件を出してきました。思う壺です。お陰で、今ではTV局の廊下を同胞達が闊歩しています。
TVの連中が一番恐れているのはうるさい視聴者からの抗議です。普段はエリートぶって高飛車な態度をとっていますが、喧嘩となるとまるで下手糞ですね。一方的な言いがかりでもしっぽを巻いて逃げてしまいます。
A: でも局内には日本人もいるからな。中には我々の裏メッセージを見抜く頭のいい奴がいるかもしれんぞ。油断は禁物だ。
D: その時は局内の同胞がうまく処理しますよ。みんな結構出世していますから発言力もあります。それでも駄目ならミンス党の先生方に出張ってもらいます。後は代理店を通じて、スポットCM出広をドンと増やすからと言えば「シャンシャン」と手打ちですよ。
A: 分かった。ネットはどうだ。老人や女はあまりこの手の話題には興味がないから良しとして。ネトウヨや保守、嫌韓の連中はどうだ。
D: それこそ我々の得意技じゃありませんか。ブログ全削除や検索エンジンを操作すれば大丈夫です。業界には同胞の会社はたくさんあります。打つ手に不自由しません。後は無視です。下手に騒ぐと逆効果です。日本人は飽きっぽい民族ですからそのうちに忘れてしまいます。
D:そうだったな。
おっと大事な事を忘れていた。ご同業の大手二社が裏メッセージに気づいて何かしかけてくるような事はないかな。
A: それもご心配なく。今回のキャンペーンの実施代理店のD通には、D社やA社の重役たちの子弟を社員(コネ入社)として大勢人質にをとってますから、下手な事はできません。大丈夫です。
(ここで一旦録音は切れています)
続いての会話です。どうやら数年後の会議のようです。
A: いやいや白戸家のシリーズは大成功だったな。目標は達成。日本人にも大好評だし。「長年の胸のつかえが取れた」とそっと耳打ちしていく同胞も多いよ。もっとも裏メッセージが分からない3世4世もいるが。
B: 大統領も大変お喜びとか。
A: まあね。
この企画はまだ続けるつもりかね。
B: それとも新シリーズでいきますか。今度は豚のお父さんで家族は皆、何故か足袋を履いている。ナレーションが被ります。「新規ご契約で豚のお父さんのタビックスプレゼント」てなのは如何でしょう。
A:チョッパリか(笑い)
お父さんが豚では日本人も怒るだろう。
B:でも、ジブリの『紅の豚』は大人気でしたよ。『カッコいいとはオイラのことさ』ポルコのせりふが結構流行りました。アニメの裏メッセージを理解している日本人はいません。ジブリとタイアップすればまたまた大ヒットですよ。
A: カイ君も今や国民的アイドルだ。当分今のシリーズを続けよう。
B: 承知しました。
ミンス党も政権を取りましたし。我々の未来は磐石ですね・・・
A:それにしても
B:それにしても
A: 何だ?先に言いたまえ。
B: 白戸家企画がスタートしてから、偶然とはいえオバマが大統領になったのは尻が浮く程驚きました。
A:B:(二人同時に)
これがほんとの予想ガイ!!!(大笑い)
何故かここでテープは終わっています。
《完》
※白丁
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E4%B8%81
※チョッパリ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%AA
※ソフトバンクCM 白戸家シリーズは2007年より放映
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【今日のミコトノリ】
社長!新シリーズは猫でいきましょう。