前回の続きです。
※この回からご覧の方は過去記事『アメリカの置き土産 トロイの木馬(在日朝鮮人)』からお読みください。
これからは私の妄想です。くれぐれも本気になさらないでください。
■某社宣伝作戦会議議事録テープより
《前略》
A:今回のキャンペーンの目的は低迷するわが社の新規契約者を拡大し、業界シェア第一位を目指すことにある。
B:訴求ターゲットはどのあたりをお考えですか。
A:メインターゲットは在日同胞。それに・・・・。続いてサブターゲットは日本人だ。
そしてキーワードは家族だ。家族で入れば、様々なメリットを用意する。
B:なるほど在日同胞の数は凡そ90万人。しかも個人を狙うより家族加入を狙うわけですね。一気に新規契約が二倍、三倍となりますね。紹介特典とか通信料の同胞割引もお考えですか?
A:もちろんだ。ほかに良いアイデアがあったらどんどん提案してくれ。
目標達成の為に、在日同胞の心の琴線に触れると言うか民族意識を高揚させるものだ。一目見ただけでわが社のファンになってくれるCMを作りたい。
そして、日本人には好感をもって迎えられるCMだ。
B:えっ・・・(少し間があって) 二つの与件を解決するのは、かなり難しいのでは?。
A:それを考えるのが君たちの仕事だ。
とっぴなアイデアでもよい。今までに無い斬新なCMを考えて欲しい。
B:(しばし、沈黙)分かりました。考えてみます。日本人は良いとしてご同胞の心を捕らえる物は何でしょうか。ヒントとなるような物はありませんか。
A:そうだなぁ・・・例えば犬だ。犬の子だ。
B:3Bの犬ですか。確かにアテンションゲッターには最適ですが。
A:私の後輩にしては鈍いなぁ。私には良いアイデアがある。ちょっと耳を貸せ。
A:・・・・・・・・・・・・・
(以下声が低くて聞き取れず。)
以下の録音は数週間後のプレゼンテーションの模様です。
《前略》
B:こちらのプレゼンボードにご注目ください。CMに登場するファミリー、白戸家の人々です。コンセプトは想定外な家族です。想定外の家族が登場して、想定外の魅力にあふれた加入メリットを訴求します。
B:そしてファミリーの名前は白戸家。つまりホワイト家です。お父さんは白い犬。御社のコーポレートカラーの白というわけです。犬は3Bですからアテンションゲッターとしては最適です。それに美人の奥さん。これは人間です。
C::なるほど面白そうですね。しかしこういう設定は日本人に受け入れられるでしょうか。
B:日本人が好むCM傾向は理論よりも情緒性です。面白ければ違和感は無いと思います。
続けます。白戸家のお父さんの名前は白戸二郎。奥さんの名前は白戸マサコです。
A:何処かで聞いたような名前だな。まぁよい。続けてくれ給え。
B:白戸家には可愛い娘がいます。そして途中からお兄ちゃんが登場します。この息子は『想定ガイ』な息子なんです。ガイという英語にかけて、外人を起用します。
C::ホワイト家だけに白人の外人なーんちゃって(笑い)
B:ご明察。と言いたいところですが、我々もプロですからもう一捻りしてあります。
A:何だ?もったいぶらずにボードの上に貼ってある紙を早くはがして見せ給え。
B:実は黒人です。黒人の方が白人よりも、ビジュアル的にインパクトが有ります。お父さんのホワイト。息子はブラック。ホワイト&ブラックです。
そして与件にありましたアメリカの象徴。これがすなわち黒人です。黒人のほうがご同胞にはさらに受けが良いと思います。
A:なるほど!これは想定外だった。(笑い)
同胞は反米を好む。黒人を一番嫌うからね。君、さすがだねぇ。
B:アメリカであれば白い犬の息子が黒人などという表現は問題がありますが、日本ならば問題無いと考えます。
A:ところで白戸夫妻の名前だが。あれは白州二郎と白州正子を引っ掛けたものかね。
B:仰せの通りです。
A:我々の父親達が密航船で必死の思いで日本にやって来たのに、白州二郎はマッカーサーに我々を強制送還しろと告げ口をした憎い奴だ。おまけに白州正子の父親は華族で日帝の権化みたいな輩だ。これで半島にいる父親や在日一世たちも喜んでくれるだろう。我々は1000年経っても恨みを忘れない民族だからな。
B:白州二郎だと気づいても、そこまで察する日本人はほとんどいないと思われます。この企画は方々に裏メッセージを含んでいます。
A:感動した(何故か小泉調で)。
いや実に良くできている。ダブルミーニングどころか「一粒で二度も三度も美味しいアーモンドグリコ」みたいな企画だ。
C:お年が分かる懐かしいコピーですね
B:ところで・・・半島のご同胞に、このTVCMを提供番組と同時にリアルタイムで常時見せるかという与件の解決策が今一つうまく考えられません。インターネットでの配信方法も考えましたが、最近は番組著作権が厳しいので正攻法でやれば金がかかりますし、最適な方法が思いつかないのです。
A:ばかもん! 君は九州出身だろうが。プサン辺りでは九州のTV局の電波が届いておるわ。
昔から日本の番組を見ているぞ。そんな事も知らんのか。
B:それは承知しておりますが、ソウルまでは電波が届きません。
A:BSもCSもあるじゃないか。ソウルではみんな衛星放送で日本の番組を受信している。
金 正日にも我社CMを見せるんだ。北の連中は日本の番組が大好きだ。南も北もS・Bを売り込むのだ。タイム枠でもスポット枠でも良いから、じゃんじゃん衛星放送で出広したまえ。金は惜しまん。
(録音が切れました)
続きは次回で
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【今日のミコトノリ】
おいたをしてケージに。想定通りでした!