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ニューエイジ(精神世界)の落とし穴 ―偽りの霊性― その1

100年に一度の危機、未曾有の経済危機とかマスゴミが煽り立てる報道に、多くの人々が暗くて重い閉塞感にとらわれている。闇の支配勢力が何世紀にも渡って仕掛けてきた、政治、経済、そして宗教、科学、教育、報道などあらゆるシステムは完璧に稼動し、その価値感に完全洗脳された人々はシステムの呪縛から抜けきれず、先の見えない不安と恐怖におののいている。今私達がなすべき事は、彼らが仕掛けたシステムのからくりを認識した上で、巧妙に張り巡らされた既存システムのネットワークを否定し、真実に基づいた新しいシステムを構築していくことに他ならない。

一方、闇の勢力が仕掛けた罠は目に見える世界だけではない。見えない世界に仕掛けられた罠も冷静に見抜いていかなければならない。宇宙的な外的要因によって、20世紀から21世紀にかけて人類が霊性に目覚め、そのムーヴメントが全人類に拡大していく事は、闇の勢力も充分に認識していた。何故なら彼らの真の行動原理は、見えない世界にあったからである。(彼らの最終目的が富の収奪だけであるならば、ここまで残忍かつ冷酷にはなれないであろう)

人類が霊性に目覚め、見えない世界の真実を理解する事は、彼らにとって、彼らの存在と世界支配システムを揺るがす危険な事態であった。地球上の真の支配者にとって最も都合の悪い事は、人類が霊性に目覚め、封印された能力が開放されることによって自分達の正体を見破られることにあった。そこで彼らが考え出した方策は人類を偽りの霊性に教導し、精神的に去勢することであった。言い換えるなら霊性に目覚めようとする人々を彼らにとって無害化することにあった。

20世紀半ばに起こった新霊性運動(ニューエイジ運動)は闇の支配勢力が仕掛けた罠であった事は過去ログでも紹介した。その宣撫工作の指揮にあたったのはキッシンジャーであったという。ニューエイジ(精神世界)の思想には大きな陥穽がある。その危険性を的確に指摘した論文の一部を「呪いの研究 拡張する意識と霊性」からご紹介する。

著者「中村雅彦」氏は自称「拝み屋系心理学者」の超心理学を研究する心理学者である。超心理学は現在の科学においては異端とされる分野である。しかし現在の科学における異端と呼ばれる分野にこそ、闇の支配者層が最も恐れる真実が隠されているのである。本のタイトルこそおどろおどろしいが、内容は学術的である。興味をもたれた方は是非この本を読まれることを推奨する。

次回へ続く

呪いの研究-拡張する意識と霊性
中村 雅彦
トランスビュー

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